税制改正大綱決定！ NISA枠拡大で投資のリセットが始まる！？
こんにちは。
kumatamです♪
先日、2024年1月からNISA（少額投資非課税制度）に関して大きな改正がされる旨の報道がありました。
2023年度税制改正は12月16日に大綱が決定しましたが、施行はまだ先となります。
投資枠上限が1,800万円など、個人的には不満もありますが、概ね想定以上の設定金額に対する驚きやよい評価コメントが多いように思います。
今回の報道どおりに改正されますと、以下ようになります。↓
少額投資非課税制度（NISA）の投資枠が2024年から合計360万円に広がる。政府・与党はつみたて型の年間枠を現行の3倍の120万円、一般型は2倍の240万円に拡大する。制度の恒久化と非課税期間の無期限化とあわせ、貯蓄から投資の流れを加速する。
日本経済新聞より
NISAとつみたてNISAで、年間360万円も投資できることになるのです。
毎年360万円投資しますと、ちょうど5年で上限の1,800万円です。
この金額をパッと見ますと、「毎年こんなに投資するのは無理」と思ってしまいそうですが、私はコツコツとこれから積み立てる方よりも現在大きく投資をされている方々に「大転換が起こるのでは」と予測しています。
私もその動きをするかもしれません。
長期投資にも変化と新たな選択が必要！？
私のメイン投資先は、『ひふみ投信』と『セゾン投信』です。
2022年は、大きな買い物をするために積み立て続けていたひふみ投信を初めて300万円ほど売却しました。
この売却を除き、一度も売却せず長期投資として毎月積み立て続けているのが、この2つの投資信託です。
一度の売却をしましても、それぞれ1,000万円以上の資産となっています。
投資効率や複利の効果を考えますと、基本は売却はするべきではないというのが、私のスタンスです。
ただ、今回のNISA大改正ではそのスタンスも変更するかもしれません。
NISAのよいところは、その名前のとおり非課税であることです。
通常の投資ですと、利益に対して約20％もの多額の税金が取られます。
100万円の利益で、20万円もの税金です。
現状ひふみ投信とセゾン投信の合計で1,000万円以上の評価益がありますので、これを売却しますと200万円以上の税金が取られることになるのです。
コツコツと積み上げた大金が、税金として引かれてしまうのです。
この大きな税金を考えますと、5年間くらいの早い期間で上限1,800万円枠に投資して、時間による世界の成長にかけるというのもよい策だと考えています。
普通のサラリーマンでも1,800万円の上限は達成できる！
ここまでの私の投資額を多く思わる方もいらっしゃるかもしれませんが、コツコツ積み立てたり、早い時期の市場暴落の時に少し無理しながら追加投資してきた結果です。
ほぼフルインベストメント状態というリスクをとってきた成果でもあります(笑)
私は高給取りではない普通のサラリーマンですので。
早く投資すればするほど、長い時間が経済成長にかけることができるのです。
今、現在投資しているものもいつかは売却し、そこで評価益がある場合は税金を払うことになります。
今後、以前あった軽減税率のようなものが制定される可能性は低いと考えていますので、早めに動くのも一手と考えています。
そして、現状の投資先を売却後に一般型NISA（成長投資枠）やつみたてNISAでどこに投資をするのか？
ここがポイントです。
私は個別株で継続的に勝つ能力は持っていないですので、長期的視点で考えますとインデックス投資は外せないと考えています。
そして人口推移含め、長期的経済発展と投資環境を考えますと米国一択となってくるのです。
米国株のNISAでのインデックス投資。
これが現時点での最良策かと考えています。
数年前までですと、自信を持って『ひふみ投信』と答えることができたのですが、ここ数年のインデックスに劣る成績を見ますと、迷いが出てしまうのです。
新NISA制度は2024年1月スタートですので、『ひふみ投信』もここから一年で以前のようなパフォーマンスを取り戻すことができないと将来的に厳しい結果になると考えています。
ひふみ投信への思い入れが強い私がいろいろと考えていますので、大転換もありうると想定しています。
『セゾン投信』は、特に「資産形成の達人ファンド」が今後も世界をカバーして成長できると思っています。
確かにインデックスファンドと比較しますと信託報酬も高くなってしまうのですが、魅力は高いと思っています。
このような形で、現在長期投資としてガッチリホールドされてこられた方々も、乗り換えが発生すると思います。
ガッチリホールドされている方は、投資知識を持ち合わせてその選択をされていることが多いと思いますので。
投資に多くの方が興味を示し、行動いただくことは経済にもとてもよいことです。
皆さまにとりましてこのNISA大改正がよい方向に進むことをお祈り致します。
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