レスミルズ好きの皆様こんばんは。
2024年の新曲シーズン楽しんでますでしょうか?
いわしでございます。

今年明けから解禁されましたレスミルズ新曲シーズンもそろそろ後半戦。皆さんそろそろ新曲にも慣れて飽き始めているひともいるのでは?
ボディコンバットを軸にしている私は週3はボディコンバットをやっているのでもう慣れすぎていていかにモチベーションを保つための遊びやハードコリオポイント探しに勤しんでおります。

とはいえ最近のメインであるHIITトレーニングは遊ぶ余裕すら感じさせないほどハードなメニューが多いのですがね(^^;

さて先日の『ボディパンプ127』編に続き、今回は『ボディコンバット97』解説・感想日記をお送りするわけですが、ボディコンバットシリーズはいよいよ年内にアニバーサリーとなるシリーズ100がせまっていることもあり、その内容が注目されているところであります。

近年ではオールドスクールな昔のコリオも復活しており、言うなれば伝統のコリオと最新トレーニングメソッドとの融合を目指しているようです。果たして今回のコリオはどのような感じになっているのか早速みてみましょうか。


BC97-1a

ウォーミングアップ上半身。
フロントスタンスからのダブルパームナイフブロックから反時計回りに両腕を回し、再びダブルパームナイフブロック、今度は時計回りに両腕を回しダブルパームナイフブロックというカッコいい型のコリオからスタートするウォーミングアップ上半身。
そのあとは疾走感あるサウンドに乗せて、前半は基本となるパンチのコンビネーションが連なります。
3つのコンビネーションが用意されていて、まずはジャブ、クロスを基軸としたもの。
最終的にはジャブ、クロス✕4からのダブルジャブ、クロス✕2のコンビネーションを4セットとなります。
二つ目はアッパー、クロスを基軸としたもの。
最終的にはアッパー、クロス、アッパー。パルスとなります
そして3つ目は左右ダブルフックからの左右スリップ。感覚的には相手のストレートのパンチを左右に頭を降って交わす動き。よりダイナミックにみせるならスリップした反対の足を内に曲げてみせると本格的な感じにみせれます。後半はフロントスタンスからのジャブ、クロス連続から左右アッパー、ジャンピングジャックの心拍数上げコリオ。ここで冷えた体をグンと上げていきましょう。


BC97-1b

ウォーミングアップ下半身。
トリプルニーから始まるコリオは途中ステップを入れながら、徐々にアップしていく内容。
発展していくと三発目のニーをフロントキックに。
そこから少しテクニカルにイバーシブサイドキック、ランジのコンビネーションで下半身に負荷をかけていきます。
その後はラウンドハウスキックコンビネーション。最終型はラウンドハウスキック、デコイターン✕4となります。
その後はもう一度この流れを繰り返してフィニッシュです。ここでのデコイが後々のハードコリオへの伏線となりますのでコリオの動きともども確認しておきましょう。


BC97-2

コンバット1。
ベテランコンバッターならちょっと懐かしさを感じさせるイントロ。コリオもコンバットスタンスからのジャブ、クロス、アッパーのオールドスクールなコンビネーションで馴染みやすいです。
このコンビネーションを基軸にして前半は展開していき、ジャブ、クロス、アッパーコンビネーションからのニー✕2、さらにはジャブ、クロス、アッパーコンビネーションからのラウンドハウスキックへと発展します。
後半はラウンドハウスニーからスタート。
ちなみにラウンドハウスニーは通常ニーと違い、少し体勢を倒しぎみにして、クランチするようにニーをしましょう。
その後ラウンドハウスニーからサイドキックコンビネーションへ。これを8セット後怒涛のラウンドハウスニー✕16でフィニッシュです。
これを反対のスタンスでもう一度繰り返していきます。
ポイントはやはりラウンドハウスニーからのコンビネーション。ここでしっかり下半身への負荷をかけていきましょう。後にこれが効いてきますので。


BC97-3

パワー1。
コンバットのパワーらしいアッパーなビートのナンバー。コリオもオーソドックスなコンビネーションが詰め込まれていて、ベテランコンバッターの皆さんも好きな感じなんじゃないですかね?
コンビネーションは大きく分けると2つ。
まずは基軸となるコンビネーション1の左右アッパー、フック、クロスのコンボ。これを基本にして発展系はジャンプジャブ✕4、ランバックからの基本コンビネーション✕4これを4セットとなります。
2つめは、左右アッパー、左右ジャブのコンビネーション2。
こちらはフロントスタンスに構えてからの基本コンビネーション2からのジャンピングジャック✕4が最終型となります。
この二つのコンビネーションあとはひたすら左右ジャブのラッシュ。フィニッシュはカッコよくストレート気味のジャブで決めましょう。


BC97-4

コンバット2。
サビの『デェインジャ!』の掛け声がインパクト十分な楽曲。基本的にはサビ以外はテンポは遅いのでここでのゆっくりサイドキックを放つカンフーポーズからのサイドキックチャレンジがポイント。下半身もですがなかなかに体幹バランスに効いてくるので、腹筋に力を入れてフラフラとぶれないようにしましょう。
そこからはスピードを上げて、サイドキックこらのバックフィストのコンボ。
バックフィストは打って返す手首のスナップがみそ。打ったままで腕を伸ばしたままだとだらっとして見映えが悪いですよ、
この後はニー✕6からのジャンプキックの強烈コンボ。これを6セット繰り返します。これがなかなかに最近ではハードですか。
この流れを二回ずつ左右で行いますが、二巡目はさらにコリオの強度が若干アップしてきます。
バックフィストは少しジャンプを加えてジャンピングバックフィストへ。これはポイントとしてはジャンプの頂点で裏拳がくるようにして降りるときに直す感じのタイミングで。
ラストはニー✕6、ジャンプキックのコンボを4セットでフィニッシュとなります。
ここで結構消耗しますが、本番はこの後ですぞ(笑)


BC97-5

パワー2。
前のシリーズ同様に前半と後半で曲が変わる文字通りの二部構成コリオ。
前半はプランクポジションからのプッシュアップとマウンテンクライマーのコアトレーニングメイン。
まずは左右足のサイドタップからのトリプルパルスプッシュアップのコンボ。これを6セットあとにマウンテンクライマー✕4、プランクジャック✕4のコンボとなります。このマウンテンクライマーコンボは3セット後マウンテンクライマーでホールドします。
プランクポジション後半は二の腕を鍛える真コリオ『トライセプスブラスター』が登場。
この新コリオはまずトライセプスプッシュアップで90度に曲げたあと曲げたまま肩関節を軸にして後方へ身体をひき、そこから肩関節を軸にしてそのままリバースして押しだし、プッシュアップでセット位置に戻す内容。強度ジャンキーのかたは膝を伸ばしてチャレンジもいいですが、通常コリオで膝ついてを推奨するほどなのでかなり慣れてきてからチャレンジしましょう。ちなみにこのコリオ、普通のトライセプスプッシュアップとは見た目と違い強度は激ヤバです。疲労してくると腕がワイドになりがちなので注意です。
曲が変わる後半はスタンディングポジションからのカーディオトレーニング。
心拍数爆上げの有酸素トレーニングとなります。
コンバットスタンスからのジャブ、クロス、アッパーからデコイのコンビネーションをまずは8セット。
そしてジャンピングジャック✕4からのスプロール。
後半のカーディオトレーニングはこの二つがメイン。
スプロールの数こそ前回ほどではないもののそれを補って勝るのが前述のデコイ。
二巡目にやってくるデコイはタックジャンプを導入で強度が激烈にアップ。もちろんこちらはハードオプションですが、やはりここはチャレンジしたくなるもの。
ただここでの体力消耗はかなりのものなのでガス欠にならないように調整しましょう。
ちなみに体力的に自信のない方にはそれぞれにちゃんとローオプションがありますのでご安心を。それでもハイニーランやパワースクワットとそれなりにハードではありますけどね。


BC97-6

コンバット3。
独特な民族音楽風の曲調がユニークなメジャーレジャーのナンバー。
その独特の雰囲気にふさわしく、こちらのコリオはトリッキーなカポエラムーブ満載のものとなっています。
まずはのっけからスクワットダウンから始まり、それぞれ片手交互にリーチダウンしていきます。このコンボは次のサイドエスキーバへの伏線となるのですが、基本姿勢なのできちんとしたいところ。
疲れると腰が曲がったり、前傾になったりと見映えが悪くなりがち。まっすぐ下に落とし込むイメージでいきましょう。
この後はサイドエスキーバを絡めたコンビネーションへ。
ここでの基本姿勢は両手をこめかみにあて、足はワイドに広げます。4段階に発展するのですが、まずは片手をフロアに近づけて傾けるバージョンから。ここでの意識は腹斜筋なのでここを伸ばしていく感じで。
第2段階は足を伸ばして重心を移動させるエスキーバ。ここではお尻の筋肉を意識していきます。
第3段階はサイドエスキーバのあと一旦立ち上がるサイドエスキーバ&重心アップ。これまではずっと重心を低くしてましたが、より大きなストロークで強度アップさせるためにスクワットの上げ下げが追加。ここでより下肢の負荷を強化させていきます。
そして最終型となる第4段階はサイドエスキーバからのニュームーブとなるアラウンドザワールド。
今回新登場となるニュームーブ『アラウンドザワールド』はサイドエスキーバからのリカバーのときに半円をあがくようにして戻るトリッキーなコリオ。なかなか表現がしづらいですが、感覚的には片方ずつ円を描きながら、床をタッチしてセット位置に戻るという感じ。このフォワードフェイシングエスキーバ(サイドエスキーバ)のあとにダメ押しのパルススクワットが待っています。
前半二つ目のコンビネーションはバックエスキーバ&ランジのコンボ。
これを基軸として、中盤では3カウントのバックエスキーバからのトリプルパルスのフルコース。これを4セット後に更にスイッチ気味の交互のパルスランジが入ってくるのでかなり足への負荷がかかってきます。
後半は身体を斜めに回転してステップ、フロントキックを放つターンコンビネーション。
文字での表現は難しいですが、とにかく身体を反転しながら蹴りを放ってランジという独特なカポエラらしいムーブはテンション上がります。結構リズム感と動きのシミュレーションがないと動きが混乱して止まりがちなのでこれはもう肌感覚で体得していくしかないかな。
曲中の約7割はスクワット姿勢なので5曲目からのアクティブリカバリーとしてはハード。呼吸は落ち着きますが、その分下肢へのダメージは想像以上に高くなりますのでご注意ください。


BC97-7

ムエタイ。
ソリッドな曲調と印象的ですが、全体的なテンポは早めですけどコリオ自体はそこまで複雑なものはありません。
そして公式にジャンプニーもないので、ジャンパーのかたは隠れパートでチャレンジしてくださいませ。
全体的にはロー、そしてランニングマンニーがメインではありますが、その中で今回の目玉となるコリオは二つで、ひとつはダブルニーから始まるコンビネーション。
正確にはダブルニー、クロス、ジャブからのニュームーブとなるホリゾンタルリアエルボーのコンボ。
今回出てきた『ホリゾンタルリアエルボー』は形的にはこれまでにもでてきた横に打ち込む『サーキュラーエルボー』と同じなのですが、違う点はそのスピード。クロス、ジャブのスピードのまま相手のアゴを横から素早く打ち抜くイメージです。
プロレスファンならイメージ的には故・三沢光晴のエルボースマッシュみたいな感じですかね。
二つ目はスーパーマンパンチの絡むコンビネーション。
基本コンボはダブルジャブ、クロス、フック、クロスなのですが、徐々に強度レベルを上げていきます。
最初はこの基本のコンビネーションの確認で、ここから最後のクロスを徐々に上げていき、最終的にはスーパーマンパンチへと発展させます。
これまでにもスーパーマンパンチは出てきましたので改めて説明はしませんが、標準は少しホップしながら打ち下ろす感じで十分です。
ただ個人的にはコンビネーションのカッコよさも含めて決めとなるスーパーマンパンチは打ち下ろすパンチを目一杯ひいてからダイナミックに打ち放つとテクニカルですけど気持ちはいいですよね。
最後はランニングマンニーの連続でフィニッシュですが、ジャンパーのかたはここのラスト5辺りからジャンプニーフィニッシュもいいですね


BC97-8

パワー3。
今回シリーズを締めくくるラストパワーパートはウォーミングアップで行ったパンチの総ざらい的な内容。
まさにウォーミングアップ上半身をほぼほぼトレースした感じとなっています。
余計な動きとかがないぶん、アクティブリカバリー的な感じにも使えるかと。
ラスト前にくる左右ジャブ✕2、左右アッパー✕2、左右パワーフック✕2は一番の盛り上がりどころ。ここで出しきるくらいに振りまくって、ラストの左右ジャブ✕32ラッシュで絞りきりましょう。
変な小手先の移動コリオがないので、余力を出しきりやすく爽快感はありますね。


BC97-9

コアコンディショニング。
大きく分けると『クランチ』、『ホバー』、『ヒップブリッジ』の三部構成となっています。
最初は2カウントずつのクランチからトリプルパルスクランチ。さらに足を90度にまげてのトリプルパルスCクランチで腹直筋を刺激したあとはサイドホバーへ移行してからのお尻を上げ下げするサイドパルスクランチの連続。
ここで次はお腹の横になる腹斜筋を刺激していきます。
中盤はホバーへ移行して、足をイン、アウトしながら動かすフットタップで体幹を鍛えていきます。
最後は再び仰向けとなって、ヒップブリッジの連続パルス。ここで下腹部を刺激し、コア全体のトレーニングを網羅していきます。
何気にパルスクランチの数の多さ、そして蓄積ダメージからなるサイドクランチがしんどいので体力的に厳しければ、サイドクランチ時の足位置でだいぶキツさが調整できますよ。


BC97-10

クールダウン。
チャイルドポーズから始まる今回はかなり下半身のストレッチが入念です。
基本はランジストレッチとふくらはぎを伸ばすハムストリングストレッチを繰り返しながら肩や二の腕をほぐしてストレッチしていきます。
そして最後はウォーミングアップのオープニングを飾ったダブルパームナイフブロックの型を行いフィニッシュとなります


いかがでしたでしょうか?
オープニングの型に始まり、ラストも同じ型で終わるという何だかひとつの統一感のある物語性を今回は感じますね。
全体的な強度をみると突出してキツいところはありますが、そこまでしんどすぎないというのが客観的な感想です。
ここ最近はボディコンバットのテーマとしてコリオの『オールドスクールの復活』がポイントとなっていて、これが最新のトレーニングポイントである『HIIT』とどう融合していくのかが来るシリーズ100のアニバーサリーに向けての大きなポイントとなっています。

短時間で一気に心拍数をあげる『HIIT』の内容は昔からのボディコンバット愛好者からするとしんどすぎるといった声もあって一時期ベテランコンバッターが離脱していたところもあったのですが、そうした方々に向けて古きよき過去ナンバーでやっていたコリオが復活して取り入れられることでコンバット人口の復活を狙っているような気がします。

今回その最たるところが最初と最後を飾るダブルパームナイフブロックの型でしょうね。

こうした温故知新的な面がある一方で、今回も最大強度のみそとなる5曲めの『MMA』仕込みのコア&カーディオトレーニングは地味ながらかなりのしんどさでした。
スプロールこそ数は前回ほどではないにしても今回の目玉はデコイの強化アレンジ。
このデコイタックジャンプがまあハード。ここで一気に心拍数が限界値突破します。
終わったあとはしばらく青息吐息ですよね(^^;

さらに今回はかなり下半身強化へのアプローチがフォーカスされています。
4曲目におけるサイドキックチャレンジとジャンプキック。そして6曲目でのスクワットダウンからのエスキーバコンボの連続。
5曲めで息のあがっている直後の6曲目は呼吸こそ落ち着くものの引き換えにその乳酸は一気に太股へと流れていき、重りをつけるかのような動けなさに直結していきます。
ここでのダメージはそのままムエタイでのランニングマンニーに繋がるので重要です。

ジャンパー個人としてはムエタイに公式に跳べるところはないのですが、見せ所は5曲目以外でなら、ラストのランニングマンニーでの追い込みで。
最近ではだいぶスタミナの余裕がでてきたのでここで何発ジャンプニーをぶちこめるかが新曲モチベーションのひとつになってきています。
皆さんももしチャレンジできそうならやってみてくださいませ。

といったところで今回の新曲解説及び感想日記はここまで。
いよいよアニバーサリーカウントダウンの始まったボディコンバットシリーズは早くも新曲のお知らせがくる頃ですね。
また新曲情報が入りましたらお会いしましょう
(^-^)/