我々、民間事業者が勝手に「おんせん県」という活動を始めたのは、忘れもしない2012年の夏だった。おんせん県観光誘致協議会というこれまでのしがらみに縛られない新たなマーケティング組織を立ち上げて、行政や観光団体が着手しにくい専門的な旅行会社対策事業を始動したのである。

 

2012年 大阪某ホテルにて

 

 「おんせん県?」

 

 当然のことながら、温泉観光を売りにしている様々な都道府県からの反論もすさまじく、県庁の皆さんにはマスコミへの対応含め多大なるご迷惑をおかけしてしまった。(知らない方々は我々でなく、県庁当局へ抗議や連絡をするもので…)

 一方で、中央キー局のメディアはこぞって、そのバトルの様相を面白おかしく取り上げてくれるようになり、おかげで知名度も大きく飛躍した。当初、僅かな資金で事業を始めた我々にとっては、想像にも及ばないムーブメントに大化けしたのであった。

 

 それからというものは、大分県が中心となり「おんせん県おおいた」を名乗るようになり、自治体間の厳しいプロモーション競争に割って入るように変貌を遂げた。

 

 あれから、10年が過ぎ…

 

 再び、「おんせん県観光誘致協議会」が再始動&関西を中心にプロモーションを行うことになった。

 一度引退したプロ野球選手が、再び公式試合に出るって、こんな感じなのかな?

 良く分からないが、昨年秋頃から準備を始めて、今日が本番の10日前。

 

低アルコール度数ながらも味わい深い新酒をご準備してます

 

思いおこせば、10年前のDCも酒造業界さんとのタイアップだった。

旅行業も宿泊業も同じく進化&深化してるな~。

 

 

 

 

 でわ!