Amazon(アマゾン)11/27-12/1【ブラックフライデー&サイバーマンデー】



 1975年10月に アルバム 『 Come Taste the Band (カム・テイスト・ザ・バンド) 』 をリリースし,11月8日ハワイはホノルルのインターナショナル・センター・アリーナ公演を皮切りに,オセアニア・ツアー(11月13日ー12月1日),インドネシ・ツアー(12月4日ー5日),そして 3度目の来日が実現します.
 
 日本公演は,12月8日名古屋の名古屋市公会堂公演を皮切り,12月15日東京の日本武道館公演まで 都合 4公演 行われていますが,ギタリストの トミー・ボーリン(Tommy Bolin)が左手を寝違えたため(#) ボトルネック・ギターの演奏に終始するという不本意な結果に終わっており,ファンも含め不完全燃焼の感は否めない状況でした.

 翌年の1月14日から開始されたアメリカン・ツアー(1月14日ー3月4日)は問題無く終了するも,3月11日からの英国内ツアー(3月11日ー15日)は,マスコミやファンからに激しく叩かれ,やがて空中分解に至ります.

 (#) : 左手を寝違えたためと,当時はアナウンスされていましたが,実際は東南アジアで品質の悪いヘロインを注射したために,殆ど動かない状態だったと言われています.

 本ギフト・アイテムは 3度目の来日の最終公演である1975年12月15日の日本武道館公演のマルチカメラによるプロ・ショット映像を 収録した 『 Rises Over Japan : The Original Film Edition (Gift DVDR) 』 です.
 オフィシャルでは 『 Phoenix Rising (フェニックス・ライジング) 』 としてリリースされていたようですが,メーカー情報に触れられているようにオフィシャルとは異なる内容のようです.

 正直,メインとなる映像は,収録時間の関係で,特典映像と言うかボーナス映像が多い状況で,しかも トミー・ボーリン(Tommy Bolin)在籍時でも無いし,ディープ・パープル(Deep Purple)に留まらず,レインボー(Rainbow)まで収録されているという何とも言えないアイテムではあります(笑)
 因みにボーナス収録されている映像は昔からの定番映像なので,観られた方も多いのでは無いでしょうか.

 メーカー情報では
 『1975年12月15日、東京武道館でのライブをマルチカメラのプロショットで収録した映像がマスター・クオリティで登場です。
 1985年に市販ビデオソフトになった内容とは違い、元々のフィルムマスターに収録されていた通りの曲順(Smoke On The WaterではなくBurnでスタート。残りもラストのHighway Star以外全部違います。)で収録されており、なおかつ、市販ビデオではオフィシャルLP「Last Concert In Japan」の音源に歓声を被せてあったのですが、本盤はフィルムに収められていたリアルなライブ音源を収録しています。
 ちなみにここに収録されている音源はオリジナルで、オフィシャルライブ「This Time Around」とも別物です。まるで会場にマイクを立てて収録したような、ダイレクト感いっぱいの高音質ながら同時に空間性を感じさせるような生々しいサウンドで、太く勢いに満ちた音色で、75年パープルの魅力であるスケール感の大きな演奏を堪能することができます。
 更なるアドヴァンテージとして、これまでのヴァージョンは音と絵が微妙に合ってなかったのですが、本盤はバッチリ合っています。しかもオフィシャル未収のBurnのイントロでトミーが赤いライトに合わせて登場、くるくると回るかっこいいシーン、そしてHighway Starの終盤、客席からステージに駆け上がったヤンキー風の少年がグレンに抱きつき、即座に警備員に連れて行かれ、その後グレンがベースを放り投げるオフィシャル未収シーンが最高画質でバッチリ写っています!
 バンドのパフォーマンスの素晴らしさはここで説明不要ですが、Highway Starでステージまで観客が押し寄せ熱狂する様は「これが本当に日本か」と思わせる迫力ある映像を見ることができます。このヴァージョンは70年代から80年代前半にかけてフィルム・コンサートなどでファンにはお馴染みのものでしたが、遂に伝説のヴァージョンが最高クオリティで登場です。マスターフィルムを直落ししたとしか考えられない程に画質・音質最高で、これさえあればオフィシャルは全く不要の真の決定版です。
 なお、嬉しいボーナス映像も満載で、パープルの70年10月8日のパリでのテレビライブ、74年5月9日のロンドン公演でのBurn、更には近年登場し世界中のリッチーマニアを狂喜させた76年と77年の2種のレインボーのコペンハーゲンライブ(これのみオーディエンス・ショット)も合わせて収録。生々しくクリアーなショットでリッチー、ロニー、コージーの勇姿を拝める唯一無二の超必見映像です。まさにハード・ロック・ファン、一家に一枚の最強盤!パープル・ファンは勿論、70年代ロック・ファン必携の問答無用の最強版!

 ★beatleg誌 vol.99(2008年10月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
 1975年12月に行なわれた4期DEEP PURPLEの日本公演から最終日-12月15日、東京-日本武道館でのステージがプレスDVDでリリースされた。
 ファンならご存知の通り、この日のステージはオフィシャル・ビデオ『ライジズ・オーヴァー・ジャパン - ハイウェイ・スター』として日本ではリリースされていたが、現在、DVD化はおろかビデオも廃版となっている。そのステージがソフト化されたものとは異なるマスター映像からプレスDVDでリリースされたという快挙に、まず驚かされる。
 オフィシャル・ビデオでは、5曲が収録されているが曲順からしてバラバラであった。それでも4期DEEP PURPLEの貴重なステージ映像をファンはビデオが擦り切れるほど見たに違いない。今回、リリースされた映像は、収録曲こそ同じながら、曲順が当日のセット・リスト通りであり、オフィシャル・ビデオでは見ることの出来ないシーンを含んだ超アップ・グレード・ヴァージョンとなっている。しかも音声もオフィシャルとは異なり、撮影時のフィルムの音声がそのまま残され収録されている。
 この映像を見て、「ん? 見たことがあるぞ!」と思ったファンは、70年代から80年代にかけてレコード会社などにより開催されたフィルム・コンサート等で、この映像を見たことがあったからだろう。フィルム・コンサートではビデオ化されたものとは異なる、この映像が使われていたからだ。「BURN」のオープニング・シーンや「Highway Star」のエンディングでグレンがベースを投げるシーンなど、必見だ。細かいシーンの解説をするよりも、ファンならずとも是非、見て欲しいとしか言いようがない。ボーナス映像も、ボーナスと呼ぶには余りに豪華。特にRAINBOWの1976年と1977年の映像は短いながらも何度見てもいい。本編も含めて、貴重な映像集がDVDで保存出来るのだから、是非、売り切れる前に入手して欲しい。』

Rises Over Japan : The Original Film Edition (Gift DVDR)
 
 Live At Budokan,Tokyo,Japan 15th December 1975
 Bonus Features
   Deep Purple : Pop Deux
     Live At "Pop Deux",French TV,Paris,France 08th October 1970
   Deep Purple : London 1974
     Live At Hammersmith Odeon,London,UK 09th May 1974
   Rainbow : Copenhagen 1976
     Live At Tivoli Koncertsal,Copenhagen,Denmark 22nd September 1976 
   Rainbow - Copenhagen 1977
     Live At Falkoner Teatret,Copenhagen,Denmark 01st October 1977
 COLOUR NTSC Approx.83min.
 

   1. Introduction
   2. Burn
   3. Love Child
   3. Smoke On The Water
   4. You Keep On Moving
   5. Highway Star

 David Coverdale : Vocal
 Tommy Bolin : Guitar
 Glenn Hughes : Bass, Vocal
 Jon Lord : Keyboards
 Ian Paice : Drums

  [Bonus Features]
   [Pop Deux : 08th October 1970]
   1. Wring That Neck
   2. Mandrake Root

   [London 1974 : 09th May 1974]
   1. Intro.
   2. Burn

   [Copenhagen 1976 : 22nd September 1976]
   1. Intro.
   2. 16th Century Greensleeves 1
   3. 16th Century Greensleeves 2
   4. Catch The Rainbow 1
   5. Catch The Rainbow 2
   6. Guitar Crash
   7. Do You Close Your Eyes

   [Copenhagen 1977 : 01st October 1977]
   1. Intro.
   2. Over The Rainbow
   3. Kill The King 1
   4. Kill The King 2
   5. Mistreated
   6. Guitar Solo (Mistreated)
   7. 16th Century Greensleeves Intro.
   8. Guitar Solo (16th Century Greensleeves)
   9. Long Live Rock 'n' Roll
   10. Guitar Solo / Lazy
   11. Guitar Solo (Still I'm Sad)
   12. Guitar Crash (Do You Close Your Eyes)

 収録されている映像の一部
 
 ※) ほぼオフィシャルなので,削除する可能性が高いです(笑)

[参考]
 Phoenix Rising (フェニックス・ライジング) Trailer
 

 1975 Tour Dates
 November
  01 International Center Arena,Honolulu,Hawaii,USA
  13 Western Springs Stadium,Auckland,NEW ZEALAND
  17 Queen Elizabeth II Park,Christchurch,NEW ZEALAND
  19 Hordern Pavilion,Sydney,AUSTRALIA
  20 Hordern Pavilion,Sydney,AUSTRALIA
  21 Hordern Pavilion,Sydney,AUSTRALIA
  22 Milton Tennis Courts,Brisbane,AUSTRALIA
  25 Festival Hall,Melbourne,AUSTRALIA
  26 Festival Hall,Melbourne,AUSTRALIA
  27 Memorial Drive,Adelaide,AUSTRALIA

 December
  01 Perth Entertainment Centre,Perth,AUSTRALIA
  04 Senayan Sports Stadium,Jakarta,INDONESIA
  05 Senayan Sports Stadium,Jakarta,INDONESIA
  08 Nagoya Shi Kokaido Hall (Nagoya Civic Assembly Hall),Nagoya,JAPAN
  11 Osaka Kosei Nenkin Kaikan,Osaka,JAPAN
  12 Kyudenkinen Taiikukan (Gymnasium),Fukuoka,JAPAN
  15 Nihon Budokan Hall,Tokyo,JAPAN
  19 Un-Known Venue,Hong Kong,HONG KONG

 1976 Tour Dates
 January
  14 Cumberland County Memorial Arena,Fayetteville,NC,USA
  15 Capital Centre,Landover,MD,USA
  16 Civic Arena,Pittsburgh,PA,USA
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#2020-11-17