副業輸入ビジネスは本業に影響あたえる?

Amazon輸入ビジネス

輸入ビジネスは副業でやっても本業に影響ない?バレる可能性、時間の拘束など

投稿日:

輸入ビジネスを副業をやるにしても本業に影響は出ないだろうか?と不安になりますよね。会社に副業がバレたらどうしよう…とか。

ブログやアフィリエイトと違って、輸入ビジネスはお客さんに物を販売します。そのため、お客さんからのクレーム対応という問題はつきまといます。

わたしも副業で輸入ビジネスをやってきましたが、お客さんからのクレームはちょいちょいありました。

法律も関わってきますので最悪の場合は警察のやっかいになったり裁判所に行くこともあるかもしれません。まぁよほどのことをしない限りないと思いますが。

今回は輸入ビジネスを副業でやったときに本業に影響が出ないかという点でお話します。

稼ぎすぎると会社に副業がバレる!?

会社規定で副業が禁止されているかもしれない

副業で稼ぎすぎると会社に副業がバレる可能性があります。会社が副業を禁止していた場合にはバレると懲戒(最悪、解雇されるとか)などあるかもしれません。

輸入ビジネスをやる前にまずは会社に規定をよ~く読みましょう。ちなみにうちの会社は副業しても良いとは書いてありませんが、副業してはいけないとは一言も書かれていません

たいていの場合は、

  • 在籍中に他の事業者に雇用されてはならない

と記載されているのではないでしょうか。

これは多重雇用とか言われたりするのですが、これをやられると社員(社畜)の労働時間が事実上長くなってしまい、その結果、労働災害などにつながるといったリスクを恐ているのでしょう。責任の所在も不明です。

誰かに雇用された場合は明確に何時間働いたってわかってしまいますからね。その点、輸入ビジネスといったネットビジネスであれば何時間働いたなんてわかりませんし。

つまり、別の事業主に雇用されることはダメだと書いてありますが、自分で事業を起こしてはいけないとは書かれていないのです。

住民税から副業がバレる。確定申告は自分で税金を納めに行く『普通徴収』にする

副業が会社にバレる原因は、住民税にあります。住民税はあなたが稼いだお金に対して課せられる税金です。

たくさん稼げば稼ぐほど住民税は高くなるわけですが、会社で稼いでいる給料以上に住民税を払うようなことがあれば、住民税が他の社員より高くなるので『あ、こいつ会社以外の収入があるな、副業しているな』とバレてしまうのです。

これを回避するには、確定申告のときに税金を自分で納めるタイプの普通徴収にする必要があります。副業で稼いだお金は自分で納税しにいく、こうすることで住民税自体は会社で自動的に支払われる住民税とは別会計になるのでバレなくなります。

ただし、これは基本にすぎません。絶対バレない、というわけではないです。

盲点?住宅ローン控除を適用しているとバレる可能性がある。

確定申告は普通徴収にすれば副業はバレない、なんて断言する人が多いのですが、これは間違いですね。

バレる可能性は常にわずかながら存在しているわけですが、意外と多いのが住宅ローン控除を適用している人なのではないかと思います。

住宅ローン控除は、借入金額の1割分、翌年の所得税・住民税を減税してくれるという制度です。枠が余ったら住民税も減税してくれるってものです。

会社の収入から所得税・住民税が決まり、そこから住宅ローン控除でいくらか減税されるのですが、住宅ローン控除の減税分が余るパターンがあるんですよね。

年収500~600万円程度だとたいていは控除の枠が余るはずです。わたしも枠が余ってます。

で、その余った分が、副業による収入に対しても適用されるわけです。

得した気分にはなるのですが、これはすなわち、翌年の減税が減るということであり、実質!翌年の住民税が上がる!ということになるんですよね。

そう、普通徴収とかにしていても住民税が変動するんです。ゆえに、もしかすると会社の上の人から『会社の給料から導き出される住民税が違うんだけど?』と言われるわけです。

かなりキッチリした会社だったらなんか言われるかもしれませんね…。副業バレた時、わたしは『ヤフオクで不用品販売したり太陽光発電があったり株があったり…』と答えようかなと。

まぁウソはついていませんからね。ウソをついてはいけないです。1個ウソつくとつじつま合わせのために100個ぐらいウソつくことになりますよ。

副業でやる輸入ビジネスは本業に影響を与えるか?お客さんからのクレーム

本業に影響を与える可能性はある

輸入ビジネスが本業に影響をあたえる可能性はあります。ざんねんながらこればかりは輸入ビジネスをやる限りずっとつきまといます。

影響を与える可能性があるものというと、お客さんからのクレームです。

Amazonはお客さんから問い合わせが合った場合には24時間以内に回答しなければならないというルールになっています。そのルールをやぶると出品者としてのパフォーマンスが下がり売上が激減します。

24時間以内ならなんとか回答できなくはないですが、わたしの場合は普段から夜の23時に帰宅するという生活でしたので、ついうっかり帰宅して力尽きて寝てしまうことがあるのです。

そして目が覚めると回答忘れてた!と焦る。しかしすぐに会社に行かなければならない…!そんな状況になりますので、正直なところ毎日落ち着かずそわそわしていました。

お客さんというかAmazonからというか、いつもメールに怯える日々です。

可能性は低い

お客さんからのクレームはどれくらいあったら多いと言えるかは人それぞれですが、わたしの感覚としましては多くはないです。

下記の記事にも書きましたが、物を売るだけ売ってお客さんに連絡しないようにするとクレームは減ります。

お客さんへの評価依頼は最初のうちは大切なのですが、評価依頼がお客さんからのクレームをもらう入り口にもなっているのです。

売ったら売りっぱなし。これがお客さんからのクレームを減らすためのわたしなりの作戦です。

運用しだいではお客さんからのクレームを減らすことができるため、その分だけ本業に影響を与える可能性を低くできます。

回避することは可能

それでもお客さんからのクレームはゼロにはなりません。軽い箱のつぶれていどなら何も言われないこともありますが、欠品や不良品などがあるとクレームは来ます。

こういったものは避けることはできないのですが、そもそも欠品や不良品がなさそうな商品を扱うことでリスクを排除することができます。たとえばそういった商品は何かというと、DVDやゲームなんかがあります。

逆に欠品が発生しそうな商品は、わたしの経験としましては生活雑貨系の商品に多かったように思います。

たとえば、何かを壁掛けにするための商品とか。こういったものはネジといった細かい部品がありますので、本当は欠品じゃなかったのかもしれないけどお客さんが紛失しやすいものです。そういったものは欠品としてクレームがあがってくる可能性が他より高いように感じます。

輸入ビジネスに束縛されることによる本業への影響

輸入ビジネスでは『この日にこれをしなければならない』ということがある

輸入ビジネスが本業に影響をあたえるものとして、時間の束縛があります。

わたしのケースですが、いつも決まった日にリサーチ、仕入れ、転送、納品という作業をやっていました。これが1日でもずれるとすべてが狂います。

日程がずれてしまうと、荷物の到着が1週間遅れることもあり、大きな機会損失につながります。遅れて到着した荷物は赤字にもなるしそもそも売れなかったりするし、最悪です。

どんなに会社からの帰りが遅くて疲れていて眠くても、ムリしてでも作業をしなければならないことがあります。その結果、翌日の仕事がつらくて本業の作業効率が落ち、本業への影響をあたえることになります。

特にきついのが納品作業で、毎週大きなダンボールが2~3箱届くのでいつも徹夜していました。

外注を使えば回避可能

わたしは納品作業までをすべて自分でやっていましたが、納品代行を使えば回避することはできるなぁと思っています。

そもそもMyUSから届く荷物が受け取れないのです。そのために転送する日が決まっていて、そこから逆算してリサーチや仕入れ作業の日が決まっています。

MyUSからの荷物をいつでも受け取ることができたらもっと自由になれるでしょう。日程ももっと流動的に決められたでしょう。

作業の外注化の中でも納品代行だけは積極的に使っていくことをおすすめします。納品作業がウツすぎて輸入ビジネスから離れてしまう、ということもあるかもしれません。

もっとも注意が必要!輸入に関する法律の問題

輸入ビジネスプレイヤーは違法販売しすぎている!?

海外から物を輸入するためにはいろんな法律が絡んできます。外国為替及び外国貿易法、関税法あたりが輸入できるかできないかに関する法律で、その他にも銃刀法や薬事法が間接的に絡んできてさらに輸入できるものが制限されます。

かるくAmazonで並行輸入品をながめてみるだけでも違法販売している人がホントに多いです。ハッキリ言って6割以上の人が違法販売していると言ってもいいぐらいです。

おそらくわざと違法販売しようとしているわけではないと思いますが、法律をすべて覚えきれないんですよね。完璧に法律を守るなんていうのはほぼ不可能に近いのではないでしょうか。

マネして同じものを販売していると、販売してからしばらくして…数年後ぐらいに、お客さんのところで事故が発生して懲役刑くらうなんていう可能性もゼロではありません。

法律をしっかり守れば問題なし

法律を完璧に覚えることはむずかしいです。わたしはブログで常々書いてきていますが、『その製品がお客さんを傷つけることができるかどうか』という点を考えて輸入をしていればだいたい問題は起きないと思います。

電気の通るもの、人の口に入るもの、人の口に触れるもの、こういったものは製品の質が悪いと人にケガさせたり病気にさせたりしてしまいます。

輸入を禁止する法律というのは、『日本の平和を維持するために必要なことを定めたもの』という感じです。ゆえに人を傷つけるようなものは扱わないのが良いということです。

その逆で、安全を保証するものも扱わないほうが良いです。たとえば登山用のロープとか。人をケガさせることはありませんが、品質が悪くていざというときに切れてしまったりすれば、結果的に人の命を守れないものになります。これは生活用品安全法というのが絡んでいます。

いろんな法律がありますが、なぜ輸入が禁止されているかということを考えるとおのずと扱って良い商品、ダメな商品が浮き上がってきます。

もし違法なことをしてしまったら最悪の場合は懲役刑を受けますので、会社はクビになるかもしれませんね。

まとめ

まとめると下記です。

  • 輸入ビジネスは本業に影響を与える可能性がある
  • 時間の縛りがあるため本業に影響をあたえる
  • 違法なことをして懲役くらえばリアルアカウント閉鎖

いろいろと不安になるようなことを書いていますが、しっかり法律を守るのは最低限のこととして、輸入ビジネスをやるにはそれなりの覚悟が必要です。

苦労が絶えないかもしれませんが、お金を稼ぐって楽なことではないんですよね。楽して安全に大金稼げるなんていうのは幻想です。目を覚ましましょう。

副業をやろうと考えている人は理由はさまざまですが、中にはお金に困っている人もいるでしょう。リスクを冒してでもやらなければならない理由があるのではないでしょうか?

一歩踏み出す勇気と続けていく覚悟が必要です。

スポンサードリンク

-Amazon輸入ビジネス
-, , ,

Copyright© 自作ツールと輸入ビジネス , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.