トロピカル~ジュプリキュア28話感想「文化祭!力をあわせて、あおぞらメイク」

トロピカル~ジュプリキュア (4)

トロピカル~ジュプリキュア28話「文化祭!力をあわせて、あおぞらメイク」の感想です。トロピカる部は文化祭でコスメの歴史の研究発表と、メイク教室でみんなに教えようと、図書室でメイクの歴史などを調べていた。ローラはみのりが1冊の本を見ていたのを目撃した。

文化祭!力をあわせて、あおぞらメイク

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まなつのクラスの出し物はクレープ屋さんに決定した。どの時間帯に誰が担当するかローテーション決める。みのりは人前に出るのは苦手なので、研究発表を準備することになった。メイク教室はかわいい鏡やドレッサーなどが欲しいとまなつが提案すると、みのりは100円ショップでお手軽に作れると教える。早速買い出しに向かうのだが、みのりは留守番だった。

ローラはお風呂に入りながら、みのりが書いた小説やら、過去の出来事が気になっていた。

「文化祭って学校のお祭りみたいなものだって言ってたけど、本当にお祭り騒ぎなのね」

「だいぶ出来上がってきたね」

クレープ屋の準備が進み、隣は柔道部によりイカ焼きだった。毎年恒例の伝統で、当日は業者にお願いしてイカの着ぐるみで宣伝する予定だったが、ダブって予約が入りカニの着ぐるみでお願いされた。

放送委員は当日にネット配信することになり、トロピカる部のメイク教室は生配信をお願いされる。文芸部は自分達で作った雑誌を配布する予定だ。ローラはみのりが文芸部を辞めた理由を知りたくて、いずみに話しかける。

「ねえ!いずみって去年もみのりと一緒のクラスだったの?」

「そうだけど…どうして?」

「じゃ知ってる?なんでみのりが文芸部辞めたか?」

「いきなりどうしたのローラ?」

「みのりが書いてたっていう人魚の小説あったじゃない。この前みのりがあれをじっと見ててね。トロピカる部に入ったのは気の迷いで、本当は文芸部でもう一回小説書きたいのかもって…で?どうなの知ってるの?」

みのりは入学してすぐに文芸部に入って毎日楽しそうに小説を書いていた。読ませてもらった小説はとっても面白かったのだが、いつの間にか小説を書かなくなり文芸部も辞めていた。それしか分からなかった。

第42回あおぞら中学文化祭

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文化祭は盛り上がり、まなつとローラがチラシを配り、次々と女子が集まり長蛇の列になった。チョンギーレがやる気パワーを集めようとやってきたのだが、野球ボールが直撃してヤラネーダの玉を落としてしまった。人力バッティングセンターってあるけど、人が大勢集まる場所でこれは危険だと思う。

「屋上であおぞらメイク教室やってます!メイクの歴史の研究発表もやってますよ」

「これよかったら来なさい」

「やっぱり目元が肝心なんです!ちょっとメイクしただけでも変わりますから」

さんごは丁寧に説明して来場者は満足している。チョンギーレは業者の人と勘違いされ柔道部に連れていかれた。クレープ屋さんは当番が決まっていたのだが、問題が起きてまなつとローラに要請が来た。

「本当に悪いんだけど当番早めらんない?」

「ローラまなつこっちは私達が何とかする!行ってこい」

「さんごがクラスの方に出られない分も手伝ってあげて」

放送委員の生放送の時間がやってきたのだが、さんごは接客担当であすかも案内しないといけない。みのりが生配信の担当をすることになった。

チョンギーレはイカ焼きを調理して行列ができる。やる気パワー奪いにきたのに人間のために料理作り始める。まなつとローラのクレープ屋さんも人気で、忙しすぎて隣同士にいるのに全く気が付いていない。

「ボケっとすんな皿!オラオラオラオラいっちょ上がり!海産物を下手に料理されちゃ黙ってられないからな」

「イチゴクリームお待たせ!うりゃああああ」

「チョコバナナよ落とさないようにね」

放送委員の生配信がスタートした。人前に出るのが苦手だと言っていたが、上手く説明して乗り切る。チョンギーレはヤラネーダの玉を発見してゼンゼンヤラネーダを召喚する。

コーラルの防御から反撃して連続でダメージを与える。イカ墨で攻撃されパパイア以外が捕まってしまい、文芸部の雑誌が机に置いてあったのが地面にバラバラ落ちてしまう。パパイアは怒り必殺技を命中させる。ラメールがアクアポットでやる気を取り戻し、必殺技で浄化に成功する。

あとまわしの魔女の城では地震が発生する。これは魔女が悪夢にうなされているためで、やる気パワーが集まらないのが原因だとバトラーが話す。

「これも一向にやる気パワーが集まらないせいです」

「へいへい悪かったな」

「あたし達それなりにやってるのよ」

「そうだそうだ」

「成果が出なければ無意味です…このままでは」

みのりが文芸部を辞めた理由

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トロピカる部は文芸部の雑誌を拾い集め、遂にローラはみのりに部活を辞めた理由を聞いた。そのことはみんなが気になっていたが聞けなかった。

「ねえみのり…なんで文芸部辞めたの?」

みのりは小さい頃から物語が大好きで空想するのが好きだった。中学では文芸部に入部して初めてちゃんとした小説を書いた。完成した時は傑作だと喜び、クラスからも評価された。それで部の先輩に見せに行って評価されると思っていたのだが、描写もありがちで、キャラも物語もどこかで呼んだことがある借り物で、自分が経験したことがないも入ってない、頭でっかちの話だったと評価されなかった。

みのりは改めて読み返してみるとその通りだった。自信満々だったので恥ずかしくなって、それから小説を書くことができなくなった。本を読むのが楽しかったが、何か満たされていなかった時間を過ごしていた。

「そんな気持ちはみんなに会って変わったの。プリキュアになってトロピカる部に入って、その時に大事だっただと思えることをどんどんやって、これまでに興味がないこともやってみることで楽しいことがすごくあるってよく分かった。インタビューも面白くて心臓が爆発しそうになっって、今本当に楽しいの、みんなのおかげ…ありがとう」

トロピカる部の影響で、みのりも一歩踏み出して変わることができたということですね。

今回作ったドレッサーがプリキュアのパワーアップアイテムになるようです。

次回「甦る伝説!プリキュアおめかしアップ!」

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