ゾレア皮下注が在宅自己注射可能になりました

前回に続いての話題です。ゾレアも在宅自己注射可能になりました。

 

 

 

では、ザックリと薬剤情報です。

 

○ゾレア皮下注75mgシリンジ・150mgシリンジ

 

【効能・効果】

○気管支喘息（既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る）

○季節性アレルギー性鼻炎（既存治療で効果不十分な重症又は最重症患者に限る）

○特発性の慢性蕁麻疹（既存治療で効果不十分な患者に限る）

 

【用法・用量】

○気管支喘息

通常、1回75～600mgを2又は4週間毎に皮下に注射する。1回あたりの投与量並びに投与間隔は、初回投与前血清中総IgE濃度及び体重に基づき、下記の投与量換算表により設定する。

※換算表は割愛します（添付文書を参照）。

※成人・小児ともに適応があります（6歳未満の臨床試験は実施していないとの記載があります）。

 

○季節性アレルギー性鼻炎

通常、成人及び12歳以上の小児には1回75～600mgを2又は4週間毎に皮下に注射する。1回あたりの投与量並びに投与間隔は、初回投与前血清中総IgE濃度及び体重に基づき、下記の投与量換算表により設定する。

※換算表は割愛します（添付文書を参照）。

 

○慢性蕁麻疹

通常、成人及び12歳以上の小児には1回300mgを4週間毎に皮下に注射する。

 

使用法については以下のリンクを参照して下さい。

https://www.drs-net.novartis.co.jp/siteassets/common/pdf/xol/dr/dr_xol_s_201911.pdf

 

実は、「気管支喘息に使われるバイオ製剤」というボツ表がありますので、ここに貼っておきます。

用法・用量は「気管支喘息」の場合のみ掲載しています。

※初めに掲載した表にはデュピクセントにペンが記載されていませんでしたので、差し替えました。