上海探訪記①:斬新な無人カフェ&スマホ充電器 | あなたの知らない中国〜仰天中国

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中国と20年近く関わり続ける中国好きな筆者が、独自の視点で中国・中国人を紹介するブログ。日本と中国の身近な違いを考えることが好き。二児の父、妻は中国人。浙江省・義烏市在住。

諸用があって、上海に行ってきました。


浙江省義烏からは、高速鉄道で1時間半から2時間。便数も割とあるので、日帰りでした。


「探訪記」というほどでもないのですが、何回かに分けて気付いた点を。


まず、目に留まった新サービスの紹介です。


1つ目は、無人のコーヒー販売機。正確には、その場でコーヒーを挽いて淹れるマシン、といえばよいでしょうか。


下記にショート動画あげました




QRコードを読み取ってスマホから注文。注文完了画面をかざすと、マシンがコーヒーを作り始めます。


1-2分くらいでしょうか、取り出し口に熱いコーヒーが出てきます。


日本にも高速道路のサービスエリアなどに同じような販売機があります。その場で豆を挽いてコーヒーを淹れる販売機です。


それと違う点は、スマホで注文すること、作る工程がガラス越し丸見えなこと、ラテなどおしゃれなメニューがあること等でしょうか。


日本のは「自動販売機の発展版」ですが、中国のは、「カフェの無人版」といったイメージ。このコンセプトが新しい。


見た目もオシャレだし、場所は目抜通りのデパートの入り口。マシンのサイズは、スタッフがいてもおかしくないサイズ感です。


豆へのこだわりや味については、特に大きく書かれていなかったので、日本の販売機のように味勝負ではなく、イメージ先行なのでしょう。


金額は、一般的なカフェだと15元前後のアメリカンコーヒーが9元。買う側にとってはスタッフはいてもいなくても関係ないので(味についてはよく分かりませんが)、よい販売機に思えました。


その証拠に販売機の周りには人だかりが。まだ春節が完全にあけたわけではないので、おそらくお上りさん(私を含む)を中心にした観光客なんだろうと思います。


突然、抽象的な話に飛ぶようですが、中国って新しいものやサービスを生み出す能力が、日本に比べて秀でているとよく感じます。


新しいものを受け入れる土壌が、生み出す側にも受け入れる側にもあります。


そんな例のもうひとつは、鉄道駅で見つけた、スマホ充電器。


下記にショート動画をあげました↓



うまく言葉で表現できないのですが、すごく中国っぽいなぁと。


ここであげた2つの新商品、どちらも何らかの理由ですぐに無くなる可能性も大いにあります。それもまた中国らしさかなと思ったりします。