正午前
妻が
「薪求むの看板を見たと男の人が来られていて、ヤナギの木を持って来ていいかと訊ねられた」
との事だったので、玄関の前で待っておられるその人の所に急いで向かった。
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その方には
「ヤナギは薪としてあまり評判は良くないのですが、馴染みのない樹なので、電話番号を教えて頂ければ詳しく調べてからショートメールで受ける受けないのご返事をします」
と伝えた。
その後ネット検索で調べたところ、評判がよろしくないのは比重が0.45と小さいからで、その他には別段問題が無いようなので、お受けする事にしてその旨を連絡をした。
夕方
「今から持って行きます」
の連絡が入り、待っていると軽トラが四台くらい入ってきた。
流石に軽トラ四台は驚いたが原木を積載しているのは軽ダンプ一台だけだった。
話を聞くと、川の土手に勝手に生えてきたヤナギを町内の有志数人で伐って一緒に持って来たようだ。
更に話聞いてみると、腕くらいの太さまでなら40cmに切って持って行けば処分場で1キロ6円か7円で引き取って貰えるが、この太さだと割って持って行かないと引き取って貰えないとの事だった。
そんな手間暇かけて処分場に持って行く人がいるのだろうか、疑問だ。
さて、積み荷の方はダンプなので下ろす場所を支持して、下ろした後は隅の方に寄せるだけである。
あっと言う間に作業が終わった。
ただちょっと嬉しくなかったのは、妻が昼に40cmと薪の長さを伝えてあったようですが、先方は
「40cmと聞いていたので切ってきました」
と25cmほどの長さの物が多かった。
これは今更どうしようもないので、軽くて 短い ヤナギの薪を作る事にしよう（笑）。
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