モンテローザの都内閉店61店舗はどこ？閉店条件などから閉店店舗を大胆予想！

2021年1月15日、株式会社モンテローザより、東京都内にある337店舗のうち61店舗を閉店することが発表されました。

株式会社モンテローザと聞いてもあまりなじみがないかもしれませんが、『白木屋』『魚民』『笑笑』と聞けばなじみのある居酒屋でしょう。

都内のどんな店舗が閉店になるのか、その閉店の条件や候補店舗などを予想してみたのでご覧ください。

モンテローザ閉店報告全文

緊急事態宣言再発出にともない、東京都内61店舗を閉店いたします。

株式会社モンテローザ（本社：東京都武蔵野市、代表取締役：大神輝博）は、東京都内の弊社店舗337店舗の内61店舗の閉店を決定しました。

令和3年1月7日に発出された政府の緊急事態宣言にともなう、東京都の営業時間短縮要請にお応えし、弊社ではそのご主旨に従い営業を継続しております。しかし、弊社のような居酒屋にとって20時までの営業では事実上、店舗の運営は困難を極めます。さらに、追い打ちをかけるようにランチを含めて極力外食を控えるようにとの政府の方針が示されました。一方、東京都から大手飲食店への支援は、行わないとのご見解が示されています。このままでは事業の継続に支障が出かねません。また、弊社にはアルバイトを含め約２万人の従業員が働いていますが、これらの雇用の維持も難しくなります。

以上の次第で、賃料負担等の固定費を圧縮し、少しでも身軽になってこの厳しい局面を乗り越えるため61店舗の閉店という苦渋の決断にいたりました。今回閉店対象になった店舗をご利用いただいてきたお客様には、長い間のご愛顧に感謝申し上げますとともに、今後ご不便をおかけすることに対し深くお詫び申し上げます。

最後に、大手外食企業の皆様、私たちは多くの従業員の雇用を守り微力ながら経済に貢献していることに誇りをもって、この苦難に耐え抜いてまいりましょう。

引用：prtimes

閉店理由は時短営業による経営悪化！？

モンテローザ、都内61店舗を閉店　時短営業に苦慮、固定費削減へhttps://t.co/aVPqTZcMIW pic.twitter.com/uul7Oknh9R

— ITmedia ビジネスオンライン (@itm_business) January 15, 2021

モンテローザは全国に店舗展開していますが、今回の閉店対象となる店舗は東京都内の店舗限定となります。

居酒屋系のお酒を提供するお店が20時閉店となると平日の集客はほとんど望めないという状態になってしまいます。

「今回は以前より時短営業協力金が割増になるのでは」と思う方もいるかもしれませんが、今回の時短営業に対する協力金は東京都内は大手飲食チェーン店は対象外となっているため、補助金は一切ありません。

営業時間が短縮され収入が望めないのに補助もない、となると従業員に支払うべき金額を確保することは困難となってしまいます。

これが1ヶ月だけという確約があるものであれば違うのかもしれませんが、とりあえずの対策であり期間に関してはまったく不明です。

そんな状況でムリをするよりは、企業として思い切って店舗を減らすという判断をしたのは当然のことと思われます。

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店舗の閉店条件とは？

トラさん

今の時点で閉店が決定している店舗は公表されていません。

しかし、以下の店舗が閉店対象になるのではないかと思われます。

売り上げの低い店舗

当然、売り上げが閉店候補になる第一の条件でしょう。

モンテローザの運営する居酒屋と言えば有名な居酒屋が複数あるので、駅周辺に数店舗あるのが当たり前。

となると、駅周辺に複数ある店舗のうち売上の低い店舗が第一候補となる可能性が高そうです。

賃貸料が高い店舗

売り上げがあっても賃貸料が高い店舗は群を抜いた売り上げがないと成り立ちません。

まぁ、都内の駅近であればどこも賃貸料は高くて当たり前、という気もしますが。

駅から徒歩圏内の店舗

東京都内にはJRや地下鉄など多数の鉄道がありますから、少しぐらい駅から離れていても徒歩圏内にある企業の通勤経路上であれば集客が望めるので立地的には成り立ちます。

ただ、自粛でステイホームとなりリモートワークに切り替えている企業も多いはずなので、そうなると集客もまばらになるので閉店候補にあがって当然でしょう。

同系列の店舗が複数集中しているところ

先にも述べましたが、都内では駅近に複数店舗あるケースが多いので、共倒れを防ぐためにも複数の中から閉店させるのが得策でしょう。

まるっきり撤退してしまってものちのち困るので、残すとしたら当然売り上げ上位店舗ですよね。

閉店店舗の所在地予想

都内にある居酒屋を中心に調べてみました。

新宿駅周辺

新宿は賃貸料も高そうです。

そして駅のどちら側にあるかによっては人の流れも違うので集客もかなり影響を受けているでしょう。

【画像引用元：モンテローザ】

東京駅近辺

東京駅周辺は駅と駅との間に店舗が多く点在しています。

この距離内だと逆に減らした方が多店に客足が動くと考えることもできるのではないでしょうか。

【画像引用元：モンテローザ】

渋谷駅周辺

売り上げがありそうな駅近を残すか、賃貸料が高そうな駅近を外すか。。。

もしくは渋谷ですから売り上げも見込め全店セーフとか？

【画像引用元：モンテローザ】

池袋駅周辺

それぞれ店舗が違うのでどうでしょうか。

売り上げが良ければセーフ？

【画像引用元：モンテローザ】

三鷹駅周辺

三鷹駅はモンテローザ本社がある駅なので閉店はまぬがれる可能性が大でしょうか。

【画像引用元：モンテローザ】

中央本線沿線

モンテローザ本社がある三鷹駅の中央本線沿線駅に点在する店舗ですが、駅からちょっと離れた店舗もあるので候補に上がっている可能性がありそうです。

【画像引用元：モンテローザ】

まとめ

今回の閉店への決断は対象店舗を決めるまで大変な時間を要したのではないでしょうか。

どの店舗にしても自粛規制さえなければ普通に営業できていたからこそ、今も存在しているのですから、今回の閉店は寝耳に水の方も多いはずです。

こんな苦労のない安定した生活が早く戻ってくることを願います。