離婚後の元パートナーとの関係性 | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつからの立ち直りカウンセラーの原 つよしです。

 

私は「離婚からの立ち直り」を専門としたカウンセラーとして、ブログを書いているので、当然、相談者さんは「離婚をした人」が8割~9割です。

1割~2割の人は、失恋、調停中、あるいは離婚予定の方です。

たま~に、修復をしたいという方がいますが、お断りをさせて頂いています。

 

ただ、離婚した、失恋したという人の中でも、復縁をしたいという相談もあります。

復縁にもふたつのパターンがあります。

ひとつは、復縁をしたい気持ちはあるけど、新たな道を歩むことにしたパターン。

もうひとつは、復縁をどうしても成就したいパターン。

 

後者のパターンの場合は、私は復縁の方法や復縁に導くカウンセリングのスキルも知識もないので、復縁を専門としたカウンセラーに相談されることをお勧めします。

 

ただ、まれにですが、復縁を目指していたわけではないけれど、カウンセリングで自分を見つめ直したり、受けいれたりしていく中で、復縁という結果になった人もいます。

 

また、復縁までいかなくても、お互いに父親、母親としての役割を通しての関係性を再度築くパターンもあります。

実は、私がこのパターンなのです。

 

私は、離婚後約10年、子どもとも会えず、元妻とも連絡もとらない関係でしたが、子どもと会うことができるようになってからは、子どものことに関しての相談やお互いの近況などについては、元妻と普通に連絡をとりあうことができています。

 

勿論、もう復縁とかは全く考えていませんし、正直、お互いに過去のわだかまりはあると思います。

もう絶対に会話なんてすることはないだろうと思っていたので、こういう関係性ができたことが不思議に思います。

 

どちらが変わったとかではなく、お互いに自分の人生を受け入れることができたのかもしれません。

 

私は、離婚後は反省や後悔もありました。自分が悪いのはわかっているのですが、どうしても元妻への責めの感情もありましたし、憎しみや恨みなど他者や世間など外側に目を向けていたように思います。

 

自分の内側に、向いていませんでした。

誰かのせい、世の中のせいという考え方が強かったです。

 

時間が経つにつれ、人のせい、世の中のせいという考え方から、自分を見つめ直すようにしていく考えの割合がいつの間にか多くなってきていました。

 

見つめ直すというのは、過去の自分を責めるのではなく、今後、どういう生き方をしていくかという思考に変わっていきました。

こういうプロセスがあったから、今は、普通に元妻とも話せるようになったのかもしれません。

 

すみません、今日は私自身の話になってしまいました。

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