(株)サカタのタネ【1377】
種苗(しゅびょう)業界で国内では首位級に位置しており、世界でもTOP5に入る程の大手企業です。
どんな会社?
大正時代に坂田農園として創業しています。多くの魅力的な商品を研究開発・販売し続け、サカタのタネとして今日まで存続している歴史ある会社です。
特に秀でているのはブロッコリーで全世界のシェア約6割という驚異的な数字を叩き出しています。国内では、ほうれん草がシェア約5割で、農業・食に大きな貢献をしているのがお分かりいただけると思います。
海外進出の中で最重要に位置づけられているのがインドです。国土面積は世界7位、人口は10億人超えの世界2位と世界的に重要な国です。国民の半数近くは農業従事者かつ多くはベジタリアンのため、サカタのタネの市場として大きな魅力を秘めています。
農業のみならず多くの産業でも注目を浴びている国ですから、今後の日本企業の進出が成し遂げられるのか楽しみですね。
株式情報
本社は神奈川県横浜市に位置し、決算月は5月です。株主優待は自社選定商品でカタログ品から選択します。変わらないラインナップはやはり種苗製品です。配当金も併せてそれぞれを紹介します。
株主優待
権利確定月:5月 年1回
保有数 | 1年以上 | 5年以上 |
---|---|---|
100株 | ¥1,000 | ¥3,000 |
300株 | ¥3,000 | ¥5,000 |
1,000株 | ¥5,000 | 未定 |
株主優待は保有数に応じてA・B・Cの3コースに分かれています。金額は公式として明示はしていませんが、カタログ品の中から一番高いと思われるものを掲載しています。
2024年から長期保有のみに変更されますが、5年以上の長期保有が新設されました。高額なDコースは未発表ですが7,000円以上と思われます。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥3,490 | 2024年2月時点 |
100株 | ¥349,000 | |
株主優待 | ¥3,000 | |
配当金 | ¥5,500 | |
利回り | 2.44% |
株価は2022年が最高値で5,000円を超えていました。そこからは下降トレンドに陥り、3,500円前後を推移しています。防衛ラインは3,000円台なのでもみ合いが続く可能性があります。株価が下落しているとはいえ、約35万円の投資資金が必要で、そのリターンの株主優待・配当金(総利回り約2.4%)は低めに位置しています。
株価の乱高下のリスクは少ない方で、当期純利益も直近10年間全て黒字で増収増益を達成しているお手本のような財務状況です。
これまでの株主優待品
毎年頂いてる株主優待ですが、写真があまり残っていませんでした。これから徐々に掲載写真を増やしていきます。
はまぽーく
はまぽーくのお肉は定期的に頂いています。スーパーでは見かけることはないので、こういった機会に色々なグルメが届くのは楽しいですね。
この量で3,000円相当となると躊躇う気持ちもありますが、柔らかく美味しいお肉でしたので、優待カタログの選択に迷った際はオススメです。
いつでも新鮮醤油セット
お醤油、白だし、つゆ、だし、ぽんずの5種類8本セットを頂きました。酸化させないボトルを製造してくれたのは本当に画期的で、食事をグッと美味しくしてくれます。お醤油は冷蔵庫にいつも常備していますが、生ぽんずや極み白だしなどは初めて使います。料理の幅が広がるので嬉しいです。
黒毛和牛の欧風ちょこっとビーフカレー
容量110gのお茶碗一杯分のカレーが6パックを頂きました。一人前のレトルトカレーは180g~200gが一般的なので小ぶりなサイズです。少な目のご飯にしたい時に重宝しそうです。