今日は日経新春杯を考察していきましょう。
直近の7年間で5度も三連単の配当が1万円を切るなど、ハンデ戦ながらも堅い決着が続いている日経新春杯。
今年の結果は勿論走ってみないと分からないが、堅い決着になるのであれば、それこそ好走馬を見分けて少数点で馬券は仕留めて行きたいところ。
過去10年の成績を見てみると、最も馬券に絡む確率が高いのは4歳馬。次いで5歳で共にその確率は30%を超えている。
一方、6歳は17.2%、7歳は3.4%、8歳以上は全て4着以下とデータ的には若い馬から馬券を買っていきたい。
【日経新春杯 有力馬診断】
▼ミッキーロケット
昨年の覇者が連覇を狙う一戦。
恐らく1番人気となるであろうが、これまで戦ってきた相手を考えれば納得は出来る。
昨年は55kgのハンデで挑み、シャケトラとの激しい叩きあいをハナ差制し重賞初制覇を飾ったが、今年は昨年よりも2.5㎏も重くなりトップハンデの57.5㎏で臨む一戦。
正直、今回のメンバーレベルは低く、G1・G2戦で強豪に揉まれてきた経験をもってすれば、そこまで斤量差は考えなくても良いのかもしれないが、全幅の信頼を置くまではどうか。
ただ、長い距離もこなせるキングマンボ系(ミスプロ系)は3連勝中で相性も良く、トニービンなどグレイソヴリン系の血統を持つ馬もよく勝っている為、両親にこの血統の親を持つミッキーロケットはやはり外すことは出来ないであろう。
▼ヒットザターゲット
競馬に詳しい方ならお気づきかも知れないが、実はミッキーロケットと同じように、父にミスプロ系、母にグレイソヴリンの血を持つ馬がもう一頭いる。それがヒットザターゲットだ。
今回も特に人気はしないだろうが、高配当が飛び出る結果となるとすれば、立役者はヒットザターゲットかもしれない。
ただ、データ的に10歳馬は厳しく、内枠を引かない限りは厳しい戦いになるであろう。
▼モンドインテロ
昨年の日経新春杯では3着と惜しい結果で、未だに重賞タイトルを持っていない善戦マン。
今回も57kgと少し見込まれた感じがするが、鞍上にルメール騎手が戻ってきたことは、それだけでもかなりのプラス材料。
この馬も出来れば内枠を引きたいところ。
▼ソールインパクト
安定感ある走りで今回も人気をするであろうソールインパクト。
前走のアルゼンチン共和国杯では、スワーヴリチャードにこそ完敗したものの、今年の中山金杯を制したセダブリランテスには先着し、2着と好走を果たした。
今回は54kgと実績上位馬から2kgほど軽い斤量となった為、ハンデ差ろ安定した走りを活かして、勝ち負け争いに持っていけるか。
▼パフォーマプロミス
初の重賞挑戦となるが、前走でしっかり勝ち切り、満を持して臨む今回。距離は問題なくこなせる為、京都の舞台でどこまで戦えるかが試される。
どちらかというと、力のある舞台の方が本来の力を発揮できそうな気もするが、M.デムーロ騎手が騎乗予定の為、軽視をすると後悔することも大いに考えられる。取捨選択が難しい1頭。
▼ロードヴァンドール
先手を奪うとしぶといロードヴァンドールに奇才氏・横山典騎手が継続して騎乗。2000mまでの重賞を近走は走っているが、今回は久々の2400m戦。
恐らくハナを切るのはこの馬だが、京都の芝は移動柵がA~Dコースまでとれるため、良好なコンディションが保たれやすく、終始インコースの良い状態が続く為、インを器用に立ち回り、下り坂から加速して直線でトップスピードに乗れれば、逃げ切りまで可能性はある。
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