2022年7月2日

森下、真夏の熱投。勝ちつかずも、マクブルームのサヨナラ2ランで笑って終れた


7月2日、巨人戦(マツダスタジアム)、2対0。

9回ウラ、マクブルームの2日連続の2ランで、サヨナラ勝ち。

森下暢仁に勝ちをつけてあげたかった。8回無失点。この好投に応えられない打線なんてポイズン!  いったいどういうつもりなんだ。直近では、6月30日のヤクルト戦、アンダーソンのときもそう思った。

それでも、久しぶりに勝ちがついた前回の登板、自分の投球に満足していなかった森下、勝ってもちょっと元気なかった。今日は、最後、両手つきあげて笑っていた。

7回無失点の菅野智之も好投が報われなかった。チームが勝って終るのは大きいことだと、改めて思った。


今日の森下、よかった。ストライク先行で球数少なめ、毎回奪三振。昨日、矢崎拓也・森浦大輔・栗林良吏が連投した。森下は完投するつもりで投げていたと思う。

3回には、好フィールディングで2塁に送球して併殺(2回ウラ、會澤翼併殺のお返し)。6回には、丸佳浩のピッチャーゴロに反応してキャッチ、自ら3塁の吉川尚輝をタッチする好プレー。

つづくウォーカーのレフトフライを羽月隆太郎が横っ飛びスタイルでダイビングキャッチ。カープに流れがくるフラグが立った!(はずだった)


6回ウラ、野間峻祥がヒット。よっしゃー。来た来た波が。小園海斗ファーストゴロで、野間タッチ。去る去る波が。

しかし、菊池涼介ヒットで1塁2塁。も、マクブルーム、坂倉将吾が凡退。坂倉、今日はマスクかぶらずとも、気持ちはバッテリー。ここで打ってくれたら最高なのにといつも思う。

7回、森下、三者凡退。

7回ウラ、羽月ヒット。も、盗塁失敗。こんなのばっかり。前に、前に進みません。


98球の森下、8回も続投。打順の巡り合わせもあったが、森下は菅野より長くマウンドに立った。

中田翔ヒット。好フィールディングを見せていた森下が、八百板卓丸の打球をお手玉。吉川フォアで、満塁に。

でも、今日の森下、点をとられる気がしない。この感じ、1年目のあの感じ。丸、ファーストゴロで2アウト。こわいウォーカーを空振り三振!  森下、珍しく吼えた!

森下が自ら招いたピンチでもあったけど、炎天下の122球、8回無失点。今日も森下、タフだった。これは、何としてでも森下を勝利投手に。そういう投球だった。


それなのに。8回ウラ、野間ヒット。小園エンドラン失敗で、野間アウト。こんなのばっかり。

3連投回避の黄金トリオに代わり、9回はケムナ誠が抑え、無失点。

この炎天下、延長はやぁよ。の9回ウラ、菊池涼介ヒットで、マクブルームがサヨナラ2ラン!  ホームインの瞬間は、優勝したときみたいに何度見てもいいものだ。

2軍では、秋山翔吾が初出場で先制2塁打。今日、なかなか点が取れなかったとき、秋山、早く来て!と思った。
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