鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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モエレのオジロワシ 1/17 漁場に一郎が復活!

2022年01月17日 | オジロワシ
2022/1/17 月曜日 晴れ

雪もなく良い天気になりましたのでモエレへ向かいます
1月のこの時期は 沼はまだ閉ざされています
ただその中で A-水門の前は水の流れがあるので少しだけ氷の溶けた部分があります
そこを狙って オジロワシや ダイサギなどが魚を獲りにやって来ることになるのですが
沼から注ぐ氷の張っていない川の部分も狙い目となります

豊平川なども水の流れがありますので氷の張っていないところはたくさんありますが
厳冬期なので魚の姿があまり見えないようです

どういうわけか モエレ沼のこのA-水門の漁場は魚影が濃いのか 
ここを縄張りにしているオジロワシがいます
数年前までは一郎がその漁場を守っていたのですが
4年位前からは 富江と一二郎がこの漁場をずっと守っていました

一郎と一二郎 富江の関係は 兄弟なのか親子なのかわからないのですが
どうも 交互に協力してこの漁場を守っているように見えます

数年前あたりは 一郎とさくらが 抱卵の為この漁場を去った後入れ替わるように
富江と一二郎がやって来てこの漁場で活動していたのですが
それが 4年ほど前からは キツネに漁場を荒らされた一郎が嫌気がさしたものか
ぷっつりとこの漁場から姿を消してしまいます…

しかしその後をシーズンの初めから 一二郎と富江が現れてこの漁場を守っていました
一郎の命を受け 富江と一二郎がこの漁場を守る形になっていたようです(おっさんの推測です)

そんな状態が数年続いたのですが 去年の後半から異変が起きます
その兆候が一郎の再登場となります
一郎と 富江・一二郎は 同時にこの漁場に立つことはなかったのですが
去年はそれが初めて破られました

富江と一郎が同時に水門の木の上に立ったのですね
オオワシが現れた時の 一郎と富江の関係もそういった推測を裏付けるものかと思うのですが

今年はまた一郎がやって来るのではないか……! 
という期待がシーズン前からの思いでありました
あの漁のスペシャリストである一郎の復活を待ち望んでいたのはこのおっさんであり
そういった期待をもってシーズン初めから観察をしていたものですが
ぷっつりと富江の姿が見えなくなったのがその前兆かと思われます

なので そういった期待を持って見守っていたのですが
今日ようやくその推測を裏付けることになったようです



下ノ橋の上から漁場方面を望むと

A-水門前の林の右側の木の中に 黒い影が見えます
おそらくオジロワシだと思われます
なので 公園のスノーモービルで固められた歩道の上を C-ポイントへと向かいます



L2-ポイントに差し掛かった時漁場を覗くと





胴体の白黒のコントラストの強いオジロワシの姿がありました
正面から見て 水門も右奥の方の木の枝にとまっているのですが
今時期はこの辺りが狙い目なのかと思われます
成鳥であることは一目瞭然です



C-ポイントまで行くと







目つきの異常に鋭いオジロワシの姿が見えました

富江でも一二郎でもありません
一二郎はもっと頭が白いです

この顔はまさしく一郎の顔ですね!
予測していた通り一郎がまたやって来たようです

数年前までは何度もこの顔を見ていたのですが
しばらく見ていないと記憶も消えてしまいます
しかし やはりこの目つきの鋭さは記憶に残ってますね

それともう一つ 雨覆いのマダラのコントラストが強いのも一郎の特徴になります
大雨覆いの翼基部にかけ 5~6枚の羽に白い縁が見えるのが一郎の特徴になりますが
どうもこの状態では 前の木の枝も重なるし木の枝に立っていますので角度の問題もあって
それはどうもはっきりしないようです…
雪の上に降りたならばよくわかると思うのですがね



しかし この時期この場へ立つのは
どう考えても一郎なのかと思いました
(富江でも一二郎でもないのでね…)


じっと動かない一郎になります 30分くらい経ったでしょうか

そのとき水門の左の方の 雪の前にダイサギの姿が見えました
雪が白いのでよくわからなかったのですが

ダイサギが昨日いた辺りに立っていました



一郎がいるところから見て

ずいぶんと左になります 真ん中に水門が見えますが
2羽の中間あたりが 魚を狙う漁場となります




ダイサギもオジロワシがいますので じっと動きませんね



一郎も ときおり

前傾になって漁場を覗いていますが






獲物は現れないようです
一時間くらい待ちましたが 寒くなってきましたのでこの場を後にします

漁はありませんでしたが 一郎の復活を確認できましたので良かったです
一郎がまた来たということで ここ数年とはまた違う展開が待っているやもしれません
期待が膨らむようです



また下ノ橋の方まで帰ってゆくのですが
途中で漁場を眺めると

じっとしたままの一郎が見えます



下ノ橋まで来ても



一郎に動きはありません
ご苦労なことです
次回に期待します
そんなお話となります
それでは また

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