5/22週振返り:ソフトランディングなるか?急激な利上げの先

米国株価指数がようやく下げ止まり反発しました。これといった好材料がなかったものの、強いて言えば急激な利上げの先を見ようとする機運が出てきた感です。5/25発表の5月FOMC議事要旨によれば6月、7月の0.5%利上げは確実です。ではその先は?

インフレと経済への影響を精査するためにいったん利上げを停止することは「理にかなう」という要人発言がソフトランディングへの楽観を生みました。
米FRB、9月の利上げ一時停止「理にかなう」=アトランタ連銀総裁

131円をつけたドル円は127円まで円高が進んでいます。「金利引き上げによるドル高」という盤石とおもわれたストーリーが萎んできました。金利を上げればインフレ退治になるのか?米国に先駆けて利上げを行った英国やニュージーランドが通貨安に見舞われています。
「利上げ先行」通貨に売り インフレ対応の限界意識 英ポンド・NZドル2年ぶり安値圏
インフレ退治が中途半端のなかリセッションもやってくれるのか…スタグフレーションが忍び寄っています。

5月になってプラス圏で推移し上昇を続けた米実質金利が、5/17には0.28%をつけましたが今週は下落が顕著で5/27には0.11%まで下がっています。金利低下が株式市場に追い風になったようですが、持続性はあてにならないです。

 

5/22週間ツイート

■5/23(月)




■5/24(火)
(ツイートお休み)

■5/25(水)




■5/26(木)

■5/27(金)