ヤマトトトヒモモソヒメ徒然記

たわいのない日常事をしたためております。

聖林寺  定恵が見た風景

2021年01月20日 20時08分40秒 | 日記
談山神社の帰り、バスで櫻井に向かっていると聖林寺前バス停があったので下車。

聖林寺へ寄ってみることにしました。



十一面観音菩薩様で有名なお寺です。元は大神神神社の神宮寺である大御輪寺にあったと言われている仏像で、廃仏毀釈の際、道に捨てられていたという逸話がある。聖林寺の僧が捨てられた仏像をお寺に持ってきて、祀ったと奈良検定の教科書に書いてあったような・・・記憶がありますが・・・

実際は昔より親交のあった聖林寺へ預けたそうですが・・・

海外に流出しなくて本当よかった。とてもきれいな仏像でした。お堂に安置されていて、私一人で仏像を独占状態で見ることができました。帰るには去りがたい思いでした。

長い年月、たくさんの物や時代の変遷を見てきた仏様の横顔は秀麗にして厳格で、また優美な曲線を描いた体躯や流れるような指のささいな部分まで繊細でありました。

ここは藤原鎌足の長男 定恵が開いたお寺だそうです。天皇から譲り受けた女性が生んだ男子だったので、どちらの子かわからず長男でありながら出家した人でなかったですか?

三輪山や山の辺の道、箸墓古墳を一望できるそうです。

すてきな場所にありました。



御朱印を書いていただきました。

コロナが収まってゆっくりと櫻井を歩いてみたいです。山の辺の道もしばらく行っていないので、安心して歩ける日が来たらいいですね。

電車で1時間半位かかるので、電車移動が今は怖いです。

この日はかなりコロナ感染者数が増加しようとしている日でしたが、とるものてにつかず、行きたいという気持ちが勝ってしまいました。

Comment    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 談山神社 | TOP | 久しぶりの奈良   竹ノ内... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 日記