カゴメ ベジミートボールのマサラカレー【Plant Base】2022CURRY13店22食目
2022.1.14


□ベジミートボールのマサラカレー
(成城石井の通販サイトで¥2,479/5個)
▷おいらの自家製サンバル
○ザバス ソイプロテイン&牛乳200ml

在宅勤務のお昼ごはんで

ベジミートボールのマサラカレー





VEGANマークがついてます。



Plant Basedなんて表示もついてます。



野菜の量が原形換算で101gもあるというのもうれしいです。


そして食べました。





自分の作ったサンバルをスープ代わりに並べました。





ますますベジ感が増します。


食べると


肉感あるベジミートボールです



これ、思ったよりずいぶんとおいしくて驚きました。食べた感じはトマトを中心として野菜由来のさっぱりしたカレー感が前に推していて、あら、おいしいと匙が進みます。マサラカレーというだけの、ターメリック、クミン、コリアンダー、チリから由来するマサラ感を楽しめました。

(ここから長い、環境とベジと大豆の話)
ところで、多くの人が最近増えてきたベジミート、大豆ミートというものに不自然さを感じているのではないでしょうか。世界では環境問題を理由に肉食を止めるべきという動きが爆発的に拡大しているのですが、日本ではそれが殆ど報道されないからか、殆どの人が全く認識していないようです。ベジタリアンというと多くの人は宗教的理由やその他のアーユルヴェーダ的な思想的理由だと勘違いするのですが、そうではなくて、こらは環境問題なのです。

ここで食べたのは、ベジミートボールです。すなわち、大豆を原料とするフェイクミートで作ったミートボール。ミートと言わずに素直に、新しい大豆料理と言って欲しいものです。肉を食べたいなら肉を食べればいいでしょう。畜産、特に牛畜で発生するメタンガスが地球温暖化問題にとって、自動車排気ガスの18倍もの悪影響を及ぼすことは、よく存じております。

しかし、だから環境問題で食を変えようとするのは話が単純すぎて発想が稚拙で、目的のすり替えのようにも思えます。何百年何千年と続いた先祖代々続いてきた食文化への冒涜のようにも思えます。
インドでの食事をたくさん体験すると、菜食のみの人達の料理には、こんなベジミートボールみたいに、豆由来でまるで肉を食べたのではないかと思ってしまうくらいに美味しくて多彩な豆料理があることに気づかされます。日本のインド料理店ではメニュー数に限度があるので、ほぼ全く登場しないのですが、日本人の知らない肉みたいな豆料理は昔からたくさんあるのです。

だから、ベジミートでなくていいじゃないですか、大豆ボールで何が悪いのでしょう。むしろそのヘルシーさを謳ってもいいでしょう。大豆は、100gあたり79gもタンパク質を含むのですから,鶏肉の3倍もたんぱく質摂取に寄与します。プロテインの塊です。筋肉モリモリ大好きな皆さんにも貢献できる料理だと思います。

何が言いたいかって、最近のベジミート、大豆ミートの開発論拠を、新しくおいしい大豆料理だと謳ってほしくて、環境にいいとか、肉みたいだなんていうのは、後からついてくる消費者側の印象で持ち出した方が、食の開発活動として健全だと感じるのです。

カゴメのこのレトルトカレーは十分おいしいです。でも、日本は遅れていますので、アプローチはまた別の考え方もあるのではないかなと、門外漢の全く効果のない戯言でございました。

失礼しました。

言いたいこと腹いっぱい書いたので
めでたしめでたし