#120
ラーメンの味龍
札幌市東区東苗穂7条3丁目6−3
医は「仁」術で、「仁」は「他人に対する親愛の情、優しさ」を意味するらしいんだったりするらしいんですが、決して収入が少ないわけじゃないだろう医師が他人名義のカードで「ガールズバー1店舗に計11回通い、計120万円を使い込んでいました。」っていうんだからね。ガールズバーってそんなに楽しい場所なのかな。(120万÷11回≒10.9万円/回。凄いな。きっとなんまらカワイイ娘いたんだべな。)
まあまあ、男ってバカだからお気に入りの女の子がいればOK。ましてや、他人のお金だったら何でもOK牧場ってこと?(笑)
そんなわけで、昔のガールズが元気に迎えてくれる一杯です。
このお店で初めての塩ラーメン。
ツユダク・ネギダクはルーチン。
これはまた、美しい感じでうっすらと浮かぶラードの油膜。野菜の甘みと旨味がフワッとした感じの優しい塩味。
ドンピシャの茹で加減の麺。
絶妙な食感。噛みしめると、お酒と醤油の旨味がバランスよく広がる美味しさ。
小銭が溜まったので、じゃらじゃらとぴったりのお金でお会計を済ませると、「ありがとうございます。助かります。」
「仁」ってほどじゃないけれど、券売機の無いお店の美味しい一杯に、できうる限り小銭で払って「ごちそうさま。」と云えたら、嬉しいような気がします。
他人名義のカード(お金)で遊んじゃうのは、何とも・・・恥ずかしい。そんなみっともないお医者さんがいないことが何よりですが、まれにごく一部はそんな方がいらっしゃるという現実。
そんな怪しげな医療よりも、半世紀ほど続き、いつも信頼できる一杯があります。