今の時期あちこちで赤い花が咲く。
真っ赤な彼岸花。
長いまつ毛のような雄しべが特徴。
すっと伸びた先端に花だけ。
花が終わってから葉が出る。
花弁は真っ赤。
たくさんの異名を持つ彼岸花。
曼珠沙華(まんじゅしゃげ/まんじゅしゃか)
死人花(しびとばな)
地獄花(じごくばな)
幽霊花(ゆうれいばな)
剃刀花(かみそりばな)
狐花(きつねばな)
捨子花(すてごばな)
毒花(どくばな)
痺れ花(しびればな)
天蓋花(てんがいばな)
狐の松明(きつねのたいまつ)
とにかくいっぱい。
毒を持つ植物だからか、気の毒な呼び名も多い。
モグラ除けに田圃の畔に植えられることも多かったみたいで、田圃の近くにはたくさん顔を出す。
群生していると炎のように赤い。
そんな彼岸花の花言葉は、「情熱」。
いかにも、いかにも、の花言葉。