ざっくりわかる!ひかりのなかに!

メンバー

ヤマシタカホ(Vo&Gt)
たけうちひより(Ba)
ジョー(Dr)

ひかりのなかにについて

 2017年に高校の軽音部で結成した三人組。翌年のRO JACKというコンテストで優勝し、その年に行われたJAPAN'S NEXT 渋谷JACKというイベントと、COUNTDOWN JAPAN 18/19に出演している。

 上記すべては夏のROCK IN JAPAN FESTIVALを運営している株式会社ロッキング・オンのイベント。それからはロッキング・オンのフェスには継続的に出ていることからも、今、プッシュしている若手アーティストの一人だ。

 出会いは最初の渋谷JACKなんだけど、何の先入観もなく見に行って、そのライブパフォーマンスに打たれ、ずっと応援しています。

 彼女たちのSNSを見ていたり、なんならライブのMCをしているところまではホントにただの子供。でも歌い出すとガラッと雰囲気が変わる。力強いドラムベースに乗って迫ってくるヤマシタカホの歌が歌い方が心に響く。悔しさを押し殺してきたような、苦しさに反抗するような、振り絞るような懸命さを見せてくれる魅力的なボーカルだ。

 世のバンドマンの憧れのステージであるロッキンのステージに立つ割には、正直MVの再生回数は伸びていない。ロッキング・オンが強く押しているバンドなんだなという印象の方が強い。YouTubeで人気を計ろうとするこちらのスタンスもどうなんだというところはあるけれど、やはりもうそれは無視できないものだからさ。

 別の記事でも書いたけど、もうちょっとブランディングをちゃんとした方がいいと思ってる。音楽以外で見えている姿があまりにも高校生すぎて(もう違うけど)せっかくのかっこいいライブがもったいない。PR写真とかの路線が音楽性にあっていないと思う。そんなに爽やかで明るい人たちじゃないでしょ。バンド名に引っ張られてるのかもしれないが。

 何度もいうけどライブはすげえいい。きっと心動かされるはず。ただしロッキング・オンも慈善事業ではないから、まずは自分たちの力で知名度を上げて集客していかないといつまでも呼ばれているかはわからないぞ。

ここからはじめるひかりのなかに

冴えない僕らに灯火を

あの頃の僕ら羨めば
後悔の連続で潰れそう
負けなくないなせめて「コレ」だけは
下を向いてる暇なんてないぜ

 最初のちゃんとしたMVが作られたのがこの曲。アルバム「放課後大戦争」のリード曲だ。だからこういうサムネは違うんだよなと思いつつ、ライブで聴いてほしいから紹介しておく

舞台裏

諦めるないつか夢は叶うし
挫けずに明日へ走れ
そういう歌を全部掻き集めて
燃やしてやりたかったんだ

 MVはないけどこの曲が一番好きかな。初めて聞いたのはライブだったけど、結構な衝撃を受けたのを覚えている。前から2番目で見た。こういうちょっと屈折した気持ちを音楽でぶつけるんだというスタンスでこれからも頑張ってほしい。

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