秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

駅前に文化発信「つきやま」が

2021-09-27 00:11:42 | 日記

文化発信と集いの場に
駅前につきやまBOOKS
タウンニュース

様々な本が並ぶ店内と管理人の佐藤さん

地元クラフト作家のための常設店として大磯
駅近くで営業していた「つきやま」が、9月
5日から本とアート&クラフトの店に生まれ
変わった。駅周辺に書店がない町の現状を変え、
文化・教養の発信や幅広い世代が集う場所づ
くりを目指す。

駅前に書店を

かつては大磯小学校の向かいや国道1号沿い
のビルに書店が存在していた大磯町。ここ15年
ほどでいずれも閉店してしまったが、町内には
「文化の象徴」として駅周辺に書店を望む声が
あり、2年前には都内で無人古本店やブック
マンションを手掛ける中西功さんを招いて書店
業界の現状について学ぶ教室が町内で開かれた。
こうした機運の高まりに、つきやまがその役割
を買って出た。

つきやまBOOKSで取り扱っている書籍は、
「食」を中心に「暮らし」や「文化」をテーマ
にしたもの。本棚の一区画を有償で貸し出す
『つきやま小書店』のコーナーや、うつわの展
示スペースもある。2階ではアナログならでは
の魅力がある活版印刷や、ZINE(個人冊子)
などの出版も受け付ける。離れの「GALLERY
お風呂場」では、クラフト品の展示をこれまで
同様に実施。管理人を務める佐藤一樹さんは
「本屋と併設のカフェが一体となった過ごしや
すい空間。多くの方に豊かな時間を楽しんでも
らえれば」と話している。問い合わせは、つき
やまBOOKS(大磯1156)【メール】
info.tsukiyama@gmail.comへ。

中井町議会決算を認定
タウンニュース

中井町議会第3回定例会は、2021年度
一般会計補正予算や20年度決算の認定など
12議案を原案どおり可決して9月17日に閉
会した。同月30日で任期満了となる岩本明人
教育長を引き続き教育長に任命することなど
の2議案にも同意した。

大磯小学校
夏休みの宿題を一新
自ら考え行動する力育む
タウンニュース

夏休みの成果が貼りだされた

大磯小学校(青木弘校長)の「夏休みの宿題」
がユニークだと話題を呼んでいる。問題集など
の課題をなくし、児童が興味を持った事柄に
ついて自由に調べて、その結果を披露する
「磯っ子 めざせ○○名人!」を全学年で実施。
子どもたちの主体性に働きかけた。

今年度から学校教育目標を「自ら学び 共に育つ」
に一新した同校。与えられた課題をこなすので
はなく、子どもたち一人ひとりが自ら課題を決
めて計画的に取り組む力を育んでもらおうと、
音楽教諭の杉田紀子さんと教務主任の鈴木由季
さんが企画を主導した。児童らは夏休み前に計
画書を作り、この夏どんなことに挑戦して名人
を目指すのかを宣言。青木校長も50年ぶりに
トランペットに挑戦したという。

休み明けに提出された報告書はアイデア満載。
卵料理を作り続けて写真と一緒にレシピやコツ
をまとめたものや、花水川にわなを仕掛けてか
かった生き物を記録したもの、東京五輪のピクト
グラムを模造紙いっぱいに描いた大作や自作の
すごろくなどもあった。学級ごとに廊下に貼り
出したほか、レイアウトがきれいなもの・内容
が面白いもの・継続性があるものの3部門で選
ばれた作品を昇降口に展示した。

同校では今回の結果を検証し、今後の課題研究
に役立てる。杉田教諭は「取り組んだ課題をき
っかけに、その子がどんなことに関心があり情
熱を注げるのか周囲が再発見する機会になった
のでは。自分で計画し達成した経験から、困難
にぶつかっても自ら考え、対応できる子に成長
してもらえれば」と期待する。
 
光と祈りで節目を祝う
澤田美喜 生誕120年記念
タウンニュース


薄暮にステンドグラスと階段が
浮かび上がった

澤田美喜記念館で9月19日、大磯町の名誉
町民でもある澤田美喜(1901〜80)の
生誕120年を記念した催しが行われた。
館内の礼拝堂で司祭らが祈りを捧げ、記念
館へ至る階段に明かりを灯すと、薄暮に建物
のステンドグラスが幻想的に浮かび上がった。

新型コロナウイルスの感染予防のため、ごく
少数の関係者のみで行われたこの催し。当日
は澤田美喜のレリーフに花が供えられ、礼拝
堂で参加者が祈りを捧げた。26聖人を表した
という記念館前の階段にLEDキャンドルを
並べて明かりを灯し、鐘の音を合図に、建物
の前面にある6枚のステンドグラスが内側か
らの光で照らし出された。ステンドグラスは
13世紀のデザインを模写してグリザイユ技法
で制作されたもので、記念館建設の際に寄贈
された。催しを企画した同館チーフアドバイ
ザーの武井久江さんは「120年の節目に、
美喜さんが遺した愛を形にして表したいと企
画した。丘の上に建つ記念館は夕方に閉館し
てしまうので、ステンドグラスが輝く姿を見
たことがある人はほぼいない。天に一番近い
場所から光とともに美喜さんの思いを届けら
れれば」と話した。

リニューアル準備中

澤田美喜は三菱財閥総帥の岩崎家に生まれ、
外交官の澤田廉三と結婚して夫の駐在先で社
会福祉活動などに携わった。戦後、混血孤児
を救うため私財をなげうって大磯にエリザベ
ス・サンダース・ホームを創設。基金を募る
ため米国で講演活動にも奔走した。記念館は
熱心なクリスチャンでもあった美喜が蒐集し
た隠れキリシタンの遺物を展示する施設とし
て1988年に開設されたが、現在、美喜の
生涯や功績を後世に伝えることを主題にした
展示替えやホームページのリニューアルなど
の準備が武井さんらの手で進められている。

東田原の村田厚子さん
五輪ボランティアに参加
卓球などで選手らと交流
タウンニュース

シンガポールの選手から贈られたユニ
フォームを手にする村田さん

秦野市東田原在住の村田厚子(73)さんは、
東京2020オリンピックにボランティアと
して参加、その思い出を聞いた。

村田さんは江の島で行われたセーリング競技
の選手村となった大磯プリンスホテルで10日
間あまり、選手のマッサージやトレーニング
の受付、クリーニングの受付などに従事した。
中国での留学経験が豊富で中国語に明るく語
学が生かせるとワクワクしていたが、残念な
がら中国選手団の入村はなかったという。

しかし選手村にはデンマーク、マレーシア、
韓国など35カ国からおよそ300人が入村し
にぎやかになった。「選手たちが少しでも快
適に過ごせるようお世話しました」と振り返
る村田さん。コロナ禍の影響で選手村から外
に出ることができない選手たちの気分転換に
なればと、折り紙を教えたりおしゃべりしたり、
時にはレクリエーションの一環として選手の
卓球の相手を務めるなど、交流を深めた。
「お相手した選手やスタッフからとても親し
くしていただいた。シンガポールの選手から
ユニフォームをいただいたり、いろんな国の
方からバッジなどの記念品をプレゼントされ
たり、本当に良い思い出となりました」と話す。
セーリング競技終了後、選手らの退村に際し
てはスタッフ総出でバスを見送ったという。

新型コロナの影響により1年延期された同大会。
様々な議論があった中、自身は強い気持ちで
ボランティアに臨んだ。「ボランティアを通
じて得られた様々な出会いや交流は、私にと
って本当に貴重な経験になり、選手に負けな
いくらい充実した日々を過ごすことができま
した」と話す。

もらった各国のバッジ

秦野市
"生涯現役"を支援
フルライフはだの本格始動
タウンニュース

「生涯現役フルライフはだの」の
ホームページ

「秦野市生涯現役促進地域連携事業推進協
議会(内田賢司会長)」(愛称/生涯現役
フルライフはだの)が9月1日から相談窓
口を開設し、本格的な活動をスタートさせた。
現在、働きたい55歳以上の登録、及び採用側
となる企業・事業主の募集を行っている。

生涯現役促進地域連携事業は、厚生労働省か
ら委託を受けて実施している事業。市内高齢
化率が2020年に30%を超えたなか、生き
がいをもって地域社会で活動してもらえるよう、
鎌倉、小田原に次いで県内3番目の実施とな
った。窓口は秦野市役所や商工会議所、社会
福祉協議会、シルバー人材センターなどから
なる「生涯現役フルライフはだの」が担い、
55歳以上を対象に就労支援や雇用創出の促進
を行う。

今年6月には、秦野市シルバー人材センター
別館きずな(秦野市新町10の71)内に事務所を
設置し活動をスタート。事業主へのアンケート
やホームページの作成など準備を進め、9月1
日から相談窓口の開設と働きたい人の登録受付、
登録者の採用を行う事業主の募集を本格的に
開始した。

登録対象となるのは、働く意思のある秦野市
内在住の55歳以上。現在は窓口での登録(感染
症対策のため電話での予約も可能)を受け付け
ているほか、ホームページから『相談者調査票』
をダウンロードし、FAX又はメールを送る
ことで登録できる。費用は無料。登録後に
「生涯現役フルライフはだの」より求人企業
等の情報提供が行われ、条件に合う仕事が見
つかった場合は、登録者自身が企業等へ直接
連絡を行う流れとなる。

一方、求人を検討している企業・事業主につい
ても随時募集中。「生涯現役フルライフはだの」
の相談員が事業説明などのため企業訪問を行
っているほか、窓口での相談、ホームページ
からダウンロードできる『求人情報提供届』
での求人情報登録などを受け付けている。費用
は全て無料。

担当者は「55歳以上の就労支援として『働く』
ことでの社会貢献、経済的・精神的ゆとりを導
くと共に、企業に向けては人材のマッチングを
行っていきたい。まずは気軽に何でも相談いた
だければ」と話す。今後は合同説明会や働きた
い人に向けた研修会、事業主向けセミナーなど
の開催も予定している。問い合わせは生涯現役
フルライフはだの【電話】0463・68・
1587へ。

HPは「生涯現役フルライフはだの」で検索、
又は上の二次元コードから

作家・中勘助と平塚の自然
10月2日から企画展示
タウンニュース

平塚時代の中勘助

企画展「作家中勘助の詩を詠む日々と平塚の
自然」が10月2日(土)から11月3日(水)
まで、平塚市博物館1階寄贈品コーナー
(浅間町12の41)で開かれる。「平塚ゆか
りの作家 中勘助を知る会」(大藏律子会長)
協力。

代表作『銀の匙』や『しづかな流』の直筆文
などを展示。詩文と合わせて、平塚海岸で見
られる植物の紹介や鳥類の剝製も並ぶ。海岸
周辺で描写された当時の豊かな自然風景や、
リズム感のある軽妙洒脱な詩からのぞく人物
像などに迫る。

中勘助は1924(大正12)年から7年余り、
家族の療養のために現在の浜岳中学校の東側
に居を構えた。当時の生活ぶりや散歩で見た
自然風景などを作品の中に残している。同会
の飯尾紀彦さんは「こんなにも美しい日本語
で平塚海岸地域を描いた中勘助の存在を多く
の市民に知って欲しい」と話している。

開館は午前9時から午後5時(最終入館は
4時30分)。月曜休館。入館無料。(問)
同館【電話】0463・33・5111

 

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