信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

信濃十名勝「山清路」の風景

2021年01月23日 | 生坂村の風景
 23日(土)は朝から冷たい雨が降り続き、厳しい寒さの一日でした。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が降っていたので一眼レフとスマホのカメラで山清路の風景を撮影しました。



 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を水源とする犀川は、松本平、安曇平を過ぎて善光寺平へと至る間、蛇行を繰り返しながら深い峡谷を成し、生坂村にて支流の金熊川と麻績川を合流している区間が景勝の地「山清路」となっています。




 昔々、松本平・安曇平は山々から水を湛える湖であって、その湖に犀龍が住んでおり、東の高梨の池に住む白龍王との間に一人の子供をもうけました。名前を日光泉小太郎と言います。しかし、小太郎の母である犀龍は、自身の姿を恥じて湖の中に隠れてしまいました。


 筑摩郡中山の産ヶ坂で生まれ、法光寺で成人した小太郎は母の行方を捜し、尾入沢で再会を果たしました。そこで犀龍は自身が建御名方神の化身であり、子孫の繁栄を願って顕現したことを明かし、湖を平地とし人が住める里にしようと告げました。


 そして、小太郎は犀龍に乗ってここ「山清路」の巨岩を突き破り、日本海に至る川筋をつくり、松本平・安曇平を肥沃の地にしたという泉小太郎(犀龍小太郎)伝説のいわれの場所です。


 当村は、先月完成した主要地方道大町麻績インター千曲線の山清路大橋と、県道から村道に払い下げていただいた後遊歩道に整備して、金戸山百体観音などと「山清路」を満喫していただけるように取り組んでいきたいと考えています。

 今日生坂村では、中学校がアンサンブルコンテスト県大会、少年少女サッカー教室、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

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