感情器官の変化 | みっちゃんどこへ行く

みっちゃんどこへ行く

森が護ってくれている
風から雨から光から。
森林限界超えたなら
地球の頬に触れられる。

ミヒャエル・エンデの
「魔法のカクテル」
子どもの頃に読んだときは
とにかく追い詰められた魔術師が
かわいそうでかわいそうで
なんとか助かってほしいという想いで
胸がいっぱいになっていた

魔術師、根っからの悪人です
環境破壊バンバンやるし
争い事もよろこんで引き起こします

それでもひどい目にあわされるのはつらかった
結末をよく覚えていなかったのも
ハッピーエンドではなかったから
(いえ、善が勝ち、世界は素晴らしくなりました)

今読むと、魔術師に同情は全くしません
魔術師が幸せになる(善人になる)結末でも
よかったとは思いますが

だけど、覚えてないけど、
ここ、確かに好きだったという
システム(アイテム)がありました

新年を告げる鐘の一音
その音符の入った四角い氷

大晦日に新年の鐘は鳴らせない
(少しでも早く鐘を鳴らすことが
世界を救う方法だったのです!)
だが、思いがけない方法で
時間は超えることができる

今回はその氷が
胸キュンポイントでした

あと、二次元、四次元、多次元の考え方も
おもしろかったですよ