ラーセン ブラックシップ | 空色の小箱

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先日、旦那の従兄から、ラーセンのブラックシップをいただきました。
と言っても、お土産とか、わざわざ取り寄せて…というものではありません。

従兄の奥さんの実家の方が、誰かからだいぶ昔にいただいたのだそうです。それ以来、飾り棚に鎮座して幾星霜。

でも、3.11の津波で自宅は半壊。飾り棚も被害を受けました。
そんな中で、無事に残っていた数本の洋酒。
その中の1本だそうです。

従兄は奥さんの実家の面倒もみているため、震災後もいろいろ実家の改修やら何やらをしていたのですが、このたび、「断捨離するぞ」と決意。

「もともとの持ち主も死んだし、飾り棚も改修後は作ってないし、かといって洋酒は俺は飲まないし」
と、持ってきてくれたのでした。

「津波、かぶってるからな、それ」
と言っておいていきましたが、そんなの気にしません。

なぜなら、私の実家も津波で流失。
でも飾り棚に入っていたはずの、数々のお酒の半数近くが近くの山影に引っかかって残っていて、実家の父や親せきで、おいしくいただいたという経験があるからです。

実家でも、新築の家に飾り棚は作りませんでした。
「飾っててもなー」
というのは、やはり津波で流されたことが心理的に影響があるのかもしれません。

というわけで、我が家で、おいしくいただくことにしました。
息子がツイッターで「父がこんなのもらってきた」とUPすると、「ミルクティーで割るとおいしいよ」と教えてくれた方がいました。

あいにく、ミルクティーは好きではないので、ストレートか、ハイボール風にして、毎晩いただいておりました。

おいしいので検索してみたところ、お値段がよかったので、今夜からはもうちょっと大切にいただきたいと思います。



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