東京都新宿区
かつての江戸四宿の一つ。
中仙道の宿場町【内藤新宿】が夢の跡。
【新宿副都心】の名称はそのままに、東京都庁舎を筆頭に数多の超高層ビルディング群を擁する西新宿エリアは、県庁所在地ならぬ都庁所在地なり。
乗降車数世界No1の約365万人。
ぶっちぎりでギネス認定を誇る、JR線・京王電鉄・東京メトロ・都営地下鉄・小田急電鉄が乗り入れる一大ターミナル駅【新宿駅】
そして、駅前に広がる、日本最大級にして東洋No1の繁華街・歌舞伎町の盛り上がりっぷりの凄まじさを、世人評して曰く
眠らない街‥新宿(鮫)と。
(手塚プロダクションの地元・高田馬場駅の高架下に広がる手塚ワールドの素晴らしさよ)
戸塚・落合・高田馬場‥
四谷・大久保・神楽坂‥
南こうせつとかぐや姫さんプレゼンツ
「あなたはもう忘れたかしら‥赤いてぬぐいマフラーにして」でお馴染みの、神田川が流れる区域内。
文教地区として名高い早稲田大学の所在地・早稲田+高田馬場エリアには多くの学校と学生が溢れ、市谷周辺では防衛庁が外の脅威に備え、神楽坂では明治の文豪達の残り香に触れられ・・・
って、魅力が多すぎてまとめきれやしないって(笑)
それは、銀座・渋谷・六本木や筆者の地元・浅草を抑え、東京に訪れる海外からの観光客の半分がこの地を訪れるのも頷けます。
人口約33万8千人。
江戸時代より続く歴史と文化が、令和TOKYOの魅力とシャレオツに融合し、進化し続ける街。
(今回は早稲田通りと神田川が交差する上落合の駄菓子屋物語)
こんにちは〜
いらっしゃい〜
あら、久しぶりね〜
元気〜
駄菓子屋を巡っていると、各店のおじちゃん・おばちゃん⇔子供達・お客さんが交わす挨拶に出会す機会も多く、その礼節の清々しさに、まいど襟を正す筆者ですが。
今回はその挨拶の後の話。
その言葉の安心感たるや絶大で、皆が顔をほころばせて買い物にしていた事が印象的だった温かな駄菓子屋、【桑原商店】をご紹介します。
(公園前で皆を出迎える【桑原商店】。冬季は店前の10円ゲームは休止中。)
ゆっくり見ていくのはロンのもち、じっくりと店の歴史から、最近の駄菓子屋トレンド、落合周辺の移り変わりに至るまで、色々と教えてくださったおじちゃん・おばちゃんに感謝しつつ、時系列に【桑原商店】の成り立ちを列記させて頂きます。
【桑原商店】の創業は、今から50年以上も昔に遡ります。
当時、目の前が公園(新宿区立八幡公園)という好立地に着目し、パン販売を開始するも、売れず‥
お菓子をメインに切り替えてみたが、売れず‥
駄菓子・アイスを置き始めたところ、これが大ブレイク!!
子供達がひっきりなしに訪れるようになり、城西エリアを代表する駄菓子屋の一つになりました!!
「子供達は、パンや少し洒落たお菓子よりも駄菓子がいいみたいでさ。本当に売れなかったんだよ。笑っちゃうよね(笑)」
創業以来の苦労話を明るく笑い飛ばしながら、話してくれるおじちゃん。
筆者も、代々通ってくる町の子供達同様に、一撃でおじちゃんのファンになってしまったこと、言うまでもありませんよね。
(横に広い店内、アイスBOXもあるし、駄菓子も見やすいぞ!)
「『腹減った~』って。
公園で遊んでる子がうちに来てくれて、駄菓子やブタメン(お湯完備!)食べてリフレッシュして、また公園へ遊びにいく。そういうのを見守ってるのもいいもんだよ(笑)」
その話の通り、ことあるごとに店に来ては1つ2つと駄菓子を買って、食べては遊ぶを繰り返す公園BOY達。
時代の流れなのか‥
中には公園でSwitchを連携させ黙ってゲームに興じている子供達もいましたが、彼らの手にも駄菓子が握られていたのが印象的でした。
(パン屋時代の名残を伝えるガラスケース。保存状態もよく、何より駄菓子が映える)
(老舗の風格に魅せられ、テレビ・ラジオなどの取材も多い。映えるもんね~!)
木造りで横長の店内。
「ゆっくりと見ていってね~」の御言葉に甘えて、店内を見回せすと創業半世紀の歴史の痕跡に出会うことが出来ます。
中でも、初期のパン屋時代の名残である、ガラスケースを活用した駄菓子BOXは必見!
現役で稼働しているだけでも驚きなのに、中の駄菓子が映えるし、とてもきれいに保存されているのがわかります。
これは、人も物も大事にされてきたおじちゃん・おばちゃんの人柄がなせる業。
さらに。
【桑原商店】のマスコットキャラとも言える、リス??ビーバー??サル??
ちょっとよく判別がつかなかったのですが(笑)
皆様。見てくださいませ。
(【どうぶつトーキー(ビー玉)】の人形。今はメダルゲームとして第2の人生を歩む)
店を出る際も、粋で温かい言葉をかけてくれたおじちゃん。
皆さんも、大都会・新宿のそばにある、素敵な駄菓子屋【桑原商店】へ、遊びに行かれてはいかがでしょうか?
【桑原商店】アクセス
東京都新宿区上落合1-6-13
営業時間 AM10:00~18:00
※不定休
かつての江戸四宿の一つ。
中仙道の宿場町【内藤新宿】が夢の跡。
【新宿副都心】の名称はそのままに、東京都庁舎を筆頭に数多の超高層ビルディング群を擁する西新宿エリアは、県庁所在地ならぬ都庁所在地なり。
乗降車数世界No1の約365万人。
ぶっちぎりでギネス認定を誇る、JR線・京王電鉄・東京メトロ・都営地下鉄・小田急電鉄が乗り入れる一大ターミナル駅【新宿駅】
そして、駅前に広がる、日本最大級にして東洋No1の繁華街・歌舞伎町の盛り上がりっぷりの凄まじさを、世人評して曰く
眠らない街‥新宿(鮫)と。
(手塚プロダクションの地元・高田馬場駅の高架下に広がる手塚ワールドの素晴らしさよ)
戸塚・落合・高田馬場‥
四谷・大久保・神楽坂‥
南こうせつとかぐや姫さんプレゼンツ
「あなたはもう忘れたかしら‥赤いてぬぐいマフラーにして」でお馴染みの、神田川が流れる区域内。
文教地区として名高い早稲田大学の所在地・早稲田+高田馬場エリアには多くの学校と学生が溢れ、市谷周辺では防衛庁が外の脅威に備え、神楽坂では明治の文豪達の残り香に触れられ・・・
って、魅力が多すぎてまとめきれやしないって(笑)
それは、銀座・渋谷・六本木や筆者の地元・浅草を抑え、東京に訪れる海外からの観光客の半分がこの地を訪れるのも頷けます。
人口約33万8千人。
江戸時代より続く歴史と文化が、令和TOKYOの魅力とシャレオツに融合し、進化し続ける街。
(今回は早稲田通りと神田川が交差する上落合の駄菓子屋物語)
こんにちは〜
いらっしゃい〜
あら、久しぶりね〜
元気〜
駄菓子屋を巡っていると、各店のおじちゃん・おばちゃん⇔子供達・お客さんが交わす挨拶に出会す機会も多く、その礼節の清々しさに、まいど襟を正す筆者ですが。
今回はその挨拶の後の話。
店に入ってくる子、常連⇔ニューカマーの区別なく、時には珍しげに足を止める大人のお客さんにも、店主のおじちゃんが言ってくださる
「ゆっくりと見ていってね〜」
という魔法のワードが素敵すぎる件。
その言葉の安心感たるや絶大で、皆が顔をほころばせて買い物にしていた事が印象的だった温かな駄菓子屋、【桑原商店】をご紹介します。
(公園前で皆を出迎える【桑原商店】。冬季は店前の10円ゲームは休止中。)
ゆっくり見ていくのはロンのもち、じっくりと店の歴史から、最近の駄菓子屋トレンド、落合周辺の移り変わりに至るまで、色々と教えてくださったおじちゃん・おばちゃんに感謝しつつ、時系列に【桑原商店】の成り立ちを列記させて頂きます。
【桑原商店】の創業は、今から50年以上も昔に遡ります。
当時、目の前が公園(新宿区立八幡公園)という好立地に着目し、パン販売を開始するも、売れず‥
お菓子をメインに切り替えてみたが、売れず‥
駄菓子・アイスを置き始めたところ、これが大ブレイク!!
子供達がひっきりなしに訪れるようになり、城西エリアを代表する駄菓子屋の一つになりました!!
「子供達は、パンや少し洒落たお菓子よりも駄菓子がいいみたいでさ。本当に売れなかったんだよ。笑っちゃうよね(笑)」
創業以来の苦労話を明るく笑い飛ばしながら、話してくれるおじちゃん。
筆者も、代々通ってくる町の子供達同様に、一撃でおじちゃんのファンになってしまったこと、言うまでもありませんよね。
(横に広い店内、アイスBOXもあるし、駄菓子も見やすいぞ!)
「『腹減った~』って。
公園で遊んでる子がうちに来てくれて、駄菓子やブタメン(お湯完備!)食べてリフレッシュして、また公園へ遊びにいく。そういうのを見守ってるのもいいもんだよ(笑)」
その話の通り、ことあるごとに店に来ては1つ2つと駄菓子を買って、食べては遊ぶを繰り返す公園BOY達。
時代の流れなのか‥
中には公園でSwitchを連携させ黙ってゲームに興じている子供達もいましたが、彼らの手にも駄菓子が握られていたのが印象的でした。
(パン屋時代の名残を伝えるガラスケース。保存状態もよく、何より駄菓子が映える)
(老舗の風格に魅せられ、テレビ・ラジオなどの取材も多い。映えるもんね~!)
木造りで横長の店内。
「ゆっくりと見ていってね~」の御言葉に甘えて、店内を見回せすと創業半世紀の歴史の痕跡に出会うことが出来ます。
中でも、初期のパン屋時代の名残である、ガラスケースを活用した駄菓子BOXは必見!
現役で稼働しているだけでも驚きなのに、中の駄菓子が映えるし、とてもきれいに保存されているのがわかります。
これは、人も物も大事にされてきたおじちゃん・おばちゃんの人柄がなせる業。
さらに。
【桑原商店】のマスコットキャラとも言える、リス??ビーバー??サル??
ちょっとよく判別がつかなかったのですが(笑)
皆様。見てくださいませ。
(【どうぶつトーキー(ビー玉)】の人形。今はメダルゲームとして第2の人生を歩む)
【おいしさ、健康・美、たのしさ】
掲げるキャッチフレーズは、創業70年以上経った今も色褪せぬ輝きを放つ、レジェンド菓子メーカー【カバヤ食品】の販売会社だったカバヤリーフの【どうぶつトーキーガム】の機体。
ガムを入れて回していましたが、【桑原商店】と共に歩むに連れて、ガムではなく、おじちゃんお手製の【ビー玉・メダル】がIN。
【どうぶつトーキービー玉】として余生を送っています。
もちろん現役バリバリ!!
「今は色付きのメダルが出てきて、色が揃うとオマケをあげるゲームになってます。
この子も『年』だけど、メンテナンスして大切に扱えば、今も頑張ってくれてる(笑)」
子供達だけではなく、物も大切に扱うこの姿勢。
筆者も見習わなくてはいけないな‥
(優しく面白い、店主の桑原健さん。その御年はなんと‥)
大きなのっぽの古時計の様な素敵なストーリーに感動した筆者ですが。
実は【桑原商店】で、一番驚いた事‥
それはおじちゃんの年齢です。
今年(令和5年現在)、なんと88歳‥です。
「え〜〜。78じゃなくて、88〜??」
これは実際の筆者のリアクションです(笑)
全然80代に、しかも88歳には到底見えん。
おばちゃんは10歳程下と言われてましたが、おばちゃんも60代後半にしか見えなかった事も重ねてお伝えしておきます。
子供達や保護者、筆者のような好事家、ご近所さんのなど。
日々、多くの老若男女と接し、たくさん話し笑いあっているからでしょう。
駄菓子屋の店主の見た目が実年齢に見えない案件!の好例が、【桑原商店】のおじちゃん・おばちゃんでした。
「たまには遊びに来てくださいね。生きてるかどうかの確認しにきてよ(笑)。元気なうちは店にいるからさ。今日は来てくれて、本当にありがとうね。」
皆さんも、大都会・新宿のそばにある、素敵な駄菓子屋【桑原商店】へ、遊びに行かれてはいかがでしょうか?
【桑原商店】アクセス
東京都新宿区上落合1-6-13
営業時間 AM10:00~18:00
※不定休
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