まるごと馬場のぼる展 in 刈谷市美術館=^^= | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

いつも楽しみにしている刈谷市美術館さんの

絵本原画展の企画
今回は
まるごと馬場のぼる展です。
行ってきました!

 





単色を重ねるリトグラフの技法で印刷された

というウワサのチラシです。

場所:刈谷市美術館

開催期間:2022.9/17~11/6

 



11ぴきのねこといえば
保育園で・幼稚園・ご家庭と、
猫ニャゴ!ニャゴ! どこにでもあって 

誰もが知っている絵本。
わたしたち児童書専門店でも、

いつも切らさず店頭置いているけれど
あえてご紹介するまでもない

親戚のおじさんみたいな親しい絵本
という位置づけです。

そして、11ぴきたちときたら、
やってはいけないことを全部やらかし、
子どもの心の奥底の気持ちを、

いえいえ
大人の心の奥底だって、

遠慮なく
ぜ~んぶ現実にして見せてくれる

そんな主人公たちです。

11ぴきを読んだ読み手の心は、

だから、
青空に放たれたみたいに解放されるのです。

やるなと言われたら是非ともやりたくなる!
という、11ひきたちの特性と、
同じものを持つわたしとしては、
この画展に
旧知の友との面会の気分で出掛けたのでした。

 



↑↑↑

<木の葉も色付き始めた

刈谷市美術館エントランス>


さて、展示作品の前半は、
もちろん、11ぴきのねこの原画がメイン。
文章が入っていなくても
その場面も、この場面も、
11ぴきたちのセリフが言えるわ。チョキ


 

そして、後半で展示されていたのは、
お絵描き大好きな馬場のぼる少年のこと、
さらに、代用教員を経て、
漫画を描いて世に出た馬場青年の作品群。
11ぴきの絵本シリーズが
子どもたちに迎え入れられてからも、

ご本人は、
「漫画家」を名乗っておられたそうです。
展示されているまんが作品を拝見して、
上質の笑いで読み手の心を解き放つ
あの作風はここから生まれたのか・・・
そんなふうに感じました。

 

わたしが鑑賞したのは夕方の時間でしたが、

会場には、小さい方もチラホラいて。

いいですね~ラブラブ

そろそろ美術館デビューしたい

そんな予定の小さい人があったら、

今回の刈谷美術館にはチャンスです!

絵本で馴染んだ原画がたくさん並んでいるので、

大いに楽しめると思います。

 

 

 

なお、今回、

図録はお店でも販売しております。

まんが、風刺画やデッサンなどの、

今は入手不可の情報もたっぷりです。

図録で下見をして鑑賞に・・・というのもいいですね。

 



 

 

11ぴきのねこ(本体¥1200)

絵巻11ぴきのねこマラソン大会(本体¥2000)

図録まるごと馬場のぼる(本体¥3000)

お人形も置いています。

 

 

 

にゃごにゃご!!

 

 

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