山脇百合子さん死去の速報を
今、目にしました。
一緒にぐりとぐらの世界を作り上げてこられた
李枝子さんはお淋しいでしょうね。
子どもの本の世界では、
ぐりとぐらが永遠の存在なので、
え?本当のこと?と、
すぐに信じられないニュースでした。
でも、主人公はずっと現役でも、
作家はお年を召されるのですよね・・・。
ぐりとぐらは子供部屋で生まれたという
エピソードは有名ですが、
最初のぐりとぐら(雑誌母の友のさし絵)は
山脇さんが高校生の時だそうです。
まだ社会人になる前から
生涯に渡って描いてこられたせいでしょうか、
ぐりとぐらのシリーズが進むにつれ、
主人公たちの顔が、
無邪気な幼い感じから、
どこか考え深さの見える若者の表情へと
変わっていくのが感じられて、楽しみでした。
でも、もうこの先、
ぐりとぐらがどんな表情になるのかを、
待つ楽しみは、
無くなってしまったんですね。
素敵な生涯を過ごされたことと思います。
ご冥福をお祈りします。
・・・ ぐりとぐらシリーズから ・・・
ふたりの横顔にご注目ください
ぐりとぐら
なかがわゆりこ と おおむらゆりこ
山脇さんのお名前が旧姓です。
福音館/本体¥900
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ぐりとぐらのかいすいよく
なかがわゆりこ と やまわきゆりこ
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ぐりとぐらとすみれちゃん
なかがわゆりこ と やまわきゆりこ
福音館/本体¥900
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