終値22,060円。オリエンタルランド株、WBCでコロナの鬱憤を見た?

WBC日本おめでとう!

実は過去の大会はそんなに気にして見ていなかったWBCなんですが、昨年のワールドカップしかり、最近になって熱くなれたのは、やはりコロナの鬱憤も相当溜まってたのですかね。世界的にもそんな雰囲気を勝手に感じていました。

恥ずかしながら野球は久しぶりに見ました。「ストライク」と「ボール」のカウントが逆になったのは知ってましたが、「申告敬遠」とかナニソレ状態(^o^;

さて、コロナの鬱憤という意味ではオリランドの40周年、今年は特にGWや夏休みは楽しみでもありますね。分割で大きく揺れると思いますが、久々の5月新高値、夏の上昇、秋の新高値も夢見ています。

ところで先日、友人と食事をした際に米国株の話になりました。その友人は2年前くらいにつみたてNISAで株デビューをして、毎月「楽天VTI」と「S&P500」に積み立てており、現在の評価額は1〜3%のマイナス状態が続いているとのこと。

楽天VTI(楽天全米株式インデックスファンド)は2017年9月にスタートし、設定来のトータルリターンは現在「+98.77%」となっています。

確かに、純資産総額のグラフ(緑色)を見ると、コロナショック後から角度を上げて上がっているのがわかり、投資家が増えたのを察します。2022年に入っても増え続けているということは、友人と同様な状態になっている方は結構いらっしゃることも想像できます。

現時点ではマイナスになっているかもしれない楽天VTIも、設定来からドルコスト平均法で毎日積み立てていれば、5年半経過した今はこのくらいにはなっているはず↓

ちなみにこれは、設定初日から今まで毎日1000円(一時2000円に上げたり)積み立て続けた私の楽天VTIのポートフォリオです(設定来は「+98.77%」かもしれませんが、毎日積立だとリスクヘッジがかかる分このくらいまで落ちます)。

シーゲルさんの本によると、全米過去200年の株価上昇率は平均約+7%/年。これを福利計算で楽天VTIに当てはめると、現在「+50%」以上であればなんらおかしくない普通の巡航走行ということになります。

楽天VTIのチャートに「+7%」でざっくり線を引いてみるとこんな感じになりました。2021年に入ってからは完全に上振れしているのがわかり、まだ2021年の前期に始めたなら良いですが、後期以降から始めた方はマイナスになっても仕方がないですね。

こう見ると今のアメリカの不振は、決して下落が始まったのではなく、適正値への調整期に入っているだけだとも取れます。

矢印が追いつくまでもみ合うのか、はたまた一回矢印まで落ちるのか。なんだかどこかのオリランドの株価を追ってるブログのようです(ここがそうです)。

投資を始めた方でこの本を読んだ方も多いと思いますが、この発売日はまさに調整がはじまる前後の「2021/11/12」でした。

そして帯にはこう書いてあります。「2022年日本で一番売れた本」だと。

ジェイソンさんはすごいですが、またもや、こうして大々的にメディアに露出したときにはもう遅いということを教えてくれた好例になったかもしれません。記憶に新しいところではビットコインやレバナスも周知のこと。

やはり「何をするにも得をするのは最初の2割」。

これは株だけでなく、携帯電話が普及しはじめたときも、インターネット普及時も、スマートフォン普及時も、LINE普及時も、PayPay普及時も、ビットコイン普及時も、マイナンバー普及時も、コロナショック暴落投資も、そして「大谷工業」も(笑)、ほとんどに当てはまりそうです。

何が言いたいのかと言いますと、新しく何かが変わる際は何でも批判が絶えませんが、この批判は「どうせ変わっていく未来を予測できていない」という意味では最初から負けており、何でも批判することで自ら「機会損失」という負債を背負い、結局自分の首を締めている人々が絶えないのも世の常です。

(社内で「LINE禁止」などのルールを作ったものの、しばらくしたら当人から自動友達登録が来てたとか、ちょっとこっちも気を使っちゃうような痛々しい上司に遭遇した人も多いのでは?)

まわりがみんなやりはじめたから、というタイミングで何かをはじめる人々を、マーケティングの世界では「フォロワー」と言ったりします(日本は約8割がそうと言われる)。フォロワーは大衆と同じ動きをするので簡単にデータ化できてカモにされやすく、今回楽天VTIを持ってしても遅かったという結果になってしまいました(でも少し我慢すればきっと大丈夫(?))。

この「大衆と同じ動き」というのは、株の世界でもキーポイントかもしれないですね。


<モノが売れる順番>

1:イノベーター:5%(新しもの好き層)
2:アーリーアダプタ:15%(それを察して買う層)
3:フォロワー:80%(みんなが買えば買う層)
※アーリーアダプタまでが全体の2割。

<参考>
日本のスマホ普及率は、20〜30%の時代が最も長く、40〜50%を超えたあたりで一気に跳ね上がったことも、フォロワー層に到着したからと分析できます。ちなみにLINEはリリースが2011年でしたが、セキュリティ強化が始まったのはその跳ね上がった2016年あたりからです。

「いつ何時も、時代の変化に抗った企業は、その全てが没落した」(ジェレミー・シーゲル)↓

本日の日経平均は小反落。東証プライムの値下がり銘柄数は688、値上がりは1059、変わらずは89でした。

イエレン米財務長官が保護対象を全預金に拡大することや保護金額の上限を引き上げることに否定的な考えを示し、同日の米株式相場では金融株中心に大幅下落した。この流れを引き継ぎ、東京市場でも金融株には売りが目立った。

日経平均小反落、終値47円安の2万7419円 – 日本経済新聞

■日経平均:27,419.61円(-47.00円 / -0.17%)

本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【22,060円】(±0円 / ±0%)

■最高値:22,095円(12:40)
■最安値:21,845円(09:02)
■値幅:250円(前日終値より)
■出来高:571,000
■引け成り:109,700売り

2022年の株価の推移はこちら

円建保有証券 日本株評価額計 損益 損益(%) 前回比 30,652,703......

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