「ダイヤのA」白熱!鵜久森高校戦…攻めろ!逃げるな、沢村!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、野球漫画「ダイヤのA」第3弾、白熱の鵜久森高校戦をとり上げます。

■あらすじ

夏の西東京大会を終えて、3年生は引退。
新キャプテンに御幸一也が推され、新生青道野球部が始動しました。


ダイヤのA(23)

しかし、結城ら頼れる3年生の抜けた穴は大きく、チームは波に乗れません。
最も深刻なのは、沢村栄純…。夏の大会で与えた死球をきっかけに、イップスに陥っていました。

インコースに投げれない…。
それは、これまで攻めのピッチングを信条としてきた沢村にとっては死活問題。

さらに、野球部員らが尊敬してやまない片岡監督が辞表を出していることが明らかになります。
そんな中で迎える、センバツ出場を懸けた秋季東京都高校野球大会。通称「秋大」本選。

春の甲子園出場を決めて監督をやめさせない…。青道ナインは結束します。
初戦は、夏の甲子園ベスト16の東東京地区の強豪帝東高校…。さらに、稲城実業、薬師高校など強豪がひしめきます。

果たして、青道高校はセンバツ出場を勝ち取ることができるのか
強豪校との対決の行方は?そして、沢村は再びインコースを投げることができるのか…。

■白熱!鵜久森高校戦

「獲るぞ、秋大」。新キャプテン御幸の言葉に、不協和音が出ていたチームが一つになります。
しかし、イップスになった沢村の状態は深刻。秋大開幕を迎えても、インコースを投げることができませんでした。


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それでも、引退した捕手クリスの助言もあって、アウトローを正確に突き刺すピッチングを磨き上げます。
沢村のアウトロー・ピッチングもあって、初戦、2回戦と乗り切った青道。次なる相手は鵜久森高校です。
(以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。)


鵜久森高校は、2回戦で夏の甲子園準優勝の稲城実業を破ったダークホース。
エースで4番の梅宮聖一率いる雑草集団が、青道相手に2戦連続の下剋上を狙います。

彼には負けられない理由がありました。それはリトルリーグ時代のチームメイト松原南朋の存在
将来を有望視されていた松原は交通事故により選手生命を絶たれます。彼は車椅子のマネージャーとして仲間たちを支えていました。

南朋を甲子園に連れていく…。梅宮ら鵜久森ナインが一丸となって、名門青道に襲い掛かります。
降谷の剛球に喰らいつき、試合終盤、5点あった点差がついに1点差に。その勢いに、球場全体が鵜久森の下剋上を期待してどよめきます。

「球場がこういう雰囲気のときは審判も敵だと思え」。異常な雰囲気のなか迎える最終回
「開き直って立ち向かってくる相手をねじ伏せるのは気持ち。攻める気持ちでしか止められないだろう」。片岡監督が御幸にその決断を伝えます。「最終回、沢村でいくぞ」

■逃げてたまるか

「鵜久森」コールが会場に響くなか、9回表のマウンドに沢村が立ちます。
鵜久森はクリーンナップからの好打順。沢村は攻めのアウトローを貫きますが、不運な当たりが内野安打に…。

同点のランナーが出たところで、打席にこの男が入ります。鵜久森の番長、4番ピッチャー梅宮聖一
ボール、ファール、ファール、ボール、ファール…。外の攻めに次第に合い始める梅宮。


ダイヤのA(32)

沢村の脳裏には、アドレナリン全開の梅宮に煽られるように、稲実戦の死球シーンが浮かび上がります。
しかし、梅宮を抑えるには投げるしかない。インコースのカットボールを…。

御幸からサインが出ます。サインは、沢村を信じて内角(インコース)にカットボール。
「お前が納得いくボールを、ここに投げ込んで来い」

両ベンチから声援が飛びます。沢村の心臓の鼓動が高まります。
「ここでビビってたら、あの時のまま…。違うだろ?何がしたい。出来ることをやれ」

勝負の1球。あの日、あの涙、あのシーンが沢村の背中を押します。
「攻めろ。逃げるか。逃げてたまるか!」

果たして、沢村の1球は梅宮の内角をえぐることができるのか?激アツの対決の行方はいかに…?
勝負の結末はコミックスをご覧ください。野球漫画史に残る名勝負。梅宮ならずともアドレナリンが噴出します。

今日の夢中は、「ダイヤのA」秋大本選から、白熱の鵜久森高校戦をとり上げました。
他にも秋大本選は名勝負がたくさんあります。沢村と青道野球部をアドレナリンたっぷりで応援しましょう。


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ありがとう、ダイヤのA!がんばれ、沢村!がんばれ、青道!めざせ、甲子園!

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