現在、京都にある旅行会社と協働でウォーキングを取り入れた九州のセルフガイドツアーを造成している。先週は、3日間かけて佐伯と別府の宿泊施設のインスペクションを行った。これまでも長年、インスペクションのコーディネートは行ってきたが、お宿さんだけをこれほど集中的に視てまわったのは初めてである。

 

 3日目の最終日には、大分県主催でアドベンチャーツーリズムのシンポジウムも開催されていたが、まだまだ県内の民間事業者間にアドベンチャーツーリズムという領域は浸透しておらず、僅かな自治体と観光協会が手探りで情報を収集している状態だ。私もコロナ前から取り組んでいるが、受入側と送り手(マーケットニーズ)のギャップは想像以上に開きがあると感じている。

 

 地域のホスピタリティ、二次交通、ほど良いサイズと価格の心休まる宿(シングルユース対応含む)、ヴィーガンやベジタリアン対応など、アクティビティや自然、文化以外にも求められるものは多い。

 むしろ、これらが整っていないと、誘客は無理だろうと感じている。

 

実際に宿泊した農家民泊の朝食はオーガニックにこだわっていた

 

 ともあれ、最初のツアー造成は成功させねばならない。

 

 関係者の皆様、引き続き宜しくお願い致します!

 

 

 

 

 でわ!