昭和を代表する名画と言えば「男はつらいよ」ですね。
主人公寅さんの破天荒ぶりに親戚も近所もみんな翻弄されて
それでもその粋な振る舞いとユーモア溢れる言葉のセンスで
多くの人を魅了します。
男はつらいよ「It is hard to live as a guy.」
= What is a guy to do in a world like this?
「なぜ勉強しているのか。」
シンプルで究極な疑問です。さすが寅さん。
英語で言うなら…
Why on earth are you studying ?
on earh=一体全体(強調表現です)
そこにはこんな意味も含まれるかもしれません。
What possible benefits are there in studying?
勉強してどんな得があるのか。
ところで「なぜ」という質問はWhy以外の聞き方もあります。
How come are you studying?(how come=なぜ)
What are you studying for?(what... for=〜のために)
What makes you study?(使役動詞make)
さて、肝心の寅さんの答えですが・・・
「己を知るためよ」
さすがです涙。
己を知るとは know myselfでもいいですが、
know what you are(あなたであるそのもの)
develop self-awareness(自己への気付きが生まれる)
gain self-knowledge(自己についての知識を得る)などといいます。
学ぶことは見聞を広めることとも言いますが自分について
よく知り謙虚に地味に生きるとことなのかもしれませんね。