“その瞬間が重要であればあるほど、ジャマール・マレーは輝く”…負傷しながらも再び試合決めた! | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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デンバー・ナゲッツとロサンゼルス・レイカーズのGAME5

いやー…ハラハラでした。なにがハラハラしたかって、もうこれはすべてに。

試合に勝てるのかどうかもですし、ジャマール・マレーが大丈夫なのかってこともです。

試合の序盤に負傷を負ったKCPだ大丈夫なのかもですし、レジーが大丈夫なのかってことも。

しかし、少し無理はしたかもしれないんですが、この試合に勝つことはとにかく大きな意味を持っていました。

 

 

 

 

 

やっぱりクラッチのマレーよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

このシリーズが決するというのもあるし、勝てば少し長めの休養をとることができる。手負いの状態の彼らには、早く決めて休むことがとても大事だったんです。

ここで敗戦し、手負いのプレーヤーが多い中でロサンゼルスに行くことは避けたかったですよね。ナゲッツの強さはスターター5人そろって一番はっきりと表れます。だから誰も欠きたくないんです。

実は私、試合が始まる前の情報が出るまで、彼は今日は試合に出ないと思っていました。無理をさせないんじゃないかなって。でも、彼がプレーする意味は大きすぎました。

スタッフにも出場を止められた彼が、どのように試合に出ることになったのか、それは本当にマレーらしい言葉で語られました。ということで、記事を読んでみます。

 

 

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Jamal Murray, pushing through injury, cements himself as all-time NBA playoff performer
ジャマール・マレー、怪我を押してNBAプレーオフのAll-Timeプレーヤーとしての地位を固める



負傷をおして、それが気にならないくらいの活躍をしたんだもの。そりゃあ気合も入りますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 


ジャマール・マレーがデンバー・ナゲッツのシリーズに終止符を打ち、ロサンゼルス・レイカーズのシーズンにも終止符を打った直後、彼はヘッドコーチのマイケル・マローンと鉢合わせするように会い、今年一番の控えめな言葉を口にした。

彼は、ナゲッツにもう1試合を勝利に導くショットを決めたばかりだった。月曜の夜、ボール・アリーナで、彼は左ふくらはぎを痛め、ほぼ衰弱に近い形で制限されていた。

しかし、マレーが機嫌のいいときに見せるユーモアのセンスは相変わらずだった。

“ねえコーチ、今夜僕をプレーさせてくれてよかったよ!”とマレーはマローンに言った。

“今夜僕がプレーしなかったら、勝てたかどうかわからないよ?笑”


ジャマール・マレーはキャリアでまだNBAオールスターに出場したことがない。オールNBAチームに入ったこともない。それなのに、プレーオフの舞台で彼を上回るプレーヤーを挙げたとして、何人が選ばれる?それは修辞的な質問と呼ばれるもので、普遍的な答えが返ってくるはずだ: “そう多くはない。”

マレーはポストシーズンで50PTS台の絶好調を出したことがある。昨春のプレーオフでの活躍は、ナゲッツがフランチャイズ史上初のタイトルを獲得するのに貢献した。レギュラーシーズン中のマレーがどうであれ、彼はバスケットボールの歴史上、プレーオフで活躍したプレーヤーの一人として確固たる地位を築いている。そして、決して前の文章が物議を醸すような発言であるはずがないのだ。








これはレブロン越しにダンクを決めた後のどや顔です。笑

(レブロンは全然相手にしていないけどね)











このマンデーナイトは彼の伝説に拍車をかけた。マレーが左へ2度ドリブルし、片足でステップバックしてレイカーズのガードであるオースティン・リーヴスを揺さぶったとき、何が起ころうとしているのか、みんなはわかっていた。15フィートのシュートはピュアだった。この得点でデンバーはボール・アリーナで108-106の勝利を収めた。ナゲッツにシリーズ4勝1敗をもたらしたのだ。ミネソタ・ティンバーウルブズとのシリーズが過酷なものになることを約束する前に、それはデンバーに切望された休息を与えることになった。

“我々はこのゲームを終えるために誰がプレーできるようになるだろうかわからなかったんだよ。"とマローンは言った。

ロサンゼルスでのGAME3で勝利した際、控えポイントガードのレジー・ジャクソンが足首を捻挫し、デンバーのオフ日にサンタモニカのホテルで松葉杖をつき、保護ブーツを履くほどの怪我を負った。月曜日の夜のGAME5の前半、スターティングシューティングガードのケンテイビウス・コールドウェル・ポープが足首をひどく捻挫し、前半の残りで2度試合を離れた。彼は後半に復帰し、粘り強く突破し、ビッグシュートを何本も決めた。


マレーはGAME4の後半でふくらはぎを痛め、その日はデンバーにとってシリーズ唯一の敗戦となった。彼は月曜日にプレーするのがquestionableにリストされた状態でスタートした。そのため、マレーは通常よりも早くボールアリーナに到着し、治療を受け、ふくらはぎを伸ばしたり緩めたりして、プレーできるかどうか判断した。ふくらはぎの肉離れは本来、扱いにくく危険な怪我である。これらは治癒が遅い軟部組織の損傷なのだ。さらに重要なことは、それらは通常、アキレス腱損傷などのより深刻な負傷を引き起こすことがある。







 

 

 

 

 

 

 

 

 


過去のプレーオフでは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとトロント・ラプターズによる2019年のNBAファイナルシリーズが、当時ウォリアーズのフォワードだったケビン・デュラントがふくらはぎの張りから復帰し、アキレス腱を断裂する結果となったことで一変した。2021年、ユタ・ジャズとロサンゼルス・クリッパーズによる2ndラウンドのシリーズは、当時ジャズのポイントガードだったマイク・コンリーがふくらはぎを痛めたことで一転した。現在のポストシーズンでは、ミルウォーキー・バックスはレギュラーシーズン終盤にふくらはぎを痛めたため、インディアナ・ペイサーズとの1stラウンドでヤニス・アンテトクンポを起用していない。


これらの例は、なぜナゲッツ自身がマンデーナイトにマレーを出場させたくなかったのかを物語るものである。そして表面的には、その理由は正しい。もしデンバーがマレー抜きでレイカーズを破れば、ポイントガードの回復に7日間を費やすことにができる。そうでなければ?もしそうでなければ、マレーが木曜夜のロサンゼルスでのGAME6に間に合うことが期待される状況になっただろう。

“僕は治療を受けるために少し早く来たんだけど、プレーできるような気がしたんだよ。”とマレーは述べた。

“彼らはNoと言った。でも僕はNoとは言わなかったんだ。チームメイトから離れたくなかった。一緒に戦いたかったんだ。”

 

 

“もし、今夜フロアにいるためにできることをすべてやらなかったとしたら、僕は自分自身を納得させることができなかっただろうね。”




 

 

 

これが動画ですね。このシリーズでは、レブロンの十八番の後ろからのブロック食らってますからね。

 

 

 

 

 





マレーがデンバーのアドバイスに反して試合に出場したのは、今シーズンにおいて、このマンデーナイトが初めてではなかった。レギュラーシーズン終盤、ナゲッツはマレーの左膝の痛みから守るため、ユタ・ジャズ戦でマレーを欠場させたかった。ユタ戦はback-to-back(ロード・ゲーム)の1日目で、ナゲッツは翌日の夜、ボール・アリーナでティンバーウルブズと対戦することになっていた。ソルトレイクシティに向かう飛行機の中で、マレーはマローンに近づき、プレーさせてくれるよう懇願した。そして4Qに大活躍し、ナゲッツをジャズ戦に勝利させ、翌日のミネソタ戦にも出場した。

マレーは正直で生真面目な人間だ。情熱的で、自分の考えていることを正確に伝えてくれる。マローンは正直で、時には辛辣で感情的な会話にも耳を傾けてくれるので、彼と相性がいいのだ。これがマンデーナイトの鍵だった。もちろん、マレーがGAME5に出場してふくらはぎをさらに痛めることは心配だったし、それはナゲッツにとっても望まないことだった。しかし、マレーはプレーオフを欠場するつもりはなかった。だからマローンと話し合った。そして、マレーとマローン、トレーニングスタッフが話し合った。そしてマレーはユニフォームを着てプレーする準備をした。

“彼と話さなくても、彼がプレーしたいこと、ビッグゲームに出たいことは分かっていた。彼がベストのシュートを打てなかったとしても、どう始めるかではなく、どう終えるかが重要なんだよ”とデンバーのスターであるニコラ・ヨキッチは言った。


マレーはこの日、10本中5本の3Pシュートを決め、FGは28本中13本のシュートを決めた。彼はゲームハイの32PTSをマークし、その中には試合を決める得点以外の場面で、一気にビッグショットを決めたのも含まれている。レブロン・ジェームズを前にダンクを決め、彼の前で肩を屈伸させた。最後の5分間はディフェンスを自在に切り裂いた。







 

うまくいかなかった試合もあったけれど、マレーが4勝のうちの2勝を決めたっていうのは本当に嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 


彼は100パーセントに近い状態ではなかった。

冒頭のポゼッションから、マレーが思い通りにドリブルから爆発できないのは明らかだった。いつものファーストステップがないのは明らかだった。ナゲッツはできる限り彼の出場時間を制限したかったが、結局マンデーナイトは40分出場した。皮肉なことに、それはマレーにとって最良のことだったのかもしれない。プレーすることでふくらはぎが温まり、緩み、マレーは試合が進むにつれてプレーもシュートも良くなっていったからだ。

“プレーするのに十分な動きはできていたよ。”とマレーは言った。

“でも、ジャンプが一番大変だったよ。ジャンプシュートでも、地面から離れるのが一番難しかったんだ。だから、ふくらはぎに出来るだけ負担をかけたくないから、シュートを打つ前にギャザーを深くしたんだよ。”

月曜の夜、マローンはナゲッツが直面した疑問について語った。マレーを欠場させたかったのか?それとも、一か八かに賭けて、レイカーズとのシリーズを終わらせるために全力を尽くすのか?それは共同作業による会話だったが、最終的にナゲッツは後者に落ち着いた。その賞品はGAME5での勝利、1週間近い休養、そしてマレーがこれ以上身体を痛めなかったことだった。

そして今、ナゲッツとウルブズは多くの人が待ち望んでいたシリーズを迎える。

“その瞬間が重要であればあるほど、ジャマール・マレーは輝くんだよ。”とマローンは言った。

“彼は気丈なやつなんだ。”

 

原文:The Athletic

Jamal Murray, pushing through injury, cements himself as all-time NBA playoff performer

 

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試合前、マイケル・マローンとジャマール・マレーは、彼がプレーするかどうかについて感情的に話し合った。その後、ジャマールは、自分がいなければナゲッツが勝てるかどうか分からなかったので、プレーできて良かったと語った。 →マローンの反応: “それは彼の今年最も控えめな表現だよ”

 

本当にいい関係ですね、この2人は。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいですねぇ。私はマレーのピュアでまっすぐなところが本当に好きです。それが時には我の強さにも出てきたりはするけれど、ストレートで裏表のない人なんですよ。

マローンのことも好きです。彼は本当にいいHCだって私は思う。長く一緒にやってきたんです。マレーのことは子供以上にわかっているのかもしれません。

 

ちなみに、マローンの最後の一言ですが

 

“He’s one tough cookie.”

 

というフレーズでした。タフクッキー?なんか可愛いですよね。これが実際にマローンがマレーに対してぴったりだと思って使っているんじゃないかと思うんですけど、

 

「強さとかわいらしさを兼ね備えている気丈な人、自分の意志がしっかりしている人」などを言うんだそうです。いつも冗談を言っておどけるマレーはスイッチが入ったら、その真剣さは誰にも負けません。本当に彼のためにあるような表現だなあって思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

ああ、なんて素敵なシーン!

全てを一緒に乗り越えてきたんだから。さあ、次へ!

 

 

 

 

 

 

で、次はティンバーウルブスと対戦するのですが…このシリーズ、ペイントで苦しんだデンバーは、インサイドの強いウルブスにどう対処するんでしょうか。大方の予想はサンズがくるってことだったけれど、まさかのスィープだったわけで。汗

ただ、レブロンほどの策士はいないだろうし、経験値はまだ高いとは言えないので、レイカーズ戦とはまた違った試合になるでしょうね。

 

でも…そろそろ安心して見られる試合もお願いしたい!

まずは1stラウンド、お疲れさまでした。とにかくしっかり休養してください。

 

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近かなりダークモードの私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。