【学び】次世代の鍵を握る!Z世代 | #むらやまよろずばなし ー山形県村山市をPRー

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1964年7月山形県村山市生まれ。現在も在住中の50代の会社員。
2016年5月よりSNSでの山形県村山市PR活動「#むらやまよろずばなし」を開始し継続中。

  Z世代が世界で台頭する時は目前に!

[結論]今後、世界経済を牽引するハズの世代
 「Z世代」または「ジェネレーションZ」と言うワードを、お聞きになられたことはございますでしょうか。
 1996年から2002年までに生まれた方々を指しております。 特徴をザックリと表すと、「リアルにガラケーを知らない、何でもスマホで済ませる世代」 と言われております。

 そんなZ世代が、昨年からにわかに経済界で注目されるようになってきました。
 理由は1996年生まれの方々は25歳となり、社会人生活にも慣れ、勤務先でもそれなりのポジションや収入を得られるようになり、経済に影響を出し始めるからです。
 Z世代の経済感覚というか物品購入方法は、
「これまでの物品購入の価値観をひっくり返す!?」
くらい斬新なものです。

 〈具体例〉電化製品を購入する場合
 従来はググる、またはInstagramで商品のことを調べます。 が、Z世代はもうAmazonに直接アクセスし、購入を検討している商品のプレビューを見ます。メーカーの製品情報以上に、ユーザーの使用した情報を信頼しているのです。
 次に家電量販店へ欲しい商品を直接見に行き現物を確認し、気に入ったら店舗ではなく、Amazonで購入します。
 支払いもPayPayなどのオンライン決済メインで、それが使えないショップからは基本購入しない。更に配送もAmazonプライムのように「当日発送、翌日配達」が必須!

 このようなZ世代の皆様、生活や仕事に関しての価値観も大きく違うのです。


【価値観の大幅なレベルアップ!】
[結論]物欲より精神的満足度優先へ
 Z世代の方々は生活や仕事の「価値観」も、大幅に違う。70代は親御さんが、戦後の食糧難を体験されていることもあって、「食べ物」が一番の価値。30代から60代後半は、バブル経済をリアルタイムに経験していることもあり、「お金」。

 共に物欲にその価値観を求めていたが、Z世代は全く違う。何故なら、物質的には一応満足しているから。
 更に「東日本大震災」と「コロナ禍」を体験したことにより、より人との繋がりの大切さを知っている。
 ゆえにZ世代を中心とした、20代前半から30代前半の「価値観」は、レベルがアップして「自己の存在」なのである。

 しかし、これがなかなか他の世代の方々には理解されず、コミニケーションの障害になる場合もある。

 「価値観」とは、過去の体験が生み出す部分がかなり重要なものなので、簡単には変えられない。SDGsで多様性が叫ばれている昨今、個性の一部として受け入れる努力を大人の皆様はすべきだと思う。
 そんな皆様なので、働き方に対する考え方や取り組みもジェネレーションギャップを感じるものになっております。


【働き方に大変革⁈を起こすか】
[結論]終身雇用制の崩壊、ジョブ型への転換
 Z世代の方々は「物質的」より「精神的」な満足を求めている。ゆえに働き方や就職先も「企業のブランドイメージ」「賃金」よりも、「自分の存在価値を活かせる」ことにこだわっている方が多い。

 そのために、一つの企業に長期間勤務することに対して、「自己の存在価値を見出すことがなければ、早期に転職する」願望を強く持っている。

 そうなれば終身雇用制度は崩壊し、一生のうちに複数の自分のスキルや存在価値を活かせる企業で勤務する「ジョブ型」と呼ばれる雇用体系が、主流になる風潮が強くなりそうだ。


「副業」「パラレルワーク」を認める企業が増加していく?
 人口が減る一方の上、「自己の存在価値を活かせない」どうこうで、優秀な社員を簡単に手放したくない企業側も、新たな社員囲込み手段を取り入れるところが出て来た。
それが「正社員の副業」を認めることである。

 それ相当に厳しい条件は付帯するだろうが、社員が勤務先の仕事をしつつ、自己の存在価値を活かせることを金額の多少は別として出来たら、双方に良いことではないだろうか。

 ※今後耳にする機会が増えると思いますが、
•生活するために必要な仕事=「ライスワーク」
•自己の存在価値や得意なスキル、趣味などを活かした副業=「ライフワーク」

を同時に行うことを「パラレルワーク」といいます。


【新業種開拓促進競争確実?なZ世代】
[結論]Z世代が新業種開拓の中心へ

 まず大変興味深いデーターを2つご紹介します。

1.総務省のデーター
「ある年に存在していた100社の起業の生存確率」
5年後→14.8%  10年後→6.3%  20年後→0.4%

2.ある有識者の国際機関のデーター
「今日生まれた赤ん坊が、現在存在しない業種に就職する確率」→65%

 これからますます企業間での競争が激化する。
 特にITの普及により、一段と「時代の変化にスピード感ある対応」が出来ないと、企業の存在が困難になると思われている。

 そのためZ世代、あるいはその次のアルファ世代(2003年以降)の方々が、現在存在している企業への不満が積もり、
「自分の存在意義をフルに活かせる企業に就職したい!」
との思いをこれまでの世代以上に相当強く抱き、ジョブ型雇用による数回の転職、更には新規業種起業が現在以上に活発化します

ー物欲的価値観から精神的価値観へー

 Z世代のみなさんがこれまでの日本国民の価値観を根本的に変え、多くの分野で「新世代への継投役」として、大いに躍動する時はもう目の前に来ていると思う。