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改訂新幹線殺傷事件3 [新幹線殺傷事件]

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ネットでは、小島一朗君の見た目でひきこもりの事件と決めつけているが、文春オンラインの記事
読むと、実情は違う。






小島一朗君が中学校でイジメられ、学校へ行き渋ったのか休んだのは事実だろう。中学2年の時に、
父親といさかい、もみ合ったのも事実だろう。






しかし、親はその一件だけで直ぐに警察の介入を求め、手際よく受け入れ先を見つけ中学2年で 自立支援施設へ入れてしまった。

実情はこの様だ。
典型的なADHD多動児。就学前検診の頃には保健所より特別支援校を薦められるが母親が拒否。
その後は、特別支援教室もありながら、一般児童と同じ生活をしていた模様。しかし、親が独自の
家庭教育を施しようにもADHDの衝動性、多動は簡単には収まらない。
子供を家族から隔離する為か、或いは母親の理念が先か、母親が設立したホームレスの支援施設で
息子を育てる事にした。と言うのが実情の様だ。






熊沢君の家族が、家庭内暴力に悩みながら20年以上苦しんだのに比べ如何にその行動が素早かったか 良く分かるだろう。






小島一朗君が通った中学の出席簿を見ればすぐ分かるだろうが、彼が不登校によるひきこもりの期間は そんなに長くないはずだ。






そして、彼はついに家から追い出された。家族とは隔離した生活に入った。






小島一朗君は、家族から全く求められる事が無く、体よく捨てられたと感じたのでは無いか。






ここで非常に面白いのが、事件が起きるとどんなサイトを覗いていたか詳細な情報が通常発表されるが、
今回は全く出てこない。






SNSで何を書いていたとか情報が出るのが普通だが、出てこない。






それは、恐らく小島一朗君がSNSもホームページも何も作らず、何も発信していない事を示す。

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自閉症は、クラスメイトや教師や見ず知らずの人に対する妙なアプローチをする。この事を この本の論文上は対人障害と命名している。






その説明はこうだ。同じ自閉症でありながら、 1.積極奇異型 やたら積極的に話しかけたり誰彼構わず話しかけられる。 2.受動型   自分からは絶対行かないが寄ってくれば拒否はしない。 3.孤立型   全くコミュニケーションを取ろうとしない。






ネットはその人を写し出すから、何か目的のある人か、余程人好きで無ければ、SNSで積極的に
書き込んだり、ホームページを作ったりしない。






コミュニケーションのレベルから言えば、かなりハードルが高い作業なのだ。






実際、私自身は積極奇異型で、ホームページを書いているが、やはり一方的に書き込むだけで、
コミュニケーションという意味から言うとその質に違いがある。





まして、本当に自閉症、アスペルガー症候群、或いは発達障害だと主張しても受動型なら、ハードルが
高すぎてホームページを書くなどあり得ない。






あり得ない事ながら、ネットを見れば自称発達障害で受動型の人間が、コミュニケーションよろしく
書き込んで、仲間とコメント交換に励んでいる。






さらに、孤立型となれば、それこそ「この犬はネコです」という以上に荒唐無稽な話なのだ。






受動型の小島一朗君は、言われた事を守ろうとすればする程、叱られ、芯から壊れてしまったのだろう。





一度壊れたモノは、5年ぐらい施設で暮らしたところで治らない。






何とか社会に出てみたモノの、さらに壊れてしまった。
ADHD つまりハイパーの実行力の強さが逆に出てしまった。



【自閉症テレビ14】感覚過敏?ADHD合併?

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