「魔法のカクテル」
子どもの頃に読んだときは
とにかく追い詰められた魔術師が
かわいそうでかわいそうで
なんとか助かってほしいという想いで
胸がいっぱいになっていた
魔術師、根っからの悪人です
環境破壊バンバンやるし
争い事もよろこんで引き起こします
それでもひどい目にあわされるのはつらかった
結末をよく覚えていなかったのも
ハッピーエンドではなかったから
(いえ、善が勝ち、世界は素晴らしくなりました)
今読むと、魔術師に同情は全くしません
魔術師が幸せになる(善人になる)結末でも
よかったとは思いますが
だけど、覚えてないけど、
ここ、確かに好きだったという
システム(アイテム)がありました
新年を告げる鐘の一音
その音符の入った四角い氷
大晦日に新年の鐘は鳴らせない
(少しでも早く鐘を鳴らすことが
世界を救う方法だったのです!)
だが、思いがけない方法で
時間は超えることができる
今回はその氷が
胸キュンポイントでした
あと、二次元、四次元、多次元の考え方も
おもしろかったですよ