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メモリアルダイヤモンドでシンプルな葬儀やご供養を考える

メモリアルダイヤモンド

結納のときのダイヤモンドリング

コロナ禍は日本の葬儀のあり方を変えています。

通夜の客は焼香のみ、精進落としもパック膳をお渡して終了など、かつてのような大規模な葬儀が影をひそめ、家族葬が多いと聞きました。

私は自分の葬儀やお墓にこだわりませんが、ひとつ気がかりなことが……。

それはもし私が、夫より先に亡くなったときについて。

シンプルライフの集大成として、私が関心を寄せるメモリアルダイヤモンドについてお伝えします。

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メモリアルダイヤモンド

メモリアルダイヤモンド

イメージ画像

私が遺骨や遺髪からダイヤモンドを作成することができると知ったのは、数年前。

終活カウンセラーの講演に出かけたとき、従来のお墓のほかに、樹木葬や海洋散骨について詳しい解説がありました。

そのとき手元供養のひとつに、メモリアルダイヤモンドがあり、ジュエリーとして遺族が身につけることも可能とのこと。

お墓の維持が難しい昨今、私は自分が亡くなったときは、小さなダイヤモンドにしてもらい、シンプルライフの集大成にしたいと思うようになりました。

夫婦の絆

手元供養

愛は永久に

私は実際に、手元供養をされている方を存じています。

その方は独り暮らしをされている高齢の男性。

奥様の骨壺を、リビングに安置されていたのです。

「妻は4年前に他界しましたが、納骨を延期しています。自分が亡くなったとき、一緒にお墓に入れてもらおうと思って」

若い頃に樺太(現在のサハリン)で生活し、終戦後に命からがら新妻だった奥様と日本に帰国した体験をお持ちでした。

ソ連兵が日本の領土だった南樺太(みなみからふと)をたちまち占領した状況や、いつ銃殺されるかと恐怖のなか、引き揚げ船に乗ったこと。

帰国後も夫婦で苦労をされたそうで、何より60年も一緒に生きた奥様への深い愛に、胸を打たれたのです。

手元供養

手元供養・メモリアルダイヤモンド

イメージ画像

いつでも故人を偲ぶことができるので、手元供養がいま注目されています。

でも、骨壺をリビングに安置すると、訪問客によっては驚くかもしれません。

実は私も少し、たじろぎました。

その点、メモリアルダイヤモンドはスマートです。

亡くなった方の遺骨や遺灰をダイヤモンドにして、ペンダントや指輪にすると、故人といつも一緒に過ごせて、遺族は寂しくはないでしょう

私がもし夫より先に亡くなったら、美しいダイヤモンドになりたいと、夢みるように。

というのは、夫は家事が苦手で、料理や洗濯を全て私に丸投げ。

そんな夫に「私が入院でもしたら、どうするつもり?」と聞いたことがあるのです。

そうしたら、平然とこう言い放ちました。

「俺も入院するよ」

そのロジックだと私が先に命を全うしたら、夫は後を追うことになりかねません。

実際に妻の死後に自暴自棄になって酒浸りになり、自分の寿命を縮める亭主族もいますから、ゆゆしきことではありませんか。

夫にはたとえ独りになっても、天寿を全うするまで有意義に過ごしてほしい。

それが私の願い。

www.tameyo.jp

 もちろん料理や洗濯を覚えさせることが先決ですが、葬儀の代わりに私の遺骨でメモリアルダイヤモンドを作ってもらい、それを支えに夫に余生を楽しんでもらえたら。

そんなふうに考えるようになったのです。

風の時代に

メモリアルダイヤモンド

ダイヤモンド葬

私の娘たちは、故郷をはなれて都会に住んでいます。

子や孫に、田舎のお墓を継承してほしいと望むのは、酷なのではないでしょうか。

時代は刻々と変わり、占星術では土から風の時代へ。

従来のように墓碑を建立し、土の中に納骨、子孫が墓参する慣習は薄れてしまうかもしれません。

しかし、嘆くことはないでしょう。

風の時代に、ふさわしいご供養があってもいいはず。

お墓にこだわらずに、小さなメモリアルダイヤモンドを身につけて、故人を偲ぶ。

そして、パートナーである遺族が老いて人生を全うしたら、一緒に樹木葬や海洋散骨などを行ってもらう先祖供養があってもよいのではないでしょうか。

死に対しての暗いイメージが、今の私にはありません。

製作の費用は、ダイヤモンドの大きさにより約30万円から100万円ほど。 

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 従来の日本の葬儀スタイルは平均で200万円以上、お墓の建立にも100万円以上がかかることを考えると、メモリアルダイヤモンドの費用は、それほど高額ではないのかもしれません。

 

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まとめ

 メモリアルダイヤモンドについて、私の気持ちをお伝えしました。

骨壺を自宅に置いて故人を偲ぶのもよいのでしょうが、よりシンプルでスマートな手元供養。

最後の贅沢に自分がダイヤモンドになったことを考えると、家族に微笑んで「さようなら、また逢える日まで」と言えそうな気がしています。

 

 

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