もう1か月ほど前から、娘に頼まれていたクリスマスフェアーへのボランティアを、今日20日の日曜日に参加した。ブロムリーはロンドン各区の中では一番大きな区ではあるが、ケント州の一部でもあり田舎の感じがぬぐえない。
昨日、今日はブロムリーのショッピングセンター内の一室でクリスマスフェアーが開かれた。
娘が企画したもので、このため広く寄付を募り彼女の家に集まったおもちゃや衣服、手芸品などで一室足の踏み場もないほどだという。
一番売れるのが子供のおもちゃやぬいぐるみ、それにアクセサリーで、皆さんこんなにたくさんの品物を寄付してくれたものだと感心する。
この部屋の奥で折り紙やクリスマスクラッカーの作り方のデモンストレーションが行われ、私には風呂敷の包み方のデモンストレーションを頼まれていた。
1週間前から家中探して見つけた風呂敷や新しく作った風呂敷で、インターネットを見ながら準備していた。
11時から12時半までの間、オープニングと同時に入ってきた若いカップルは、此の風呂敷の包み方を見たくてやってきたといい、熱心に習って満足して帰っていった。
まずは簡単な包み方から始めるが一番初めに縛り方をマスターしてもらう。ほとんどみなが縦結びになるから、これを直すとみんなから感心される。
娘がいたく感心した風呂敷で作ったリュック、私自身もユーチューブで見るまで知らなかったもの。
今年のクリスマスにはプレゼントの包み紙はやめて風呂敷で包んで渡しても、必ず風呂敷は返してもらうようにというと皆笑ってもそれなりに納得してくれる。
そしてショッピングでビニール袋はやめて、風呂敷1枚をバックに入れて使うことと教えてあげ、皆からとても喜ばれた。
来月にはここでのボランティアが集まってのパーティに来て、デモンストレーションしてくれとの要請があり、引き受けた。今日は楽しい日だった。
そちらでは宗教に基づく行事で生活に根付いているのでしょうね。
風呂敷の包み方にも色々あると本で読んだことがあります。
私の若いころは、鞄代わりに風呂敷包みを持ち歩いている方もいました。
今は風呂敷そのものを見かけることがありません。
英国のクリスマスは1年で最大の行事です。宗教離れをした昨今ですが、子供の居る家庭でクリスマスツリーを飾っていないところはないでしょう。たとえ宗教が違っていてもです。
最近声を大にして環境汚染が叫ばれていますね。クリスマスプレゼントに包まれる包装紙もリサイクルされたら良いのですが、表面にビニール加工されてあるのはリサイクルされません。
そんな時きれいな風呂敷に包んだプレゼントはどんなに嬉しいでしょう。そしてまたそれらを使うことができます。この2日間使わせていただいたセンター内の1室はチャリティや環境保護の目的でしか使用できず無料だそうです。
ビニール袋を少しでも減らすのに風呂敷はとっても便利だと思いませんか?