1月21日(金)は,先々週(1月7日)に引き続き,JR 川崎駅から程近い ホテル・メトロポリタン 川崎 にて行われている 「 FRIDAY MUSIC NIGHT 」 へ.

  「 FRIDAY MUSIC NIGHT 」は,YOKOHAMA JAZZ EGGS により,毎週金曜日の19時00分(-20時00分)に行われている投げ銭形式のライブで,ホテル・ロビーにて毎回メンバーや編成を変えて行っています.

 神奈川県も,新型コロナ・ウィルス「 オミクロン株 」 の感染拡大に伴って,1月21日(金)~2月13日(日)の期間で 「 蔓延防止等重点措置 」 が適用され,この日はその初日ではありましたが 「 FRIDAY MUSIC NIGHT 」は,時間的に影響を受けないので,何時も通り実施されました.

 JR横浜駅で東海道線に乗り換えて JR川崎駅へ.
 JR川崎駅西口から ホテル・メトロポリタン 川崎へ.

 

 

 駅から近いのは有難いですね.
 

 この日のメンバーは,第6回ちぐさ賞受賞者で,クラリネットの 宮脇惇さん,ギターの 佐々木正治さん,ベースの 小澤基良さんのトリオ編成に,ヴォーカルの 福山詩織さんが加わる形です.

 YOKOHAMA JAZZ EGGS は 「 雰囲気は良いけど「 よくわからない 」,「 敷居が高い 」と思われがちなJazz.横浜の街並み,世界有数のJazz Clubの多さ,真摯なミュージシャン.素晴らしい物が揃ってるのにそれを届けられていないと感じていた 」 ことから 「 私たちは横浜でもっと身近にJazzがある文化を創る事を目標に,おいしい飲食店でプロミュージシャンが投げ銭ライブ.他にも街のイベント出演や,関内伊勢佐木町で毎週土の昼にストリートで.気軽にJazzを感じて楽しめる街を目指して様々なイベントを企画しており,横浜で皆さんと私たちが触れ合う中で新しい文化や音楽が生まれること 」 を願って命名された,横浜で活動をするジャズ・ミュージシャンの団体です.

 

 ロビーでのライヴなので,当然,椅子もあり,ロビー内にあるカフェバー REVOLVER - Booze & Coffeeにて,飲み物を注文してライヴを楽しむ事ができます.

 以降の画像は,ホテル・ロビーでの撮影で,少し暗かった関係と無音カメラ・アプリを使用して関係で,ピントが甘くブレブルです(苦笑)

 定刻になり,MC兼ヴォーカルの 福山詩織さんにより FRIDAY MUSIC NIGHTYOKOHAMA JAZZ EGGS,および曲の紹介があって,演奏がスタートしました.

 オープニングは 2曲の紹介と共に,宮脇惇さん,佐々木正治さん,小澤基良さんによるトリオ編成のインストルメンタル形式で デューク・エリントン(Duke Ellington),ビリー・ストレイホーン(Billy Strayhorn)作の ”Satin Doll”.

 

 同じく デューク・エリントン(Duke Ellington)作の ”I Let A Song Go Out Of My Heart” を演奏.
 
 

 再度,福山詩織さんによる 2曲の紹介から,ヴィクター・ヤング(Victor Young)作の ”My Foolish Heart”.

 

 ブルックス・ボウマン(Brooks Bowman)作の ”East Of The Sun (And West Of The Moon)” .
 ここまでの 4曲がトリオ編成で演奏されます.

 

 ここからは,ヴォーカルの 福山詩織さんが加わり,カルテット編成での演奏となり,1曲毎に歌詞の簡単な対訳を含め,曲紹介をしながら,演奏していきます.

 

 先ずは,ディズニー映画 『 Pinocchio (ピノキオ) 』 の劇中歌で,リー・ハーライン(Leigh Harline),ネッド・ワシントン(Ned Washington)による ”When You Wish Upon A Star”(”星に願いを”),続けて デラニー&ボニー(Delaney & Bonnie)作で,後に カーペンターズ(Carpenters)もカヴァーした ”Superstar”.
 MC では,コロナ禍中に ギターの 中根一城さんと製作した 『 Plays Carpenters (プレイズ・カーペンターズ) 』 の話もしていました.

 

 ジョー・リカーデル(Joe Ricardel),レッド・エヴァンス(Redd Evans)作による架空の料理(ソース)の事を歌った ”The Frim-Fram Sauce”.
 この曲をライヴで聴くのは本当に久し振りですが,相応に前となりますが ダイアナ・クラール(Diana Krall)も歌ってますね.

 

 そして セルジオ・メンデス(Sergio Mendez),アラン&マリリン・バーグマン夫妻(Alan & Marilyn Bergman)作によるサンバと言うかボサノヴァ曲:”So Many Stats”.

 
 
 最後は,テンポも良く,乗りの良い ベルト・ケンプフェルト(Bert Kaempfert),ミルト・ゲイブラー (Milt Gabler)作の ”L-O-V-E” を演奏して,この日のライヴを終了しました.

 

 セット・リストとして選曲された曲も,私的には割と久し振りに聴くような曲も多く,良かったです.

 

 ホテルのロビーで,誰でも楽しめる環境での,ニューヨーク・スタイルの投げ銭形式のライヴ.意図的にこれを聴きにきている人もいますし,偶然,ホテル・ロビーに居合わせた人もいますし,フロントにチェック・イン等に来たお客さんも,足を止めて楽しめる.
 また,すぐ横には,カフェもあり,飲み物を購入し,椅子に座り飲みながら,楽しめるのも良いです.

 

 [Member]
  福山 詩織 : Vocal
  宮脇 惇 : Clarinet
  佐々木 正治 : Guitar
  小澤 基良 : Bass

 [Set List]
  01. Satin Doll
  02. I Let A Song Go Out Of My Heart
  03. My Foolish Heart
  04. East Of The Sun (And West Of The Moon)
  05. When You Wish Upon A Star
  06. Superstar
  07. The Frim-Fram Sauce
  08. So Many Stats
  09. L-O-V-E