母の過去 996 | 不思議なトントン日記

不思議なトントン日記

感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

996
 
気になる喫茶店を見つけて どうして生活をされているのか
凄く気になり通うようになった僕は
行くたびに思うのです。
今日で解らなければもう考えないようにしようと
思うのですが、
帰りには行く時の数倍は気になり
また昼の定食を食べに行くのです。
仕事が休みの日でも行く事がありました。
僕がこの客数でどうして生活をしているのかと
聞けば良いのですが、流石にそんな失礼な事を
年長のマスターに聞く事は出来ません。
子供さんが僕より少し下だったと思うのですが、
子供さんが年下でも これは失礼で聞けません!
何度か通い始めると閉まっていた店舗にラーメン屋さんが
入られて喫茶店が休みの日にラーメン屋さんに
行くと ラーメン屋さんも昼を過ぎてガラガラだったので
店主が僕に話しかけられて色々と話をすると
ラーメン屋さんの店主も喫茶店の人はどうして客も
来ないのに店を開けているのかと僕と同じような事を
言われるのです。
誰でもその喫茶店を見ると同じ事を思うようです。
これが女の人が喫茶店をしているのなら
お金持ちの暇つぶしの道楽かなと思うのですが、
男の人2人でされているから気になるのでしょう。
僕がお金持ちで退屈だからと違う?と言うと
ラーメン屋の店主はそんな風には見えないけどと
言われ僕も同じようにそんな風には見えないのですが、
もしかするとラーメン屋さんが何か少しでも知っておられるかと
思い言ったのです。
でも人は見かけによらないと言いますから
昔に商売をされてお金が溜まり引退して喫茶店を暇潰しで
しているのかもと言うと お金の入る木をわざわざ切り
その木で喫茶店を建てる?とラーメン屋さんは言われるのです。
僕もその通りと思うのですが、
そうでなければ奥さんの生命保険が入ったとか?と言うと
普通は3000万円ぐらいやろ?そんな金額では
直ぐになくなると言われるのを聞きそれにも納得したのです。
もしかすると凄い金額の生命保険に加入されていて
保険金殺人事も世の中にはありますが、
そんな事をするような人には見えないのです。
ではどうして生活をしているのか?
ラーメン屋さんからの帰りにマスマス気になる僕だったのです。

   

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