老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

 無情に「消え去った」

2022-08-07 04:53:29 | 老いの光影 第9章 捨石拾遺残日録
1895 無情に「消え去った」



夏のなかに「小さい秋見つけた」

 正しい手順(操作)でUSBメモリーを外
したつもりだが、USBを差し込みしたら保
存した文書は何処へ行ったのか、開くこと
ができなかった。
 USBまで認知症化し記憶が消え去った。
ああああああああ!、と唸るも後の祭り。
今度からは別のUSBまたはドキュメントに
送信せねばと反省しきり。不慣れなPC操作
は、未だに進歩せずにいる。

 朝、beagle元気と散歩のなか、路傍に薄ピ
ンクの秋桜に出会った。何故か路傍に咲く花
に魅かれ心癒されるのは老いた証拠であろう
か。
 秋桜は雨風に打たれ晒され、茎が折れても
枯れずに生き続け花を咲かせる。挫折しても
挫けず秋桜のように立ち上がり、花咲か爺さ
んのように見事な桜の花を咲かせたいものだ。
 「仕方がない」、と負け言葉で誤魔化して
きた今日までの自分。ラスト・チャンスに駆
け、福祉運輸事業(通院等乗降介助、介護タ
クシー)の申請書類作成を始めた・・・・。

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2 コメント

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こんばんは(^^)/ (ピエリナ)
2022-08-08 00:10:07
こんばんは(^^)/

そのショック、わかります。

今日はコメントを頂き、本当にありがとうございました。
遅くなりましたが、先ほど返信しました。
どんなに救われたことか。
あの文章をプリントアウトして持っていようと思っています。
本当にありがとうございました。

コスモス、秋らしいですね。
でも、まだまだ当分暑いでしょうからどうか体調にお気を付けて下さいね。
こちらこそありがとうございます (星光輝)
2022-08-08 21:49:48
病や障害を抱えながら日々、不自由に生きる老親の姿は辛いものがあります。
でも、ときには必死に生き、自分の足で歩こうとする
姿は胸が詰まりながらも、励まされます。
生きるって、こういうことなんだな。
老いて生きるとは、辛さや切なさ、泣きたくなることもあるけれど、「人間、生きているうちが花なのです」。
老親はときには我儘、偏屈、勝手な言動に頭が来ることもあります。
不自由な躰で生きた老親にあゆみは、十数年後、二十数年後になるかしれないが
老親の歩んだ路は、いつか自分も同じ路を歩くのかもしれない。

いまの自分、仕事していることで
躰のことを忘れてしまいます。

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