【FX・為替】2月2日㈭の値動き振り返り&チャート分析【2023】

2023年2月3日

2023年2月2日㈭・BOE政策金利、ECB政策金利

2023年2月2日㈭の値動きを振り返ります。

FOMC消化後の同日に

  • BOE政策金利
  • ECB政策金利

があり、ユーロとポンドに注目していました。

21時00分 BOE政策金利

ポンドドル1時間足

BOE(イングランド銀行)政策金利は、予想通り50bpの利上げ。

ポンド買いで、1.23台前半から1.2390台まで跳ね上がりましたが、上がると売られる展開。

1年後のインフレ見通し・2年後のインフレ率を下方修正したことで、今後の利上げへの期待は後退。

反転し、1.2300のキリ番も割り込んで、1.22台へ。

4時間足の押し安値1.2255を一瞬割り込みましたが、すぐに戻し。

一旦は4時間の押し安値を守った形になりました。

22時15分|ECB政策金利&22時45分|ラガルド総裁会見

ユーロドル1時間足・2月2日
ユーロドル1時間足

ECB政策金利も、予想通り50bpの利上げ

1.1000付近で推移していたユーロドルは、政策金利発表から下降。

ラガルドさんの会見が始まるころは、1.0970から80付近。

会見が始まったら、下がりましたねー。

政策金利発表でセルザファクトという感じでした。
さすがに、1.1000は達成感もあったのでしょう。

NYオープンでドル円も上に跳ねて、ドル買い進行。

ユーロドルは、

  • 前日までの高値1.0927付近
  • 1.0900のキリ番

あたりからは反発するかと見ていましたが、1.0900を割り込み、4時間足の切り下げラインまで下がりましたね。

ユーロドル4時間足チャート・切り下げラインまで下降、2月2日
ユーロドル4時間足・切り下げラインまで下降

時間切り下げラインで反発し1.09台を回復すると、深夜1時台に1.0950まで反発上昇。

この時、ダウ平均が前日比マイナス200ドルあたりからプラマイ0まで戻してたんですよねー。ナスダックは元気よいのですけど、ダウ平均は上に抜けきれない状態が続いてます。

深夜1時のロンドンフィックスに向けて、ポンドも買い戻される展開。

ロンドンフィックス後

深夜1時を過ぎてからは、ドル買い再開。

ユーロドルは1.0950までの反発から下降。

レンジを形成して、FOMCでレンジを上にブレイク。

しかし、ECBを経て、レンジ内に戻ってしまいました。

ポンドドルも、1.2300のキリ番まで反発してから下降。

1.2255の4時間足押し安値&レンジ下限を下抜けて、1.22台前半へ下落しました。

BOE、ECB政策金利を消化、2月3日㈮の雇用統計待ち

ユーロドル日足チャート・2月2日
ユーロドル日足・2月2日は実体で80pipsの陰線確定

BOE、ECBを経て、ユーロドルもポンドドルも下降の動きでした。

ユーロドルやポンドドルの下降に連れて、豪ドルも下降。0.70台へ。

ドル円は128円台での推移。

カナダ・ドルは1.32台から1.33台へ上昇。

2月3日㈮の雇用統計次第という所もありますが、「大局はドル安」という流れが変わりそうな雰囲気もありますね。

ポンドドルは12月の高値を超えられず、レンジを形成してから下へブレイク。

ポンドドル日足チャート2月2日
ポンドドル日足・2月2日は149pipsの陰線

レンジを下抜けしたことから、調整の動きになりそう。

日足も、前日ローソク足を包み足で確定。

結構下がるかもしれません。

日足の上昇チャネルの中にいますが、このチャネルを下に抜けたら目線が変わります。

下には4時間足の200MAも控えてますので、このあたりで反発してくるのか、これから注目です。