60歳になったら企業にお勤めの方は退職したり、その後も同じ会社で役職定年があってもそのまま在職するという方もいらっしゃるかと思います。

 

 

厚生年金は60歳から、国民年金は65歳にならなと貰えません。

 

退職を機会に、他の会社で働くかたもいます。

正社員という方はラッキー。

多くは非正規となられる方が多いようです。

 

でもこれって、男性が多いのですよね。

 

以下、女性目線で書いていますので、男性からは反論があるかもしれません。

 

 

女性の社会的状況は下の方にまとめて書きますので、よろしければお読みいただければと思います。

 

40代、50代の方は、60歳過ぎても働けるものを今のうちに準備しましょうね!

 

自分の得意なものを教えるや作ったものを販売するや、新しく資格を取るのも良いですよね。

 

補助金を貰いながら「キャリアカウンセラー」の資格が取れるなどもあるようですので、ハローワークで尋ねてください。

 

自分で起業をすると、定年は自分で決められます。

身体がそこそこ元気で、頭が動いていれば、90歳になっても働けます。

 

 

60歳から90歳までお仕事をするとなると、嫌なことはお仕事にしない方がよいですよね。

 

また、自分が遠距離移動しなければならない仕事は辞めましょう。

 

若い時は、遠方へ出張するのが誇らしく、楽しくもありますが、高齢になった場合のことも考えましょう。

 

 

起業すると、「開業届け」を最寄りの税務署に出してください。

そうすると「確定申告」をすることになります。

 

で、「寡婦控除」というのがあるのですが、今までは「寡婦」という文字通り「夫が亡くなった妻」のみでしたが、令和2年より「離婚」した人でも「寡婦控除」が受けられるようになりました。

270,000円の控除が受けられます。

 

 

なので、是非、Wワークでも良いので(公務員の方や、会社によってはWワークを禁止しているところがあるので確認ください)起業してた方が良いと思います。

 

 

私世代の女性は専業主婦だった方が多くて、旦那様頼りです。

 

下流高齢者に女性が多いと言われる原因はここです。

旦那さんに保険をいっぱいかけて(^^;)、家を建ててもらっていなければ、旦那さんが亡くなれば住むところさえ失います。

 

離婚して子ども連れであっても、元旦那さんが養育費を支払ってくれなければ、母親は3ワークしても子供に満足な教育は受けさせられない状況の家庭もあります。

 

なので、新しい父親や夫を探すのです。

そして子供が虐待の犠牲になる可能性が高くなります。

 

私の同級生にもお金のために我慢して夫婦を続けている人もいますが、離婚している人もいます。

 

当時、結婚は退社とセットとされており、「寿退社」と言われていましたので、離婚後は殆ど無職となります。(結婚しているというだけで就職が難しい時代でした)

 

で、就職しようとしても高齢では就職先はパート、アルバイトとなります。社会保険など無いところが殆どです。

 

なので、お見合いパーティーや結婚サイトに申込み結婚相手を探す人が多いです。

 

なかなか見つかりません。

で、年の離れた男性と再婚して幸せな人もいますが、男尊女卑の時代の産物のような男性も多く、毎日泣いていて、相手が変わっただけでお金のために我慢しているだけと言う人もいます。

恐ろしい「後妻業」という映画がありましたね。

 

 

ずっと働いてきたとしても男女の賃金差は明確に未だにあり、貰える年金にも大きく影響します。

 

 

あれもこれも、

 

年金制度がなく、家内工業が殆どだった昭和初期までは、子どもが親の面倒を見るのが当たり前、離婚なんてもってのほかと言われた時代のままの社会制度なのです。

 

 

そんな時代の意識が、社会制度を変えないという、政治家や頭の古い人たちに脈々と生きているのです。

 

でも、政治家の給与に男女差が無いのに気が付きましたか?

 

女性の政治かの方は、自分たちの立場と国民の状況をもっと重ねてみて欲しいですよね。

 

 

 

 

と、前置きがながくなりましたが

 

 

若い方は、けしてお仕事を辞めないことです。

結婚しても、夫の経済があてにならないことが起きるかもしれません。

40歳半ば過ぎたら、起業準備も視野に入れたセカンドライフの準備を!

 

社会的状況、世界の流れ、今やっていることの将来性なども考慮して内容も変化させていきましょう!