試験勉強をしていると潮目が変わる瞬間がある。

今まで何となく正解できた問題も自信を持って正解を選べるようになる瞬間だ。

そこまでたどり着くのには時間がかかるわけだが、諦めないで続ければきっと潮目が変わる瞬間が訪れる。

そこまでぜひ辛抱して勉強を続けて欲しい。

 

過去問を解く際はなぜ正解できたのか、なぜ間違ったのか、その箇所をアンダーラインを引いて覚えて欲しい。

特に問題で数字が出ているものは、ほぼその数字が正しいか間違っているかを問うものだ。

それと正解を当てる問題より間違っているものを選ばせる問題をよく学習して欲しい。

不正解の問題文はよく読んでみると必ず違和感があるはずだ。

それを感じることができれば、もう少しで何が間違いなのか自信を持って選択できるようになる。

特に学科の問1から問30までは○×問題なので、×が正解のものはどこが間違いなのか解説との比較をよく見て欲しい。

 

自信を持って正解を選択できる問題が多くあれば間違いなく合格する。

「正しいものを選びなさい」より「間違いを選びなさい」という問題のほうが選びやすいことに気付くはずだ。

選択肢の中で間違いの文章は違和感があるというより、辻褄が合わないのだ。

数式に例えると、1+1≠2だったり、1+1≠4など勘定が合わないものがある。

文章にすると「大きい」・「小さい」、「多い」・「少ない」、「増加する」・「減少する」などが該当する。

こういう文言が出てきたら、それが正しいか間違いかを考えてみるといい。

学習する際も事象の相関関係を理解しておくといいだろう。

 

文章の読解力がある人ならその違和感に気づくから、知識がなくても解ける問題があるはずだ。

あくまでも裏技だが試験に使えるなら使ったほうがいい。

ただし知識をきちんと蓄えて臨んだほうが確実に正解できることは言うまでもない。

 

まだ諦めてはいけない。

潮目が変わるまでもうすぐだ。頑張れ!