ゴジラvsコング【Godzilla vs. Kong】感想〜ネタバレあり。
最初に
見る前のこと。
みなさん知っての通り日本での【ゴジラvsコング】の公開は
アメリカなどの国より三ヶ月ほど遅れました。
新型コロナのせいで。
三ヶ月は大きかった！
日本公開前に
【ゴジラvsコング】のネタバレ満載の玩具がAmazonで売られ、
youtubeにはこれまたネタバレ満載の考察動画がアップされました。
新型コロナのせいです。
新型コロナ以外は誰も悪くないです。
誰も悪くないのですが…そう、
私は今回重大なネタバレを踏んでしまったのです！
私はなんとかアイツが参戦するというネタバレを忘れようと
「こんどの映画はゴリラ対バナランテ」
「ゴジラ細胞とバナナから生まれたバナランテ…」
「メ…アイツは出ない…」
などと、
↑こんな落書きをしつつ気を紛らわし、なるべくアイツのことは
考えずに映画を見る日まですごしました…。
想像していたゴジラvsコング
の終わりかたから予想して、今回も人間が何かやらかすと思っていました。
思っていましたが…予想以上に
人間のやらかしが酷かった。
本編感想。
人気者同士の
『どちらにも花を持たせたい戦い』には
第三の敵を出せば良いって
その第三の敵がアイツ……メカゴジラですよ…。
いや〜まっさらな状態でアイツの登場に驚きたかった！
もう言うてもしょうがないのですがね。
盛りだくさんの内容で怪獣映画として大満足でした。
私、光線技等のないコングは、なにかしらの武器を
持つ事になるだろうと予想していましたが、その武器は
人間作になるかな、と思ってました。
まさかコングの御先祖様？から受け継がれし
“背びれ斧”だとは…。
コングとって非常に栄える武器でした。
…人間はコングに武器用意するほど活躍してねえ…
人間のしたナイスな活躍は心臓マッサージと地下世界発見
くらいなもので、大半は余計なやらかしだあよ…。
不満点
大満足な映画でしたが、それは怪獣映画としてで、
“ゴジラ作品”としてはやや不満があります。
音楽がゴジラっぽくない。
伊福部ゴジラメロディーが聞こえなかった。
（私が聞き逃しただけかもしませんが）
エンディングくらいはゴジラのテーマをアレンジしたものが
流れるかな？と思ったけど、流れず、最後にとってつけたような
ゴジラの咆哮が一回あって終了。
誠に勝手ながら寂しい。
非常に寂しい。
それと、これは、この作品に限ったことではなく
もう、昭和の頃から何度となく、問いかけられてきた
ことなのですが、
これ、ゴジラである必要性はあったのか？
新たな設定を付与された巨大な怪獣同士の戦い。
そこに
『人間の愚かさが生んだ恐ろしく悲しい存在ゴジラ』は
いりましたか？
今回特に私は
「ああ、ゴジラはハリウッドのダークヒーローの
一員になったのだなあ」
と思いました。
それが、悪い事だとは思いません。
ただ、ちょっと、私が寂しかっただけです。
作品色々、ゴジラも色々、比べず、作品ごとに
まったく別のゴジラがいるのだと、割り切れば
良いのでしょうね。
おまけ
見た後に描いた漫画。
※映画見た後描いたにしては、本編内容と
あんまり関係ないマンガです…。
ゴジラは情があったが
人間の一部は情がなかった。
ゴジラはものわかりが良かったが
人間の一部はひじょ〜にものわかりが悪かった…。
