長唄三味線/杵屋徳桜の「お稽古のツボ」

三味線の音色にのせて、
主に東経140度北緯36度付近での
来たりし空、去り行く風…etc.を紡ぎます。

浮世絵とたのしむ 和の音色・舞踊 【鑑賞会NEWS】

2022年12月14日 13時03分05秒 | お知らせ
おはようございます。
新暦ではありますが、本日暮れ方は、赤穂浪士が本所松坂町・吉良邸へ討入りました、"忠臣蔵"伝説結実のアニバーサリーの夜でございます。

21世紀の今日、生きている私共が古いことに終始しておりますのは、重要無形文化財となりましても、博物館のショーケースの向こうの存在ではなく、脈々と息づいている文化・芸術を、生きて行く皆さまの心の糧として頂きたい、夢があるからであります。

I HAVE A DREAM…

昨日伺った三味線体験授業中、
「今日は楽譜は見ません❗️」
との先生のお言葉に
「ぅわーい‼️」
と一部の男子から歓声が上がって、
実は学校の音楽の授業が苦手だった私は、我が意を得たり…と心中ニンマリとしておりました。
音楽は心の糧、
愉しみなくして、なんの人心の栄養となり得ましょう。
…そんな魅力を持つのが、日本の伝統音楽なのです。




   行く川の流れは絶えずして、しかも もとの水にあらず…

 鴨長明先生をしみじみと思い起こす、この三年ほどの世の趨勢。
 コロナ禍は、私たちの日常を随分変えてしまいました。
 『長唄絵合せ』の会場でお馴染みでした、六本木シンフォニーサロンも、ビルの建て替えのため、この夏を限りに閉場となりました。
 音曲の演奏と、絵画の鑑賞を一堂に行える手頃な会場は、意外に少ないものです。
 残念無念。

 そこで、本卦帰りから新たな齢を数える令和5年、会場をJR中央・総武線 三鷹駅のホームから、あ、あんなところに劇場が…❗️と、御覧いただける武蔵野芸能劇場にて、浮世絵と日本の伝統音楽&舞踊の鑑賞会を開催いたします。

【期日】2023年1月14日(土) 開演14時 終演16時20分予定
【場所】武蔵野芸能劇場 東京都武蔵野市中町1丁目 三鷹駅北口すぐ
【内容】浮世絵の鑑賞:横山コレクションより鈴木春信をメインに名品多数出展
浮世絵の絵解きお話:横山實(国際浮世絵学会理事)
ワークショップ長唄:杵屋徳衛
日本の伝統音楽の発声と歌唱法を体験出来ます。
ライブ演奏:長唄「娘七種/むすめななくさ」及び下記創作舞踊の地方/じかた
創作舞踊「平家物語のイメージによる 花の色」:立花志穂
獅子舞:江戸太神楽 仙若・鈴仙

本日10時、カンフェティ様窓口にてお切符発売の初日でございます。
 結願の目出度き記念日の余勢を借って、首尾よく興行叶いますよう、
いずれも様にも、御ご贔屓お引立てのほど、
乞い願い上げ奉りまする…(。ノuωu)ノ


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