下北沢通信

中西理の下北沢通信

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バングラ「習作・チェーホフのかもめ」@アトリエ春風舎

バングラ「習作・チェーホフのかもめ」@アトリエ春風舎

原作:チェーホフ 構成・演出:三村聡
「人生を描くには、あるがままでもいけない。かくあるべき姿でもいけない。自由な空想にあらわれる形でなくちゃ。」
原作の台詞の一節だが、その通りに『かもめ』を再構築してみたらとんでもなく残酷な本質があらわになって驚いた。
そしてそれは、美しかった。
2021年 緊急事態宣言下での初演、2023年 豊岡演劇祭での再演を経て、更に磨きがかかったバングラ版『かもめ』をアトリエ春風舎にて再々演!

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バングラ
2017年、俳優として活動してきた三村聡が、『マクベス』を上演する為に演劇ユニットBhangra(バングラ)を立ち上げ、構成・演出を手掛ける。
以降、2018年と2019年の『ワーニャ伯父さん』、2020年の新型コロナによる延期を経て2021年の『かもめ』と継続的に古典作品を上演している。
2022年、演劇人コンクール2022に参加し、豊岡演劇祭2022期間中の江原河畔劇場にて最終上演審査作品『マクベス』を上演し、優秀演出家賞を受賞。

出演
中林舞、 奥田龍平、喜多京香(山の手事情社)、三村聡

スタッフ
作:チェーホフ
演出:三村聡
舞台監督:菅原有紗(ステージワークURAK)
照明:三浦あさ子
音響:古川直幸(Led Cetus)
衣装:綾
演出助手:渡辺可奈子(山の手事情社
宣伝美術:梅本恭子
制作:古川智史