イギリス湖水地方の観光スポット|ピーターラビットとストーンサークルへ

※本記事はプロモーションが含まれています。

ピーターラビットミュージアム1

イギリスの美しい山と湖が広がるイギリス湖水地方。(英語ではLake District)

広い範囲に観光ポイントが点在しているため、車がないと行きづらい場所でもある湖水地方ですが、今回観光で行ったコースと感想をご紹介いたします。

ラッキーなことに、素晴らしく良い天気だったので綺麗な景色の写真もたくさん撮ることができました!

今回の湖水地方観光ルート

今回は、車でケズィックを通過し、アンブルサイドへ直行。

実は前回、直接ウィンダミアに行ったところ、渋滞に巻き込まれたり駐車場の空きがなかったりしたので、今回はウィンダミアへはフェリーで向かうことにし、車はアンブルサイドのフェリー乗り場に停めることにしました。

まずはフェリーでチケットを買い、フェリーが来る時間までは軽くアンブルサイドを散歩して観光。

フェリーでウィンダミアに向かい、ピーターラビットに会いに「ビクトリクス・ポターの世界」へ。

その後、アンブルサイドに戻り、車で「ヒルトップ」へ。

そしてケズウィックを取り抜け、「キャッスルリッグ ストーンサークル」を見に行きました。

今回の湖水地方の見どころ

冒頭でもお話ししましたが、見どころ満載の湖水地方ですが、車でもなかなか一日では多くの観光ポイントは回りきるのは難しいです。

あまりに忙しく移動するのも避けたかったので、今回訪れた場所の見どころをざっとご紹介しますね。

湖水地方:ウィンダミアの玄関口、ボウネス・ピア(Bowness Pier)

ボウネスピア3

ここはウィンダミア湖にあるボウネス・ピア。

フェリーの発着所でもあり、この周辺はショップ、B&B、高級ホテルが立ち並ぶに賑やかな場所。

18世紀からリゾート地として栄えてきたこの町は、湖水地方でも一番の人気観光ポイントです。

ボウネスピア2

混んでる時期は、早めに並ばないと乗れなくなる可能性も・・・。

ボウネスピア1

夏場はこんな感じのオープンなフェリー。

冬は屋内席のあるフェリーも出動するそうです。

ボウネスピア4

フェリー乗り場の横には白鳥や鳥がのんびりお昼寝。

のどかでいいですね~~!!この雰囲気に浸っていると、ピーターラビットがここで生まれた理由がよくわかります^^

<ボウネス・ピア(Bowness Pier)>

公式サイト:ウィンダミア レイク クルーズ(Widermire Lake Cruises)

住所:Winander house, Glebe Rd, Bowness-on-Windermere, Windermere LA23 3HE【MAP

電話:015394 43360

営業時間:月~日 9:30~19:30

湖水地方でピーターラビットに会える!ビアトリクス・ポターの世界

ウィンダミアのフェーリー乗り場のあるボウネスピアから歩いて数分の場所にある「ビアトリクス・ポターの世界」。

ここはもピーターラビットファンでなくても一度は訪れたい場所!!

いわばピーターラビットミュージアムなのですが、ここにはなんとも可愛いピーターラビットや仲間の動物たちがたくさん見れます。

ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターの世界がそのまま表現されていて、作者本人に興味のある人にはじっくりとまわりたい場所ですね。

ピーターラビットミュージアム入り口階段

↑この階段を上がったうえに入り口があります。

ピーターラビット入り口

↑早速、入り口でお出迎えしてくれてます。

ピーターラビットミュージアム1

まずは小さな部屋で上映されるフィルムを5分ほど見ます。ここでもう期待値がマックスになりますね^^

ピーターラビットミュージアム2

ピーターラビットミュージアム3

ピーターラビットミュージアム4

 

もう今にも動きそうな可愛い動物たちがたくさん。写真撮りすぎちゃって選ぶのも大変でした。

小さなガーデンにも仕掛けがいっぱいで、この日はクイズラリーもあって子供も必死になって館内を見まわしてました。子連れにもおすすめの場所ですね!

ビアトリクス・ポターの作品の歴史や、本人とうさぎの等身大の人形なども展示されています。

そして一通りまわり終わると、お土産屋さんに到着。

ここでもかわいいぬいぐるみがいっぱい!!!他のお店では売っていないレアなキャラクターのぬいぐるみもここなら全て揃っていますよ!!

最後にお土産屋さんを出て右側のを見上げると・・・この仕掛け時計が。

ピーターラビットミュージアム時計

30分おきに動くこの時計を見るために、お客さんたちはカメラを構えて待っているほどです。

アフタヌーンティーもできるカフェもあり、ゆったり一日過ごすのにも最高の場所でした!

 

<ビアトリクス・ポターの世界(The World of Beatrix Potter Attraction)>

公式サイト

住所:Crag Brow, Bowness-on-Windermere, Windermere LA23 3BX【MAP

電話:015394 88444

営業時間:月~日 10:00~16:30(冬期)10:00~17:30(夏期)

入場料:大人7.95 子供(3~16歳)3.95 2歳以下無料

 

<ウィンダミア:Peter Rabbit and Friends(ギフトショップ)>

住所:2 St Martin’s Pl, Bowness-on-Windermere, Windermere LA23 3DD【MAP

電話:015394 88115

 

<ハウクスヘッド:Peter Rabbit and Friends(ギフトショップ)>

住所:2 The Square, Hawkshead, Ambleside LA22 0NZ【MAP

電話:01529 436003

湖水地方のビアトリクス・ポターが過ごした家、ヒルトップ(Hill Top)

ヒルトップ

Photo by Phil Bartle

フェリーでアンブルサイドまで戻り、車でウィンダミア湖の西、反対側へ。

ここヒル・トップ(Hill Top)は、ピーターラビットの著者ビアトリクス・ポターが77歳で亡くなるまで過ごしていた小さなコテージ。

こちらは週末のみの開館なので、今回は外から見るだけ。

でも、ピーターラビットの世界観が生まれるのも納得の自然としっくり調和している可愛いコテージです。

休館にもかかわらず訪れる人は絶えないという人気の場所です。

ヒルトップキッチン

画像出典元:Hill Top(National trust)

部屋の中をそのままに公開していて、家具や装飾はイギリスの歴史も感じられる興味深い場所でもあります。

挿絵のモデルとされている場所も見学することができますよ。

ナショナルトラストで管理されている場所なので、もし会員になっている方は必ず会員証を持参してくださいね!

 

<ヒルトップ(Hill Top Beatrix Potter House)>

⇒ 公式サイト(ナショナルトラスト)

住所:Ambleside LA22 0LF【MAP

入場料:大人£11.8 子供£5.9

営業時間:土日のみ 10:30~15:30

湖水地方の穴場!キャッスル リッグ ストーンサークル(Castle Rigg Stone Circle)

キャッスルリッグストーンサークル

画像出典元:English Heritage/Castle Rigg Stone Circle

この日最後の観光場所に向かうため、ケズウィック方面へ向かいました。

ここキャッスルリッグ・ストーンサークル(Castle Rigg Stone Circle)は、ケズウィック(Keswick)の町から徒歩30分~1時間ほどの場所に位置しています。

英国世界遺産では「ストーンヘンジ」が有名ですが、ここも負けないくらい不思議なストーンサークルがあるのですよ。

キャッスルリッグストーンサークル2

3000年~4000年前にこの丘に造られたとされているこのストーンサークル。

いったい何の目的で作られたのか、なんの意味があるのか、いまだに誰もわかりません。

大自然に囲まれたこの丘の上に立つ石は全部で48個。

不規則に並ぶこの石は、何度数えても同じ数にならない不思議な石とも言われています。

キャッスルリッグストーンサークル3

ナショナルトラストで管理・保護されている貴重な歴史的遺産ですが、現在は入場無料。

実際の石に触れることも可能です。

羊さんたちも周辺をウロウロしていますが、決して攻撃はしてこないのでそっとしてあげてくださいね。

ガイドブックには小さくしか取り上げられていませんが、360度大自然に囲まれた丘からの絶景だけでも貴重な体験がでる超穴場な場所なのでぜひ足を延ばしてみてください。

程よい距離のハイキング、トレッキングコースとしても人気なので、天気の良い日ならぜひ歩いてみてください。

夏の間だけウィンダミアからバスが出ていますが、その他の場合はケズウィックからバス、または徒歩になります。

歩く場合は、急な天気の変化にも対応できるよう、雨対策・防寒対策を忘れずに!

 

<キャッスル リッグ ストーンサークル(Castle Rigg Stone Circle)>

⇒ 公式サイト

住所:Castle Ln, Underskiddaw, Keswick CA12 4RN【MAP

電話:0370 333 1181

入場料:無料

営業時間:24時間で入り自由

湖水地方へのアクセスと観光手段

電車での行き方

ロンドンからは、ユーストン駅(London Euston)から3時間~4時間で、オクセンホルム・レイクディストリクト駅(Oxenholme Lake Distric)経由でウィンダミア駅(Windermere)まで行くことができます。

マンチェスター空港からウィンダミア駅までは約2時間弱。

エジンバラからは、エディンバラ・ウェイヴァリー駅(Edinburgh Waverley)からオクセンホルム・レイクディストリクト駅(Oxenholme Lake Distric)経由でウィンダミア駅(Windermere)まで約2時間~2時間半。

グラスゴーからは、グラスゴー・セントラル駅(Glasgow Central)からオクセンホルム・レイクディストリクト駅(Oxenholme Lake Distric)経由でウィンダミア駅(Windermere)まで約2時間~2時間半。

<鉄道チケットの購入方法>

駅の窓口や券売機でも購入可能。

インターネットで予約すると安く買えたりしますのでまずはネットでチェック!

⇒ Trainline(トレインライン)

*Trainlineは無料アプリもあります。

コーチ(緒距離バス)での行き方

ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからウィンダミア駅まで約8時間半、1日1本。

時間はかかりますが、約£35という安さが魅力。

コーチの利用はNational Expressで事前の予約が必要です。

⇒ National Express(公式サイト)

国内の電車やバスの情報はアプリを利用すると便利です!
>>イギリス旅行に絶対必要!超便利な無料アプリ16連発☆入れておいて損はなし!

ロンドン発湖水地方へのオプショナルツアー

ロンドン滞在中に湖水地方へ訪れたい人は、ロンドン発のオプショナルツアーを利用すると効率よく観光ができます。

交通の便があまり良くない湖水地方ですが、Veltra(ベルトラ)などのオプショナルツアーを利用すればなんと日帰りも可能になります!!

英語での案内が不安な方には、日本語アシスタント付きの日本語ツアーもあります。

 

とにかく予定がぎっしりで日帰りで行きたい人はこちら。

⇒ ロンドン発「湖水地方 日帰り観光ツアー クリームティー&ヒルトップ入場料込み」の詳細をチェック!

⇒ ロンドン発「湖水地方 日帰り観光ツアー ヒルトップ入場料込み(日本語オーディオガイド付き)」の詳細をチェック!

もう少しゆっくりと湖水地方をまわりたいという方には、1泊2日のツアーもあります。

⇒ ロンドン発「湖水地方 1泊2日ツアー クリームティー&ヒルトップ入場料込み」の詳細をチェック!

⇒ ロンドン発「湖水地方 1泊2日ツアー ヒルトップ入場料込み(日本語アシスタント付き)」の詳細をチェック!

 

個人で行くと電車の切符だけでなく、フェリーやバスも利用するとなるとチケット手配だけでちょっとハードルが高い・・・^^;

日本語ツアーならば、事前に日本語で観光ルートの詳細確認や予約ができるので安心!

インフォメーションセンター・現地ツアー

現地でも効率よく観光ポイントを回ってくれる現地発ツアーがいろいろあります。

短い時間に回りたい場所をバンや車で連れていってくれるのは助かりますね。

湖水地方では、マウンテンゴートツアーズ(Mountain Goat Tours)で「9つの湖をまわるツアー」や「ビアトリクス・ポターのお気に入りの場所めぐり」などの当日発ツアーが用意されています。

英語での申し込み、英語での案内になりますが、興味のある方は公式サイトか、または現地のインフォメーションセンターに立ち寄って予約してくださいね。

インフォメーションセンターには、観光ポイントを探すのに役立つ地図、現地マップも入手できます。

 

<ボウネス観光インフォメーションセンター>

公式サイト:Bowness Bay National Park Information Centre

住所:Glebe Rd, Bowness-on-Windermere, Windermere LA23 3HJ【MAP

営業時間:月~日 10:00~16:30

レンタカー・レンタサイクル

現地でレンタカーやレンタサイクルを利用して観光するのも良いですね。

人気観光地ということもあり、できればレンタカーは予約した方が良いです。

特にオートマ車の数が少ないので、オートマ車希望の方は必ず予約を!

【レンタカー関連英語】

  • 「レンタカー」→「car hire」
  • 「オートマ車」→「Autmatic car」
  • 「チャイルドシート」→「car seat for baby (kids)」
  • 「カーナビ」→「satellite navigation」または、略して「sate nav」

*後部座席でもシートベルト着用が義務付けられてます。

*チャイルドシートに関しては厳しいので必ず設置してください。

⇒ レンタカー営業所を探す

 

現地にはレンタサイクルもあります。

湖畔のサイクリングを楽しみたいかたはぜひご利用ください!

  • 「自転車」→「bike」(bycicleでも通じますが一般的にbikeといいます)

*必ずヘルメットを着用してください

⇒ レンタサイクル予約

まとめ|湖水地方観光は楽しい!

湖水地方の観光は、のんびりとまわるのが一番かなと思いました。

よくコッツウォルズと比べられることも多いこの湖水地方ですが、やっぱりコッツウォルズとはまた違った魅力が詰まっていますので、どちらも足を延ばして欲しい観光地です。

一日で全てをまわるのはちょっと難しいので、一つの町をじっくりと歩いてまわったり、フェリーを利用して湖を満喫したりがおすすめです。

ベストシーズンはやっぱり夏なのですが、秋の紅葉も素晴らしいです。

冬は気温も低く寒くて雨が多いので歩いてまわるのが大変な日があるかもしれませんが、そこも含めて湖水地方のいいところ。

イングランドには珍しく山や谷が多い湖水地方は、全国からフットパス(トレッキングコース)を歩きに来る人が多くいます。

真冬でも完全装備で歩くハイカーたちがたくさんいるのが不思議ですが、彼らのように気候をもまるごと楽しんでしまうつもりで訪れてくださいね!

 

オマケ情報ですが、ウィンダミアのボウネス・ピアから「ビアトリクス・ポターの世界」へ歩いていく途中に、アイスクリーム屋さんがあるのです。

隣のお土産屋さんと同じお店らしいのですが、そこのアイスクリームがとっても美味しいのでぜひ試してみてくださいね!

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