ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  雨の多い毎日ですが 高知城裏の散歩道を紹介します。 

2022年05月14日 | 自然 花 写真

(  高知城の周囲は緑一杯の散歩道になっています。 お城は明治の初め頃 公園に指定されました。)

 

大型連休の中に みどりの日 がありました。みどりの日は私たちに 植物、自然の大切さを思い出させてくれる大事な日です。家の中で

自粛することが多い昨今 みどりの多い自然の中で 楽しく過ごすのも 私たちの命を輝かす大事な時です。都会の人々は往復の渋滞に

疲れを覚えるでしょうが 田舎町では すぐそばにみどりがあり 自然の恵みを感じます。

 

高知新聞が 高知城を『木の博物館』として お城の木の魅力を伝えている人々を紹介していました。『 緑のサポーター 』です。

私も高知城をバックグラウンドに生活している感じもあり この記事に触発され 日頃撮り貯めている写真の中から 高知城の裏庭を紹介

する趣向となりました。玄関にあたる追手門や天守でなく 日頃見る人々も少ないお城の裏側に 心安まる散歩道があります。いつも2月

に紹介する梅林の更に外の緑です。 ウグイスやメジロ スズメなど多くの小鳥の住まいでもあり 桜の季節も仲々捨て難い場所なのです。

 

クスノキ 杉 モミジ クロガネモチなどが大きく育っています。樹齢400年 高さ25mを超える巨木もあります。高知城の歴史も

約400年ですが 江戸時代の初期から生きていることを思えば 歴史を見てきたんだなーと感心したりします。江戸時代だけでも15代

も入れ替わった土佐藩主・・、 逆に人間の寿命の短さを感じます。

 

高知県の年間降水量は3000mmを超えます。山が多いのも一因ですが 高県県は森林率84%、森の県と言ってもいいですね。雨量が

多いことは水が豊かな川が多いことでもあります。 四万十川 仁淀川 それに鏡川など。東部にある物部川のダム貯水量が下がり 一時

渇水が心配されましたが GW以降の雨続きで 十分回復していると思われます。 鏡川のダムも十分な水量がありました。

 

一方 砂漠が国土の80%を超える国もあります。新聞の報道に アフリカ西部のモーリタニアで拡大する砂漠化により 人々が住めなく

なった地域が増えているとありました。 高知県とは真逆の様相です。赤みを帯びた黄土色の砂地が広がり 乾燥化砂漠化が進んでいる

という。外国ではよく涸れ川(かれがわ)を見ました。水の無い川である。日本にはまず無い。熱さで水が蒸発し 洪水の時しか水が流れ

ない。『 気候正義 』という言葉があります。 先進国が気候温暖化の原因を作っているのに 発展途上国に気候変動の被害が多く出て

いるようなことを指します。 地球温暖化の影響を受けている人々は 二酸化炭素など温室効果ガスを余り出していない国の人々です。

 

今モーリタニアを含めアフリカ横断植林プロジェクトが進んでいます。夏場の雨のある時期に乾燥に強い樹木の苗を植える、『 緑の

大壁 』運動で西のセネガルから東のジプチまで全長8千キロに渡る緑の壁を造り サハラ砂漠の南下を防ごうという計画。モーリタニア

は1年の半分はほとんど雨が降らない国だが 存続に関わるこの戦いを懸命に進めている。 苗木の育成を住民に頼み 乾燥に強い野菜の

種子の提供 灌漑施設の整備 栽培技術の指導など多岐にわたるサービスを行政が行い 人々の生活を良くする 温暖で四季のある日本

ではとても考えられない 緑地回復の運動です。

 

雨が多い高知、日本では仲々考えられないですが 世界は温暖化し 乾燥化し 砂漠化しているのです。 土地が痩せ 人々は暮らしが

出来なくなり 集落を離れていき ますます砂漠化していくのです。マリ ニジェール スーダン エチオピアなど 気候変動や人間活動

などの要因で 降水量が減り 土地が劣化し 食料が育たず 飢餓に苦しむ人々が増えています。そういう人々の一部は難民化し ヨーロ

ッパに押し寄せることになります。

 

石垣に囲まれた城内と城外に分かれますが 今日はお城の外 西に当たる城西公園から歩きます。

昔 乾櫓(いぬいやぐら)があった裏の道。 絶好の散歩道。右の木は主にカエデです。

左はイチョウの木のようです。大きな樹木で日陰もタップリ、夏の散歩にも適しています。

石段を登り 石垣を越え 天守の方に向かいます。

左に曲がると 桜が多く お花見が出来る三の丸の方向です。 左の木は 杉やヒノキです。 

逆に右の方へ曲がるとお城の裏に当たる 梅林の方へ出ます。 手前はつつじのようです。

やぐらは黒鉄門(くろがねもん)です。柱や扉が黒く塗った鉄の板で覆われているので。

詰門の裏。 梅林のあるところ。城外とも言えます。仲々堅固な石垣で 難攻不落です?!

石と石の間 石垣の隙間に 紫かたばみ(オキザリス)が咲いています。

雪の下(ゆきのした)岩の割れ目などに生えます。

城西公園です。 名前の通り お城の西にあります。 高級ホテル 城西館も近くです。

最近改装された公園の池です。 バックが庭園のようになっています。

池に咲く睡蓮(すいれん) 西の丸跡に近い。

城西公園の隣りにある 県立武道館。屋根や塀に昔の佇まいがあります。  

 

 

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1 コメント

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Unknown (けいじいさんfrom小諸市)
2022-05-14 17:36:13
近くに お城があり、 春夏秋冬の 季節感を 感じる散歩道があるとは 羨ましい限りです。 小諸市にも 懐古園、、、旧小諸城がありますが とてもとても歩いて行ける距離では無くて 年に一度から二度位しか行けません、、、、兎も角羨ましく 贅沢な事デス。 ウクライナ、ミャンマー等戦争状態あり、コロナ感染者数アップあり、で、 良いニュースの無い昨今、おおいに、散歩して 気分転換をして下さい。

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