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大起証券㈱　Tel:06-6300-5757(代表)
谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

＜今週の予定＞

・1日：中国国慶節(～8日までおやすみ)

・2日：水星逆行終了

・4日：豪中銀政策金利

・7日：米雇用統計

・10日：スポーツの日、満月

 

＜CFTC建玉明細＞

金

(直近5週間)

 

右軸：大口投機玉買い越し

 

9月27日終了時点のNY金大口投機玉買い越しは52,081枚。

前の週から比べ、13,641枚買い越しが減りました。

2年間に及ぶ下値抵抗「1,670ドル」をブレイクした週です。

 

白金

(直近5週間)

 

右軸：大口投機玉買い越し

 

9月27日終了時点NY白金大口投機玉買い越しは161枚。

前の週から2,229枚買い越しが減りました。

大口投機玉ポジションはほぼイーブン、主要限月乗り換えも完了しました。

 

CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。

 

＜今週の見通し＞

いよいよ10月相場が始まります。

「オクトーバー・ブレイク」です。

実際に株価が大きく下落するケースは少ないですが、たまにとんでもない「ブレイク」が発生することから、10月相場は警戒されています。

 

今月はまず、「雇用統計」から始まります。

前回雇用統計は労働参加率の上昇から、失業率の上昇や平均時給の鈍化が確認されました。

今回の事前予想はNFPが25万人増、前回よりも鈍化するものの、引き続き堅調となることが予想されます。

FRBは引き締め政策により景気を悪化させ、物価を抑制することを目的としています。

そのなかでも、注目は「平均時給」です。

平均時給の上昇が物価上昇に拍車をかけていたとの指摘もあり、物価抑制が米国人の給料に反映されているのか注目されます。

 

中国は国慶節入り。

中国市場は休場、国慶節明けを警戒しましょう。

その他、昨日で「水星逆行期間」が終了しました。

外交トラブルが落ち着くことが期待されるかもしれません。

 

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

 

＜会員様向け＞

…

 

いよいよ10月相場。

本日夕方はCFTC建玉明細を掲載いたします。

 

OPECプラス減産拡大か　通信社報道、100万バレル超
ロイター通信などは2日、石油輸出国機構（OPEC）とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」が5日の閣僚級会合で、日量100万バレル以上の減産を検討すると伝えた。原油価格が下落基調にあるなか、相場の下支えを狙っているとみられる。(日本経済新聞)

NY原油時間外は現在2ドルほど上昇、全般やや高寄りスタートの予定です。
 

終戦大逆転で2連覇達成

パ・リーグは全チームの最終戦が行われ、2位・オリックスが最終成績で首位ソフトバンクを抜き、昨年に続き球団14度目のリーグ優勝を達成した

 

オリックス、優勝おめでとう。

あるか、関西ダービー！

 

今週もよろしくお願いいたします。

 

 

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