年末年始 | ほのぼの街のほんわか通りに、ふわっと風がふく

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笑顔がにじみ出る(はずの)
「ゆるイラスト」とともに、
なんてことはない日常をつづったエッセイ

大変、遅ればせながら、新春、あけましておめでとうございます! 本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 

誰も聞いちゃいないのは重々承知ですが、私の年末年始の行動のおさらいを押し売りしてみたいと思います。

 

クリスマスの日は、ようやく、駅前の市民ホールに足を踏み入れることができました。宮川花子さん、そして俳句の夏井先生と、これまで行く気満々だった2回のイベントが、コロナでキャンセルになっていたのです。今回は、年末らしく『第九コンサート』。ただ、合唱は自粛ということで、楽器での演奏となっていました。

 

『ユニクロ年末祭』で、ヒートテックのタートルネックシャツが値下がっているじゃないの、とオンラインでオーダーしました。450円の送料を無料にしたくて、無理やり5000円以上にしている私。10円ケチって100円損しているのは、わかっているのにっ。無料の誘惑は、手強い、また負けてしまった。

 

玄関を履いて、大掃除をしたこととしました。

 

大晦日は、にしんそばを食べ、そして、紅白。細川たかしさん、さすが素晴らしい、でも、おでこが怖くて正視できなかった。『津軽海峡冬景色』は、やはり、”これぞ紅白!”と思わせてくれます。またかと思いましたが『エキゾチックジャパン』も、もうその域に入ってきているのだと認定してもいいのじゃないかと思えるようになってきました。

 

薬師丸ひろこちゃんの音楽も、映像も、綺麗だった~ 『Wの悲劇』は、むかしむかし映画の試写会に行った思い出があります。一番前の席だったので、舞台挨拶されたひろこちゃんの足がドアップでした。黒いタイツに白い糸くずがついていたという、余計なことだけが記憶に残っています。他のことは覚えていないのに、、、せっかくの幻想的な紅白パフォーマンスだったのに、糸くずを思い出すって、、、記憶の選別の基準を自分の脳に問いただしたい。

 

初日の出、家の東向きの窓から拝みました。前方のフェンスに立つジョギング帰りのカップルも、家の前の道路に座りこんでわいわい賑やかな中学生7人も、いっしょに、こぼれ落ちんばかりの黄金の光を抱えた見事な初日の出を見ていました。

 

太陽はいつも同じ辺りからのぼってくるのに、お月様は日毎にいろんな場所に現れることに、かねがね疑問を抱いていた私は、ちょっと、天体について調べてみました。

 

太陽がのぼっているように見えるが、実は、地球が回っている。地球は一日に一回転しながら、一年かけて太陽のまわりを回っている。地球の自転軸は傾いているので、北極が太陽の方を向いているときが、北半球の夏となる仕組み。

 

月は、地球のまわりを回っている唯一の衛星。月が地球を約一ヶ月かけて一周する間に、月自体も一回転、自転している。そのため、いつでも、ほぼ同じ側を地球に向けていることになるので、地球上からは、月の裏側を見ることができない。

 

なるほど~ 知らなかった~、、、とは言わせないぞ!と、小学生の時の先生の声が聞こえてきそうです。きっと理科の時間に学んだに違いありませんが、50年の忘却の一途の日々は、おそるべしなのです。

 

冬になると、南側の窓から差し込む日差しが深くまで届くと、古代の人のように、太陽の位置の違いは、気づいていました。夏至の日は、太陽は一番高い空をとおるが、この日を過ぎると、太陽の通り道は、少しずつ低くなり、冬至の日は、一番低い空を通る。よって、日も短い、、、そういうことか。

 

コロナに関わらず、行動範囲が極めて狭い私。出かける頻度も、稀。アメリカにいた時も、私の車は古くなる一方なのに、走行距離は、ずっと新車並み。自称ねこですから、家でぬくぬくしているのが基本的には大好きだとはいえ、同じ場所で、いつもくすぶってるな~と思う時も。しかし、じっとしているようで、宇宙の中では、回ってるんだ! 動いているんだ、私! 宇宙の中の移動距離は、かなりのものなんだ~

 

それにしても、そうやって、悠然とまわり続けている宇宙は、なんとファンタスティック!!

 

そして、お正月は、年々簡素化されているとはいえ、母が、鉄の五寸釘を何本もいれて煮てくれた黒豆などのおせち料理と、心に染みる美味しさの白味噌のお雑煮をいただきました。占いの店がいっぱいで、ちょっとびっくりの石切りさんに初詣にゆき、7日の朝は、七草がゆ(即席七草お茶漬け)を食べました。新年になって、私をのせた地球は、すでに7回転しているのです!!